ソロ向けで持ち運びやすいけど、出力値が高いポータブル電源がほしい!
この記事は、こんなあなたにおすすめのキャンプアイテムを紹介しています。
キャンプは不便を楽しむもの!というのはちょっと昔の意見。
今ではソロキャンプでも、自宅で過ごすような快適さを求めるスタイルが増えました。
自分のテントサイトを快適な空間にするのに必要なのがポータブル電源。
でも、ソロ用のポータブル電源って出力値が低くて、あまり使い物にならない…なんて感じてる人も多いはず。
そこで今回は、600Wの出力値がありながら女性でも軽々運べる
ALLPOWERSポータブル電源R600をレビューしていきます。
この製品の良さを一言で表すと、ソロ向けの容量ながら、600Wの高出力で使えるシーンが幅広いポータブル電源です!
ALLPOWERSポータブル電源R600を使ってみた感想を簡単にまとめると以下の通りです。
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- Amazon(ブラックカラー専用):R600BLANJP
ALLPOWERSポータブル電源R600の基本スペック
品名 | ALLPOWERSポータブル電源R600 |
サイズ | 28.5×19.5×19.0cm |
重さ | 5.8kg |
バッテリー容量 | 299Wh |
動作温度 | -20℃~45℃ |
定格出力 | 600W(瞬間最大1200W) |
出力周波数 | 50/60Hz |
バッテリーの種類 | リン酸鉄リチウムイオン |
保証 | 5年間 |
ソロキャンプ向けの小型サイズながら600Wの高出力ができるのが特筆すべきポイント。
使える家電が多いとキャンプの快適度もぐっとアップしますよね。
5年保証がついてるのもうれしいね!
カラーによってスペックが違うから注意!
公式サイトやAmazonでR600の商品ページを見ると、「ブラックカラー」「パールホワイト」の2種類のカラーが表示されますが、じつはスペックがやや異なります。
ホワイトはブラックのアップデート版です。
アップデートのポイント
- 静音性がかなりアップ
- BluetoothのON/OFFがポタ電側から可能
静音性を求める場合パールホワイトを選んでね!
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ALLPOWERSポータブル電源R600の5つの特徴
開封レビューの前に、ALLPOWERS R600のおすすめポイントを5つにまとめて紹介します。
ALLPOWERSポータブル電源R600の特徴
このアイテムの何がいいのかサクッと分かりやすく紹介するよ!
①コンパクトだけど高出力
ALLPOWERSのR600の容量は299Whとソロ向けの小ささ。
この容量だと出力できるのは、最大300W程度の製品が多いです。
でもALLPOWERSは商品名通り、定格出力600Wと他社の同レベルのポータブル電源と比べて2倍の出力値があります。
600Wあると…
- ソロ向けのライスクッカーが使える
- 小型のドライヤーが使える
上記のように、消費電力が高いけど、キャンプの快適度をグッとあげる家電も持ち込めます。
電気毛布も朝まで使えるよ!
②スマホアプリで操作ができる
ALLPOWERSのR600はBluetoothでスマホを接続して、専用アプリで操作ができるのもポイント。
ポータブル電源というと電源を入れたり切ったり、モードを変えるのに本体を触って操作することがほとんど。
残量や残り時間なども液晶を直接見る必要がありますよね。
ちょっとしたことだけど動くのが面倒…。
ALLPOWERSのR600ならスマホで操作できて、今の状況が把握できるから一度イスに座ったら立ち上がりたくない人にもおすすめ。
③音がものすごく静か!
ポータブル電源を持っている人なら感じたことがあるであろう「ポタ電うるさい問題」
充電時や消費電力の高いの家電を使うと、ポータブル電源の冷却ファンが回って「ぶーん」と低い音が部屋やキャンプサイトに響きます。
回りもソロキャンパーだと迷惑にならないか気になっちゃうよね。
ALLPOWERSのR600はこのうるさい問題をバッチリ解決しています。
スペック上最大で40デシベルという小ささを実現。40デシベルとは図書館くらいの静かさをいいます。
音の大きさ | およそのめやす |
---|---|
60デシベル | 普通の会話、静かな乗用車 |
50デシベル | 静かな事務所 |
40デシベル | 昼間の静かな住宅地、図書館 |
30デシベル | 深夜の郊外、ささやき声 |
実際に充電時の音の大きさを撮影したのがこちら。
何の音もしないよね。
これなら深夜に充電したり、キャンプ場で使ったりしてもOK♪
④安全性が高い&寿命も長い
ALLPOWERSのR600は「リン酸鉄リチウムイオン電池」という安全性の高いものを使用しています。
ポータブル電源に使われる電池には上の図のように、たくさん種類がありますが、リン酸鉄系は爆発などの危険性が少なく一番安全に使えます。
さらに、リン酸鉄系は寿命が長いよ。
ポータブル電源の寿命は「サイクル」という単位で表します。
サイクルは、100%充電・100%放電1回を1サイクルと数えます。
このサイクルがALLPOWERSのR600は、なんと3500回以上もあります。
1日1回って考えると9年以上もつってことか!
