女子でも持ち運びやすい大容量のポータブル電源がほしい!
この記事は、こんなあなたにピッタリのキャンプアイテムを紹介しています。
家で過ごすのと同じくらい快適なキャンプ時間にするには、ポータブル電源は必須アイテムです。
でも、快適に過ごすためにはそれなりの容量が必要。その分、大きく重くなるので女性ひとりのキャンプでは持ち運びも一苦労です。
そこで今回は、容量が大きいのにコンパクトで運びやすい
【EBL ポータブル電源500】をレビューしていきます。
一言でまとめるとソロ・デュオなら十分な容量がありながらも、運びやすいコンパクトさが魅力のポータブル電源です!
EBLポータブル電源500を使ってみた感想を簡単にまとめると以下の通りです。
EBLポータブル電源500の基本スペック
サイズ | 292mm×202mm×194mm |
重さ | 約6.8㎏ |
バッテリー容量 | 140,400mAh/519Wh |
充電時間 | AC電源で約6~7時間 |
動作温度 | -10℃~40℃ |
定格出力 | 500W(瞬間最大1000W) |
出力周波数 | 60Hz |
バッテリーの種類 | 三元系リチウムイオン電池 |
保証 | 1年間 |
特筆すべきは500Whの容量がありながらも、6㎏代のコンパクトさですね。
注意点は周波数が60Hzの決め打ちなところ。
最近の家電は50/60Hz対応が多いですが、東日本にお住まいの方は家電が60Hzに対応してるか要チェックです。
容量の大きいEBL1000もあるよ~!
EBLポータブル電源500の5つの特徴
ここからはEBLのポータブル電源の主な特徴を紹介していきます。
EBLポータブル電源500の特徴
ひとつずつ詳しく見ていこう!
①他社と比べてコンパクト
EBLのポータブル電源は他社と比べても持ち運びやすい大きさ、重さです。
同じ500wH前後のポータブル電源と比較してみたのがこちらの表です。
タイトル | 重さ | 大きさ | Amazon |
---|---|---|---|
EBL 519wh | 6.8kg | 292×202×194mm | 詳細を見る |
Anker 512Wh | 7.6㎏ | 292×251×188mm | 詳細を見る |
Evopow 515Wh | 10.2㎏ | 290×225×216mm | 詳細を見る |
10kgを超えてしまうポータブル電源がある中、EBLは6㎏台とかなり軽いです。
女性ひとりのソロキャンプでもこの軽さなら車から自分のキャンプサイトに持ち運ぶのに苦労はしないですよね。
②コンパクトだけど大容量!
EBLのポータブル電源コンパクトながらも容量が大きいのが特徴。なぜなら、三元系リチウムイオン電池というものが使われているからです。
三元系のメリット・デメリットは次の通りです。
三元系リチウムイオン電池のメリット・デメリット
「三元系」の特徴はバッテリー密度が高いことにより、重量が軽くコンパクトになることです。
そのため、EBLのポータブル電源は持ち運びやすさに適しているんですよ。
コンパクトってことは分かったけど、容量519Whだとどのくらい使えるの?
ポータブル電源を買おうとすると「W」「Wh」とか見慣れない単語が多いですが、容量の数値の見方は次の通りです。
- Wh…1時間あたりの電力の仕事量
ワットアワー - W…消費電力
ワット - 定格出力…安全に出力できる最大の電力
容量519Whということは、100Wくらいの電化製品なら5時間は連続で使えるよ!ということになります。
※正確には変動率(×0.8~0.9)があるのでもう少し下がります。
EBLのポータブル電源500 の定格出力が500Wなので、次のような電化製品ならキャンプ中に使えますよ。
使える電化製品の例 | ワット数(およそ) | 使用できる時間※ |
---|---|---|
Bluetoothスピーカー | 15W | 34.6時間 |
扇風機※家庭用 | 30~40W | 12.9時間 |
電気毛布 | 55W | 9.40時間 |
ポータブル冷蔵庫 | 50~60W | 8.65時間 |
1.5合炊き炊飯器 | 200W | 2.59時間 |
ホットカーペットや電気ケトルは600Wくらい使うから、もう1個上の1000Wの方がおすすめ!
