こんにちは、ソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
ホヤ越しに揺れる炎を見ているだけで心が洗われる、そんな癒しが魅力なオイルランタン。初心者からベテランの方まで、キャンプ好きなら持っている人も多いのではないでしょうか。
このオイルランタンにとあるアイテムを1つ追加するだけで、調理ツールに早変わりするのを知っていますか?
そのアイテムは、Definitely Camping Toolsのランタンウォーマー「WAMP」です。
WAMPをランタンの上にカポッとはめるだけでコーヒーを保温したり、缶詰を温めたり、簡単な調理が可能に。
オイルランタンに癒されながら、温かいご飯も食べられて一石二鳥の便利アイテムです。
この記事ではランタンウォーマー「WAMP」の魅力を詳しく解説していきます。
揺れる炎を見ながらホカホカキャンプ飯を手軽に楽しめるキャンプギア。この記事を読めば、きっとあなたもWAMPが欲しくなるよ!
「WAMP」とは?オイルランタンを上手に使った保温調理ツール
「WAMP」はオイルランタンに取り付けて使うランタンウォーマーです。
立ち昇るランタンの炎の熱をうまく利用して、缶詰を温めたり、チーズフォンデュを作ったり簡単なキャンプ飯を楽しめます。
【WAMPのスペック】
- カラー:ブラック・シルバー・イエロー(2022限定色)
- 取り付け可能ランタン:デイツ78 /フュアハンド276 /キャプテンスタッグ(中) /カメヤマランタン
- 価格:8,800円(税込)
※別売りのアダプターを付けるとキャプテンスタッグ(小)カメヤマランタン(ミニ)にも使えます。
WAMPのメーカー「DCT」はどんな会社?
WAMPを作っているのは、愛知県春日井市にある町工場から生まれたDCT(Definitely Camping Tools)です。ロケット・航空機の部品など超精密加工を得意とする工場が生み出す、一生使える高品質なキャンプギアが魅力のガレージブランド。
1/1000mmの世界で活躍する企業の技術がふんだんに使われた、ソロ用鉄板や焚火で使えるかっこいいアイテムなどを作成しています。
WAMPの価格が8,800円と少し高いけど、宇宙を相手にする技術が使わているからこその価格なら納得だよね!
WAMPの使い方|オイルランタンに被せるだけ!
WAMPは、オイルランタンの上にカポッとかぶせて使うだけの簡単仕様。
私が使っている「フュアハンド276」にピッタリとはまります。
他にも「デイツ78」「カメヤマランタン」「キャプテンスタッグ(中)」にも使える互換性があるアイテムです。
別売りのアダプターを使えばさらにWAMPが適合するランタンが増えるので要チェック。
他社のランタンウォーマーと比較して、使えるランタンが多いのは嬉しいポイントですよね。
WAMPの上にシェラカップや缶詰などを置き、ランタンの熱を使ってスープなどを温めます。
一般的なサイズのシェラカップ(底のサイズ約8㎝)であれば、そのままWAMPの上に乗せることができます。
なお、缶詰は若干直径が小さいため、別途バーナーパットがあると安心です。
熱も均一に広がるので、缶詰全体を効率よく温めることができます。
「バーナーパッドじゃちょっとダサいかも…」という方に向けて、純正のかっこいいプレートがあります。
精密機器を扱うDCTだからこそできる、気持ち良くピタっとはまるアタッチメントを使えばインスタ映え間違いなしです。
見れば1つ欲しくなるランタンウォーマー「WAMP」の魅力とは?
実際に手に取ってみるとわかるWAMPの魅力は次の3つ!
- つくりが繊細で所有欲が満たされる
- コンパクトで持ち運びに便利
- 五徳としても使える!
魅力①つくりが繊細で所有欲が満たされる
昨今のキャンプギアは中国製品が多く、物としては便利でありながらも、そのつくりの質は必ずしも良いとは言い切れません。
対して、モノづくり大国である日本メーカー、とりわけ数ミクロンの誤差も許されない世界で戦っているDCTのつくるこのWAMPは驚くほど高品質。
届いたものをすぐに触って確かめましたがバリは一切なく、ガタツキ・潰れなど寸分の狂いも感じられない、ずっと触れていたいなめらかな触り心地です。
メイドインジャパンだからこそできるクオリティ。1つ持っているだけでワンランク上のキャンプが楽しめます。
そこまでクオリティが高いと、他のDCTのキャンプギアも気になるね!
他のギアはDCTの公式サイトをチェック!
