
気になってたんだけど、あの大量の荷物をバイクでどうやって持って行ってるの?



ツーリングキャンプ用の大きなバッグとかに乗せてるんだよ!
バイクでソロキャンプをしてみよう!と思ってる方が、最初に疑問に思うのは、「荷物をどうやって持っていくのか?」
ではないでしょうか。
車ならトランクにポイっとまとめて入れることができます。
でも、バイクは走るためのものであり、荷物を運ぶために作られていません。
ノーマルの状態では何も乗せることができませんよね。
ソロキャンプはすべてバイクで行く私が、荷物をどうやって乗せているのか?をご紹介したいと思います。
キャンプに行くときの私のバイクはこんな感じです。


- キャンプ道具をバイクに乗せるのに必要なモノとは?
- ツーリングキャンプの積載はテントが肝!おすすめのテントはこれ!
乗っているバイクはレブル250!
私が乗っているバイクはHONDAの「レブル250」です。


レブル250のスペック
重量:170㎏
シート:高690㎜
見た目は大型に間違えられるくらいに大きいのですが、排気量250ccの小さめのバイクです。
重さも170kgと普通二輪の中では軽め。
シート高は69㎝なので足つきもすごくいいです。
凸凹で砂利が多いキャンプ場など、何度もずるっ!と滑ったことがありますが、脚付きの良さのおかげで、立ちごけをしたことはありません。
持っていく道具はこちら




①マット②チェア③テーブル④シュラフ⑤コット
⑥ペグハンマーとペグ⑦ タープ⑧テント⑨グランドシート
⑩テント用ポール⑪タープ用ポール⑫焚き火台
①ガスバーナー②ホットサンドメーカー③まな板
④ウォーターバッグ⑤調味料入れ⑥ガス缶
⑦クッカー⑧鍋敷き⑨ナイフ⑩ランタン⑪サブランタン
⑫ヘッドライト⑬薪用ナイフ⑭耐火グローブ
⑮ポケットストーブの燃料⑯ポケットストーブ
⑰バーナーパッド⑱ガスライター⑲着火剤⑳虫よけスプレー㉑ポイズンリムーバー㉒かゆみ止め
㉓食器洗いセット㉔ウェットティッシュ
快適なキャンプがしたいがために、持っていく道具が多いです。
総重量はざっくり20㎏近くあります。


道具の詳細はこちらで紹介!
ソロキャン2年目女子の愛用品を大公開!~メイン道具編~
ソロキャン2年目女子の愛用品を大公開!~小物編~
バイクにキャンプ道具を乗せるために買ったもの
バイクは車と違って、荷物を乗せるために入れ物や固定する道具が必要です。
私の場合、以下の5点を使ってキャンプ道具を乗せています。
- タナックス キャンピングシートバッグ2 :15,300円
- タナックス ツーリングネットモトフィズ :2,109円
- タナックス プレートフック3 :1,764円
- サイドバッグ DEGNER SB-24 :46,200円
- DOD ソフトくらこ(10) :4,852円
※価格は2022年1月8日時点のAmazon参考
これら5つの合計金額は、70,225円でした。
本革製のサイドバッグを選んだので、かなり高くなってしまいました。
本革は水に弱いので、防水性能があるバッグの方がおすすめです。
積載術①タナックス「キャンピングシートバッグ2」 すべてはこのバッグから始まる


私のキャンプ道具のほとんどは、このキャンピングシートバッグ2に入れて持って行っています。
このバッグのおかげでソロキャンプに踏み切れたと言っても過言ではありません。
通常時の容量は59L。
両端のファスナーを開けて拡張することで、75Lまで広がる大容量なバッグです。
両サイドのサブバッグも容量があるので、キャンプの細々したものが入れられます。
「あの小物はどこ閉まったっけ?」というのがありません。




マットなどの長物を括り付けるベルトやちょっとした薄いものを挟むことができるゴム紐などがついています。
バイクでキャンプをするために工夫が施されていて、ロングヒット商品なのもうなずけます。


シートバッグはどうやってバイクに乗せるの?



こんな大きなバッグをどうやってバイクに乗せるの?
私の場合は、バイクのリアシートの上に乗せています。


キャンピングシートバッグをバイクに固定するためのベルトがバッグから4本出ています。
このベルトをバイクに結んで、バランスに気を付けながら、シート上にバッグを固定しています。



別途リアキャリア用意して、その上に乗せるとさらに安定するよ!
積載術 ②タナックス「ツーリングネットモトフィズ」 ネットでさらに積載容量を増やす


①のシートバッグだけでも結構な量を持っていけますが、入りきらない場合はこのネットを使います。
使い方とはシートバッグの上に荷物を乗せて、網をかぶせる。
そして、付属のフックをバイクやバッグに引っかけて固定するだけ。
タナックスのシートバッグにはフックをかけるための「Dカン」がたくさん付いています。
そのDカンにフックをかければOK。
ただし、積載の位置が高く、不安定になりがちなので、重いものを乗せるのは厳禁!
保冷バッグやちょっとした羽織物やタオルなど軽めのものを乗せるようにしています。



シートバッグの上で使う場合は、一番大きい3Lサイズがおすすめだよ!
積載術 ③タナックス「プレートフック3」 引っ掛けポイントの増設
フックなどを引っ掛ける場所がないバイクも多いです。
私のレブルも例外ではなく、ノーマル状態では、シートバッグを固定する引っ掛け部分が足りませんでした。
引っ掛ける場所を増設する必要があります。
タナックスのシートバッグ2と相性がいいのが、同じくタナックスから出ているプレートフック3。


