こんにちは、ソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
キャンプ場に着いてから、一番時間がかかるのがテントの組み立てだと思います。テントの組み立てがもうちょっと楽だといいなぁ…って思うとき、ありませんか?
さっさと準備を終わらせて、ビールを飲みたい!
そんなときにおすすめなのが、「ワンタッチテント」です。
私が一番最初に買ったのも「DOD」の「ライダーズバイクインテント」というワンタッチテント。使い続けて3年が経ちました!今でもすごく気に入ってるテントです。
ソロキャンプをこれから始める初心者さんにはもちろんおすすめ。
テントの組み立てに慣れているベテランさんにもおすすめ。
組み立てが早いだけじゃない!居心地最高なソロキャンプ用テントを徹底レビューしていきます!
ライダーズバイクインテントはどんなテント?
「ライダーズバイクインテント」とは、「DOD」というアウトドアメーカーから出ている、バイク乗り向けのテントです。
特徴は、傘を開くように引っ張るだけで、簡単に立てることができる「ワンタッチシステム」を搭載していること。
さらに「バイクをテントの中に入れられる」くらいに前室が広いのが最大の特徴。
「愛車と寝泊まりができる!」と、ライダーならよだれが止まらないテントなのです。
ライダーズバイクインテントのスペック
価格(税込) | 34,580円 |
組み立てサイズ | W215×D260×H140cm |
収納サイズ | 直径23×長さ61.5cm |
重さ | 5.5kg |
耐水圧 | アウターテント:3000mm グランピング:500mm |
収容人数 | 2名 |
見た目は、かまぼこを分厚く切ったような形をしています。
色味は「タン」「グレー」の2色展開です。
ライダーズバイクインテントの全貌を写真付きで解説
ライダーズバイクインテントは、寝室部分とリビング部分が分かれている「2ルーム」仕様
一部をメッシュにもできる、フルクローズインナーがあって、その前にリビング空間となる広い前室があります。
うれしいことに、耐水圧5000㎜というグランドシート付き。
バックルで取り外し可能ですが、つけっぱなしでOK。
インナーテントの広さは、人が一人寝る分には広々としています。寝床の横に荷物を置いても問題ないくらいの広さです。
ただ、二人で寝るのは少し無理があるかな、、あくまで一人用のテントですね。
インナーテントから見た風景はこんな感じです。
前室の広さが伝わるでしょうか。
布地をくるくると右側に巻きつけ、インナーの入口はフルメッシュに切り替えもできます。
また、ライダーズバイクインテントは、ダブルウォール仕様。
土砂降りの雨の日でも、インナーテントに雨漏りすることはありません。
外側と結構隙間があるので、結露で濡れることもなし。
さらに耐水性能をあげるために、頂上にはトップシートを取り付けることもできます。
いたるところにガイロープがくるくると結ばれています。
ワンタッチテントは自立型なので、ばさっと広げてしまえば、ペグを打ち込まずとも利用できます。
でも、風が強い日などはこのガイロープたちが生きてきますね。
私はほとんど使ったことないんですけどね!
ライダーズバイクインテントの良いところ3点
初心者のころから使い続けていて、3年目の今も愛用しているこのテント。
いまだにソロキャンプで活躍している理由をお伝えします。
- 前室が広いのでタープは不要
- 組み立て時間はたったの3分
- 住み心地UPの工夫がたくさん
良いところ①前室が広い、タープはいらない
前室(リビング空間)がめちゃめちゃ広い!
私がライダーズバイクインテントを使い続ける一番の理由だと思います。
テーブル、椅子、脇にクーラーボックスや荷物を置いても問題なし。
ソロ用テントでここまで前室が広い、テントは中々ありません。
キャノピーを上げることでさらにリビング空間を広げることもできますよ。
タープを持っていく必要性を全く感じません。
前室の奥行きは約120cm。
100円均一に売られてるレジャーシートは120×60cmが多いので、ピッタリです。
前室の中の高さは約140cm。
175cmの男性でも、いすに座っていて、天井に頭が当たらない高さです。
良いところ②組み立てがとにかくカンタン
ツーリングで体が疲れていても大丈夫!