魅力②コンパクトで持ち運びに便利
WAMPは手のひらサイズでコンビニのおにぎり1個分程度の重さしかありません。ザックの隅にひょいっと入れて持って行くことができるコンパクトなキャンプギアです。
また、WAMPにあいている穴にカラビナを通すこともできるので、ザックに引っ掛けて手軽に持って行くこともできます。
WAMPには専用の収納ケースも付いてくるので、ランタンで使うマッチやガストーチ、替え芯なども一緒に入れてデッドスペースをうまく活用することもできますよ。
魅力③五徳としても使える!
WAMPは、ランタンに被せて使うだけでなく、固形燃料の五徳としても使えます。
固形燃料で熱した熱々のコーヒーをオイルランタンで保温しながら、まったり楽しむ使い方がおすすめです!
かっこよくて造りも丁寧、コンパクトで色々使えるいいとこ尽くしのキャンプギアだね!
ランタンウォーマーWAMPの実力は?どこまで保温できる?
ランタンに火を灯し、炎の熱でコーヒーを保温したり、簡単なキャンプ飯が楽しめるアイテムですが、その実力はどの程度なのか、次の3点についてチェックしてみました!
- 水は何度まで温められるのか?
- 沸かしたお湯は何度でキープできる?
- チーズフォンデュはできるのか?
水はどこまで温められる?
ランタンから立ち上る熱は200℃~300℃前半と言われています。
※DCTの調査による
ランタンの熱だけで、どの程度まで温度が上がるのか気になりますよね。そこで、WAMPの上に水道水を入れたシェラカップを置いて検証してみました。
水道水の温度は25.2℃(外気温20.7℃)でスタート。
3分後:42℃
8分後:50℃
15分後:55℃
20分後:61℃
自動販売機のコーヒーの温度は52~55℃です。沸騰はせずとも、丁度よい温度のコーヒーを入れる温度になりました。
とは言っても、一から温めるにはちょっと時間がかかってしまいましたね。
沸かしたお湯は何度をキープできる?
次に、ケトルで沸かしたお湯を入れたシェラカップをWAMPの上に置いて検証です。
どのくらいの温度をキープできるのでしょうか。
5分経過
10分経過
その後も65℃前後をキープしていました。
一度バーナーで沸かしたコーヒーなどを保温する方が適した使い方だと分かりましたね!
料理を作るんじゃなくて保温料理がメインだね
保温料理の代表格!チーズフォンデュは楽しめる?
キャンプと言ったらおいしいキャンプご飯が無いと始まりません。キャンプ料理の代表格でもあるチーズフォンデュをWAMPで楽しめるのか、実際に試してみました。
シェラカップにとろけるチーズと牛乳を入れてランタンの火にかけてみると、5分くらいでジュージューと音が…。
ランタンの熱でだんだんとチーズが溶けてきて、ふんわりと美味しそうな匂いが香ります。
さらに1分後、フォークでクルクルかき混ぜたらチーズが良い感じに溶けました!
そのあともWAMPの上に置いておけば、チーズが溶けたまま保温されるのでホカホカのチーズフォンデュを楽しめましたよ!
焚き火で暖を取り、ランタンに癒されながら、ホカホカご飯を食べるキャンプ!よだれが止まらないね!
デイツ78・フュアハンド276のカスタマイズアイテムもかっこいい!
同じくDCTから出ている「TANK CAP」も紹介します。
TANK CAPは次のオイルランタンに使える燃料タンクのフタです。
- フュアーハンドランタン276
- デイツ78
デイツもフュアーハンドランタンも人気なので他の人とかぶりやすいのが欠点。
そこで、タンクキャップをちょっと変えて、他の人と差別化して楽しみます。
TANK CAPにはステンレスと真鍮製の2つがあります。どちらを選ぶかは好みの世界ですが、材質の特徴は把握しておくと安心です。
- ステンレス…水に強く錆びつきにくい
- 真鍮…水に弱く錆びつきやすい。磨くと復活する
持ってみるとかなりずっしりした重みがあります。男心をくすぐる本格的なカスタムパーツです。
TANK CAPの裏側を見てみると、黒のゴムパッキンが付いています。
オリジナルのフタは紙パッキンなので、TANK CAPのほうがオイル漏れの心配が減りますね。
【まとめ】ランタンウォーマー「WAMP」の魅力とは?
本記事では、超精密機器を相手にしている町工場DCTが生み出した、WAMPとオイルランタンのカスタムパーツTANK CAPを紹介しました。
ランタンの炎を見ながら温かいキャンプ飯が楽しめるWAMP。焚き火、オイルランタンの優しい灯り、そして温かいコーヒーの3点セットが揃うだけでキャンプ好きにはよだれが止まりませんよね。
TANK CAPで周りと差別化したオイルランタンで、WAMPを使ったホカホカキャンプ飯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくれてありがとうございました!素敵なソロキャンプを楽しんでね!