③幅広い充電規格に対応している
タイトル | 個数 | 補足 |
AC | ×2 | |
DC | ×3 | |
USB-A | ×3 | QC(クイックチャージ)3.0対応 |
USB-C | ×1 | PD(パワーデリバリー)対応 |
シガーソケット | ×1 | |
ワイヤレス充電 | ×1 |
DC出力が3か所、AC出力が2か所、ワイヤレス充電1か所、USB-Aが3か所、USB-Cが1か所の合計10台のデバイスに同時充電が可能です。
おまけに、USB-AはQuick Charge 3.0に、USB-CはPower Deliveryに対応してるのが嬉しいポイント。
例えば、QC3.0なら普通のUSB充電の約4倍も速くスマートフォンのフル充電が可能ですよ。
ササッとスマホを充電して、コットに寝転がりながら動画を観たい方におすすめだね!
④パススルー充電対応!
パススルー充電とは、ポータブル電源を充電しながら、ポータブル電源を使ってスマホなどを充電できる機能です。
例えば、キャンプ場に向かう車の中で、ポータブル電源を充電しながらスマホを充電したり、ゲームを楽しめます。
パススルーはバッテリーを劣化させる原因に。必要なとき以外は利用を控えましょう!
⑤安全性が高い
ポータブル電源は、安全機能が働かないような粗悪品だと火災事故などの原因になりかねません。
その点、1998年の設立以来、電池、充電器に特化して製品を生み出している「EBL」のポータブル電源は安全です。
EBLのポタ電が安全な理由
- BMS(バッテリーマネジメントシステム)内臓
- 安全性基準をクリアした電化製品に付けられるPSEマーク付き
- AC出力ポートには純正弦波を採用→PC充電に安心
過充電、過放電、過電流など発煙・発火の原因を制御するBMSが内蔵されているので、安全性はもちろん、バッテリーの寿命も長持ちです。
家庭用コンセントと同じ「純正弦波」を採用しているから、パソコンなど精密機器も安心して充電できます。
安いポータブル電源だと、正弦波でない場合も…。EBLならワーケーションもしっかりできますね!
ポータブル電源に義務化されている安全性を表す「PSEマーク」もしっかり取得してるよ。
EBLポータブル電源500のレビュー
いざ開封!外観はこんな感じ
取っ手付きのしっかりとした箱を開けると本体と付属品が出てきました。
付属品はこの4つ。
セット内容
- ACアダプター
- シガーソケット
- ソーラー充電ケーブル
- 取扱説明書
取り扱い説明書は英語と日本語だったから安心だよ!
前面に操作パネルがすべてそろっているタイプです。壁をうしろにピタッとくっつけて置いても大丈夫なのが良いですね。
ACポートがちょっと近いので、大きい充電アダプターだとぶつかりそうなのが気になります。
左右には熱を逃がすためのファンがついています。
サイズ感は女性でも安心のコンパクトさ
先ほど紹介したようにEBLのポータブル電源はコンパクトです。1.5Lのペットボトルが4本分くらいですね。
男性が持つとこのくらいのサイズ感。
持ち手は凸凹の滑り止めがついてるだけでなく、ゴムのようなぷにぷにした素材なので滑りにくく持ちやすいですよ。
扱いやすいフラット形状
持ち手を定位置に戻すと完全なフラット形状になります。
ポータブル電源の上にランタンや扇風機などを置いて使うことができますよ。
液晶はシンプルで見やすい
前面の真ん中に液晶パネルがついています。
USBやACの入力値・出力値などシンプルな表示で見やすいです。
夜間でも視認性を高める点灯機能もあるので安心だよ。
ファンの音はそんなに気になりません
ストレートアイロンやケトルなど、熱を必要とする家電は立ち上がり時に大きな電力を使います。
出力が大きいとポータブル電源のファンが回りますが、EBLのファンはそこまで大きな音はしませんでした。
お隣さんに迷惑をかけるような音の大きさではないので安心してください。
もちろん同じテント内だとばっちり聞こえるよ!
SOSライトも搭載
ポータブル電源の前面上部にLEDライトがついています。結構、強い明かりで周りを照らせます。
照明ボタンを2回押すと、緊急時に役立つSOSモード(点滅)もできるので災害時の頼もしい味方になりますよ。
キャンプなどアウトドアにはもちろん、災害用に、自宅でしっかり充電して使いたいね!
EBLポータブル電源500でいろいろ家電を使ってみた!