ライダーズバイクインテントに採用されている「ワンタッチシステム」のおかげで、テントの組み立てが3分で完成します。
はじめてのときでも15分でテントが組み立てられました。
この組み立ての速さは、きっとあなたが想像している以上にキャンプ時間が快適にしてくれます。
到着したらすぐにでもビールが飲みたい!
さっさと設営を終わらせて、焚火をしたい!
テントの組み立てが簡単だからこそ、こんなキャンパーの希望を叶えてくれます。
組み立て方法
袋から取り出して、写真のように脚を四方に広げて、正方形の状態にします。
この時、真ん中部分を垂直に立てておくとやりやすいです。
中央部分の根元に、わっか状になっているロープがあります。
わっかの部分を手に持ち、ぐいんと引っ張ります。
初めて組み立てるときは、このロープを引っ張る作業にとまどう女性もいると思います。
とにかく、ぐい~~~んとあきらめずに引っ張ると、傘を開いたときみたいにバサッとテントが広がります。
ちなみに私の身長は159㎝。
平均身長程度あれば、組み立ては難なくできます。
テントが広がったら、前方のポールをカチッとロックがかかるまでスライドします。
良いところ③居住性を高める工夫がたくさん
発売開始の2016年から6年が経った今でも人気なのは、考えられた住み心地の良さがあるからです。
使っていて、「やっぱりこのテントいいわ~」と思う点は次の5つ。
- 前方とサイドの出入り口が2つ
- ランタンフックは中と外に2つ
- 大きなメッシュ窓が2つ
- インナーテントはフルクローズ、フルメッシュが可能
- 便利なインナーポケット付き
前方とサイドの出入り口が2つ
前からも横からも出入りができるように、サイドも大きく開けることができます。
サイトの形によっては、こっちから出入りした方が過ごしやすい!ということはよくあります。
そのとき、その場面によって通りやすい方を使えるのが便利です。
さらに、サイドを空けることで景色も広がるので、開放感を味わえます。
ランタンフックは中と外に2つ
ランタンフックは、前室、インナーテント内に1つずつついています。
ソロ用テントだと、ランタンフックがついてない。
もしくは、1つしか付いてないというものが多いです。
リビングと寝室部分の両方にランタンフックがついてると、ランタンの付け替えが不要なので楽ちんです。
大きなメッシュ窓が2つ
なかなか大開口なので、風の通り道ができて、心地よいです
個人的には、家っぽくて、この見た目が好きです。
インナーテントはフルクローズ、フルメッシュが可能
インナーテントの入り口は全面フルメッシュにできるので、夏などは風通しもできて◎。
使わないときは、チャックを閉めてフルクローズもOK。
寝るときはたとえ夏でも、フルクローズしたいという女性も多いはず。
外から見えるのってなんだか怖いですからね。
便利なインナーポケット付き
インナーテントの天井に小物入れがあります。
車のキーや盗まれたら困るお財布などしまっています。
ライダーズバイクインテントの3つの残念ポイント
ライダーズバイクインテントを使っていて、「う~ん、ここはどうにかしてほしい!」と思ったことを3つご紹介!
とっても気に入ってるテントですが、使い方、運び方に注意が必要です。
- 収納サイズが大きい
- 干すのが大変!!
- ペグは買い替えが必要
残念ポイント①収納サイズが大きい
公式では「バイクでも持ち運べるよ!」とコンパクトさが謡われています。
しかし、実物を見たらだれもが驚くくらい大きいです。
ツーリングキャンプ用のバッグに入れると、スペースの2/3が埋まります。
女子ソロキャンプで人気なテンマクデザインの「パンダテント」を入れた場合が左側。
大きさの違いがわかるでしょうか。
車なら問題なし!でもバイクの場合は、持って行くのに少し工夫が必要ですね。
バイクで行く場合は、積載の工夫と道具の選別が必要だね
残念ポイント②干すのが大変!!
キャンプ場でテントを乾かしきれずに、家で干すということがありますよね。
雨キャンプや冬の寒さで結露したときなど、よくあるシチュエーションです。
普通のテントなら、ただの布になるので、家の物干しにかけるだけでOK。
しかし、ワンタッチテントの場合、骨組みがくっついているので、テントを組み立てて干すしか方法がありません。
- 広い庭がないと干せない。
- 広いベランダがないと干せない。
アパート住まいの人はどうやって干すの…?