ポータブル電源は買うと数万円の高い買い物。
長く使えるALLPOWERSのR600なら、ひんぱんな買い替えも不要でコスパ最高ですね。
⑤家庭用UPSとして使える
停電などにより、電力の供給に問題(停止)が発生しても、接続しているパソコンなどの機器に電力を供給し続ける機能。
ALLPOWERSのR600には、この「UPS」機能が備わっています。
電源とパソコンやサーバーなどの間にUPS機器を噛ませることで次のようなメリットがあります。
UPSがあるとこんな時に便利
- 雷などで停電しても、PCの電源が落ちないから作成途中のデータが飛ばない
- 落雷などで大量の電流が流れても家電への被害を防げる
仕事で必要なデータの作成があと少しで終わる…!というときに、停電でPCがシャットダウン。
データが消失…。
ALLPOWERSのR600があればこんなシーンを防げます。
R600があればキャンプや災害時だけでなく、UPSとしても活用できるから、使えるシーンが多く一石三鳥です♪
普通のUPSは2~3万円するし、UPSとしてしか使えない。
R600の方がお得だよね!
ALLPOWERSポータブル電源R600のレビュー
いざ開封!外観はこんな感じ
段ボールを開けると発泡スチロールと緩衝材で丁寧に梱包された本体と付属品が出てきました。
付属品は以下の4点。
セット内容
- ACアダプター
- ソーラー充電ケーブル
- 取扱説明書
- ケーブル類の収納袋
ホワイトカラーが美しい本体ですが、ACケーブルも同じ色にしていて、メーカーのこだわりが感じられます。
こまごまとしていて無くしやすいケーブルをしまっておける収納袋がついているのはうれしい気遣い。
物を無くしやすいズボラさんでも安心ですね。
取り扱い説明書も日本語で丁寧に書かれているので問題なし。
車で充電するためのシガーソケットのケーブルは付属してないから、別途用意が必要だよ!
本体は前面に操作パネルがすべてそろっているタイプ。
壁にピタッとくっつけて置いても大丈夫なので、サイトのレイアウトに困りません。
出力ポートは以下の8口
出力ポート | 個数 |
---|---|
AC出力(定格600W) | 2口 |
USB-C(最大100W) | 2口 |
USB-A(最大18W) | 2口 |
シガーソケット(最大120W) | 1つ |
ワイヤレス充電(最大15W) | 1つ |
AC部分にはカバーが付いているのが特徴。
キャンプのように外で使う場合、砂や雨が入ってしまう可能性が高いのでカバーがあると安心。
カバーも同じホワイトカラーでかわいい♪
前後左右は以下の画像のとおり。
左右に熱を逃すための空気孔がついていますが、ファン自体は片側だけについているようです。
本体への充電ソケットは、右側にまとめられていて使いやすいです。
ここもカバーがついているから、見た目の良さに工夫がみられるね!