EBLのポータブル電源でどんな家電が使えるのか、キャンプで使うような家電製品でいろいろ試してみました。
- 家庭用の扇風機
- ヘアアイロン
- ケトル
扇風機を使ってみた
アイテム | 消費電力 | およその使用可能時間※ |
扇風機 | 立ち上がり:30W その後:10W | 50時間 |
家庭用の扇風機の消費電力は、およそ30~40Wと言われています。
我が家の扇風機とつなげてみましたが、立ち上がりは確かに30Wと表示されました。
その後、風力(中)だと10W前後に落ち着いていました。
10Wってことは519WhのEBLなら50時間くらい使えるのね!
ストレートアイロン
アイテム | 消費電力 | およその使用可能時間※ |
ストレートアイロン | 立ち上がり:260W その後:30W | 17時間 |
くせ毛に悩む方にとってストレートアイロンは手放せないアイテム。
EBLポータブル電源500でもストレートアイロンはばっちり可動しました。
立ち上がり時に260Wを消費、その後指定の温度までアイロンが上昇すると30Wの消費電力に落ち着きました。
そのまま10分放置したけど、残りの充電%は下がらなかったよ!
ケトル
アイテム | 消費電力 | およその使用可能時間※ |
ケトル | エラー | ー |
ガスバーナーで沸かすのもいいけど、冬のキャンプで時短をするならケトルですよね。
しかし、出力1000Wのケトルだったので、安全装置が働きエラーとなりました。
もうひとつ上のEBLポータブル電源1000なら使えたね!
EBLポータブル電源500を使って分かった良い点・悪い点
EBLポータブル電源500を使ってみて感じた「良かった」「悪かった」ポイントを紹介していきます。
使って分かった良かったポイント
良かったポイント
- ソロ・デュオなら十分な容量
- やっぱり運びやすい
- 残量が分かりやすい
このEBLのポータブル電源500を撮影した日は、夫と2人のデュオキャンプでした。
6月なのに30℃を超える暑い日で扇風機が大活躍。その他、次のようなアイテムをポータブル電源で充電、給電しました。
アイテム | 使用時間・量 |
扇風機 | 10時間 |
Switch | (10%→100%充電) |
ストレートアイロン | 10分 |
ノートPC | 充電しながら4時間 |
スマホ2台 | (10%→100%充電) |
iPad | (20%→100%充電) |
LEDランタン | (0%→100%充電) |
使い始めはフル充電でしたが、1泊2日を終えた後の残量は53%でした。
※使用環境によっても消費電力は変わるのであくまでも参考程度にして下さいね
夏のキャンプは余裕だね!
また、何よりやっぱり運びやすいのがいいですね。
我が家に重さ10㎏のポータブル電源もありますが、私は持ち上げられても運ぶのはちょっと辛い。
その点、EBLは6㎏代なのでひょいひょい運ぶことができました。
当ブログの読者さんは女性のソロキャンパーさんも多いですが、このサイズ・重さなら女性一人でも問題ないですよ。
また、EBLのポータブル電源は、バッテリー残量がしっかりと数値で表示されるのがポイントです。
残り数値が分かると、このくらいなら使えるかなって計画立てられるもんね。
使って分かった残念ポイント
残念ポイント
- 充電に時間がかかる
充電時の入力電力は150W前後を示していて、残り43%から満充電にするのに、3時間43分かかりました。
0%→100%にするにはスペック通り7時間前後かかるようです。
3.5時間で700Wh分を充電できるポータブル電源を普段使っていたので、この点はちょっと時間がかかるなと感じました。
ただ、残念ポイントはこれひとつだけの満足度の高いポータブル電源でした!
EBLポータブル電源500を徹底レビュー!ソロなら最高の時間が過ごせる!
今回は、EBLのポータブル電源500のレビューでした。
最後にレビューのまとめです。
20年以上、電池・充電器を専門に扱っている電池のパイオニアのEBLが作ったからこそ、安心感のあるポータブル電源。
500Wh超えの容量がありながらも、女子一人で持ち運べるコンパクトさが大きな魅力です。
これ1台あればソロ・デュオキャンプを快適に過ごせること間違いなし。ファミリーならワンランク上のEBLポータブル電源1000もおすすめですよ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
EBLのポータブル電源で快適なキャンプを楽しもう!