以前、私はベランダが狭い、アパート住まいでした。
ある日、どしゃぶりの雨にあい、濡れたテントをとりあえずしまい、急いで帰宅。
干す場所がなくて、仕方なくリビングで暖房をガンガンにつけて乾かしました。
床はびしょびしょ、土とか草とか落ちて大変でした…
干す場所がない方は、雨の日に使うのはやめておきましょう。
残念ポイント③ペグは買い替えが必要
ありがたいことにペグが標準で付属しています。
ただし、長さが17センチと若干短め。
風が強い時には不安が残ります。
また、ペグを抜くときに使うパラコード(紐)がついていないので、自分で買って取り付ける必要もあります。
最低でも20㎝以上の長さ、ペグハンマーで簡単に抜ける、引っ掛かりがあるペグを用意した方がいいです。
オススメペグは「チタンペグ」
そこでおススメしたいのが、20㎝以上の長さのチタン製のペグ
チタンとは、①軽い②強い③錆びないの3つが揃った優秀な金属。
チタン製ペグとにかく軽いです。
鍛造ペグとチタンペグの重さを計ったのがこちら。
※鍛造ペグ:強くて頑丈なペグ。チタンも同じくらいの頑丈さがあります
- チタンペグ:67g/1本
- 鍛造ペグ:173g/1本
1本あたり100g以上の差があるので、10本で1kgも差が出てしまいます。
わたしのおすすめのチタンペグはこちら!
そもそも、ライダーズバイクインテントは、風が強くなければ、ペグは不要。
保険として、まずは6本、購入をおすすめします。
6本あれば、テント四隅と、テントの中間地点を固定できるから安心です。
ライダーズバイクインテントはこんな人におすすめ!
3年使ってきた私が思う、ライダーズバイクインテントがピッタリな方はこんな方です。
- 初心者キャンパーの方
- たまには「無理しないキャンプ」がしたい方
- 設営をササっと終わらせたい方
初心者キャンパーの方
なんといっても、「ライダーズバイクインテント」は、これからソロキャンプを始める方におすすめ。
ぐい~んと引っ張って、ポン!とテントが立ち上がる簡単さ。
私は、はじめのころ、以下のような必要なキャンプ知識がありませんでした。
- 「もやい結び」などロープの結び方
- ロープでポールが立つ仕組み
- 自在金具の使い方
- ペグの打つ方向
それでもソロキャンプができたのは、手軽に立てられるワンタッチテントだったからです。
一人でテントを立てるのに不安がある方におすすめしたいですね。
たまには「無理しないキャンプ」がしたい方
キャンプはしたい!
でも仕事の疲れがたまってる!でもキャンプはしたい!
そんなジレンマに陥るときってありませんか?
キャンプって設営にそこそこ体力を使います。
普段は2,30分かかるテントが5分で立ち上がったら楽ですよね。
疲れてる時だけじゃなくて、なんか「今日はお気楽キャンプがしたいな~」って思うときにもぴったり!
ワンタッチテントで、到着5分後からビールをプシュッとあけて飲めるのってすごく幸せですよ!
設営を楽して終わらせたい方
ワンタッチテントはとにかく立てるのが簡単。
夏の厳しい日差しの中、汗だらだらでテントやタープを立てるのって本当に大変ですよね。
ライダーズバイクインテントなら、5分~10分くらいですべての設営が終わります。周りの方々が一生懸命設営している中、お先にビールを開けるのはちょっとした優越感も味わえますよ。
【まとめ】ライダーズバイクインテントでソロキャンプデビュー!
今回は、私が一番最初に買った「DOD」の「ライダーズバイクインテント」のご紹介でした。
- 前室が広いのでタープは不要
- 組み立て時間はたったの1分
- 住み心地UPの工夫がたくさん
とにかく設営が楽!というのはもちろん、使っていて、住み心地がいいのが特徴。
これから先も、テントが壊れるまで私は愛用したいと思っています。
初心者キャンパーさんはもちろん、ベテランだけどたまには楽チンキャンプがしたい方にもおすすめです。
この記事が「ライダーズバイクインテント」の購入時の参考になれば幸いです!
初心者のわたしでも、このテントなら楽にキャンプができそう!
ライダーズバイクインテントでソロキャンプに行こう!!