液晶は見やすい&分かりやすい
液晶パネルの視認性は非常に高く、晴れ間の屋外でも見やすいです。
もちろん液晶自体が点灯しているので、夜でもばっちり残量などを確認できます。
以下の2点も液晶が見やすいと感じた大切なポイント。
- 残量が1%単位で表示される
- 残量が円グラフで読み取れる
残量が1%単位で表示されると、どのくらい使えるか計画できるから、気持ちに余裕が持てるよね。
ライトも搭載
前面の右上にライトがついています。
ボタンを押すたびに、弱→強→SOS(点滅)モードに切り替わります。
真っ暗な夜でも点灯させれば迷いなく操作できるね。
ソロ向けだからサイズ感はコンパクト
容量が299Whとソロ向けなのもあり、本体はコンパクト。
男性が持つとこのくらいのサイズ感。
重さも5kg台なので女性であっても持ち運びやすいです。
持ち手には凸凹した滑り止めがついてるので、滑って落としてしまうということもありません。
天板はフラットなので物を置きやすい
本体の上部は完全なフラット形状になります。
ポータブル電源の上にランタンなど小物を置けるも地味に便利です。
荷物の多いキャンプはスペースをうまく使いたいよね
ソーラーパネルも使える
R600はソーラーパネルでの入電ももちろん可能。
最大220Wまで入力できるので、出力量の多いソーラーパネルならたくさん使っても安心です。
ALLPOWERSのソーラーパネルは9種類ほどありますが、ソロキャンプにおすすめなのが「ソーラーパネルAP100」です。
品名 | ソーラーパネルAP100 |
ピーク電力 | 100W±5% |
変換率 | 19%-22% |
サイズ | 1220x650x10mm |
収納サイズ | 510x650x30mm |
重さ | 3.6kg |
パネルの裏側の脚を立てるだけだから設置も簡単。
R600に付属しているソーラー用ケーブルとAP100をつなげるだけですぐに入電が始まります。
重さ3.6㎏で女性でも一人で持ち運びに困りませんよ。
IP65の防水・防塵付きだから急な雨でも安心
ALLPOWERSポータブル電源R600を使って分かった良い点・悪い点
ALLPOWERSポータブル電源R600を使ってみて感じた「良かった」「悪かった」ポイントを紹介していきます。
実際に使って感じた良い点、悪い点を正直に書いていくよ!
使って分かった良かったポイント
良かったポイント
- ソロキャンプにちょうど良い容量
- 充電時間が短い
- ホワイトカラーがサイトに映える
実力はどんなものかと、ALLPOWERSのR600と共にキャンプで1泊してみました!
12月上旬のキャンプで夕方からの冷え込みが厳しい日でした…。
この日は主に次のようなアイテムをポータブル電源で充電、給電しましたよ。
アイテム | 使用時間・量 |
電気毛布 | 8時間 |
ストレートアイロン | 10分 |
ノートPC | 3時間 |
スマホ1台 | (10%→100%充電) |
LEDランタン | (0%→100%充電) |
フル充電の状態で持っていきましたが、1泊2日を終えた後の残量は7%でした。
残量はギリギリでしたが、残量を気にせず使ってみた結果なので、ソロキャンプならこれで十分だなという感想です。
ちなみに一番電気を消費したのは電気毛布。
出力は約25Wで、日が暮れてから寝入るまで8時間くらい使っていました。
夜は氷点下1度だったから電気毛布持っていって良かった~!
冬のソロキャンプの強い味方になるね!
また、充電にかかる時間がかなり短いのには驚きました。
自宅のコンセントにつないだ時の入力W数は約310Wとかなり高め。
299Whのポータブル電源なので、単純計算で1時間でフル充電です。
キャンプ当日に充電し忘れた!と気づいても、朝の準備中にフル充電が可能だよ!
さらに、このアイボリーのような絶妙なホワイトカラーがサイトに映えるのもポイント。
ポータブル電源というとブラック×オレンジ、ブラック×グレーみたいに重厚感のあるカラーが一般的に。
でもALLPOWERSのR600はやさしいカラーリング。
ベージュ系でギアをそろえてる方におすすめ!
使って分かった残念ポイント
残念ポイント
- ボタンを押す音が大きい
本体のボタンを押すと「ピッ!」と大きな音がするのがやや耳ざわり。
結構大きな音なので、ソロ用サイトなど静かな場所では気になりそうです。
※スマホのアプリを使って操作しても、音が鳴ります。
でも、残念ポイントはこれだけ!一人で使う分にはちょうど良くて、かわいいポータブル電源でした♪
ALLPOWERSポータブル電源R600はソロキャンプの頼もしい相棒!
今回は、ALLPOWERSのポータブル電源R600のレビューでした。
最後にレビューのまとめです。
コンパクトでかわいらしい見た目ながら、600Wの高出力で使える家電が多いポータブル電源。
充電時や使用時のファンの音もかなり静かなので、夜中の使用も気になりません。
一人で使う分にはちょうどよい容量なので、ソロキャンプに持っていけば大活躍すること間違いなしです!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
かわいい見た目に反して頼れるポタ電でしたよ!
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