バイクのナンバープレートを一旦外して、プレートフック3とナンバープレートを重ねて、再度ボルトで取り付けるだけ、という簡単仕様。
機械音痴、整備音痴の私でも難なく取り付けられることができました。


引っかけ部分はこれを使っても増やせる
他にも、引っかけポイントを増設するアイテムがあります。
バイクのカスタムパーツを扱っている「TAKEGAWA」からは、バイクのいろんな箇所のボルトにポン付けできるフックが発売されています。




レブルの場合は、リアシート横のボルトにつけることができます。
積載術 ④DEGNER SB-24 サイドバッグでダメ押しの容量アップ
ここまで紹介した方法でソロキャンプの荷物の積載はほぼ賄えます。
ただ、冬キャンプは持ち物も大きくかさばります。
キャンプ帰りにおみやげを買ったり、ゴミが持ち帰りのキャンプ場だったり、帰りの荷物が増える場合もあります。
そんなときのために、サイドバッグがあると一安心です。


私の場合、DEGNERのSB-24という本革のサイドバッグを使っています。
完全に見た目重視で購入したため、容量は小さめです。
もし、これからキャンプツーリング用にサイドバッグを買うとしたら、「DOPPELGANGER」のターポリンシングルサイドトートバッグを買います。


見た目もかっこよく、容量も17リットルとそこそこあるキャンプツーリング向きのサイドバッグです。
普通のバッグとしても使うことができ、防水機能があるところもキャンツーにはぴったりですね。
積載術 ⑤DOD ソフトくらこ(10)バイク乗りの為の保冷バッグ


最後にご紹介するのは、キャンプには欠かせないクーラーバッグです。
バイクでのキャンプでも肉や野菜などの生モノや冷たいお酒をがっつり持ち込みたいですよね。
私が使い続けているのは、ツーリングキャンパーの強い味方「DOD」から出ている「ソフト くらこ(10) 」です。
薄型のソフトクーラーバッグですが、容量は10リットル。
缶ビール3~4本、その他肉類、野菜類、調味料など女子のソロキャンプならこれ一つで十分という量です。


春や秋なら保冷力の心配はなし。
「ロゴス」から出ている強力な「氷点下シリーズ」の保冷剤を使えば、夏でも1泊まで耐えられる保冷力です。
ツーリングキャンプには欠かせない存在です。
ロゴスの氷点下シリーズはこちら
持ち込む道具のコンパクトさも重要
キャンプ道具をバイクに乗せるための準備も大切ですが、もちろん持っていくキャンプ道具もコンパクトかつ軽量であるものを厳選しなければなりません。
私の場合は最低限、タナックスのシートバッグに入ることを意識します。
タナックスのバッグの最大横幅が60㎝程度。
MAX50㎝以下のものを選ぶようにしています。
重さに関しては軽ければ軽いほどいい!
一つ一つは軽くても、集まればそこそこの重さになるのがキャンプ道具。
なるべく軽くて収納サイズが小さいものを選びましょう。
とくにテント選びが肝!!
キャンプ道具の中で一番重量・積載スペースが取られるのがテントです。
テント選びを間違えると、積載スペースが少なくなってしまい、持ち込める道具が途端に制限されます。
軽くてコンパクトなテントを選ぶのが大切です。
私の経験上、理想の重さは2~3㎏ですが、5㎏が持っていけると判断できる最終ラインです。
また、「女子ソロキャンプのテントの選び方!」でもご紹介していますが、初心者さんのテントを選ぶ基準は設営が簡単であること。
女性一人でも難なく張れるテントを選びましょう!



持っていけるテントの重さは自分のバイクと相談だね!
おすすめなのはテンマクデザイン「パンダテント」


ソロキャンプかつツーリングキャンプでおすすめなのが、「テンマクデザイン」の「パンダテント」です。
パンダテントは、女子ソロキャンプの火付け役、”こいしゆうかさん”とテンマクデザインがコラボした、ソロキャンプ向けの三角形のテントです。
四隅を固定して、ポールを立てるだけで完成する簡単さが魅力。
初めての人でも10分で立てられ、慣れてくれば5分かからないで設営できます。
さらに、テントの重さは約2㎏という軽さと収納サイズの小ささが、ツーリングキャンプにもピッタリです。


タナックスのシートバッグに入れてもまだまだ余裕がありますよね。
キャンプ道具の積載に関するQ&A



ソロキャンパーぐみコに聞いてみよう!のコーナー
【まとめ】バイクで行くキャンプの積載術!


ソロキャンプにバイクで行きたい!と思ってる方が疑問に思う、道具をどうやってバイクに乗せるのか問題。
私自身の例ですが、以下5点を準備してバイクに道具を乗せています。
- ツーリングキャンプ用のシートバッグを用意
- 荷物を固定するネットを用意
- ①と②を固定するためのフックを引っかけるポイントを増設
- ダメ押しのサイドバッグも用意
- ツーリングキャンプ用の保冷バッグを用意
バイクでキャンプに行くのはハードルが高い!と思っている方も多いと思います。
でも、私はバイクの免許を取って、3か月後にはソロキャンプデビューをしちゃいました。
ガチガチに身構えなくても、事前準備と必要な知識、何よりソロキャンプがしたいという気持ちがあれば楽しいキャンプができますよ!
今回の記事が、ソロキャンプの悩みの解決の道しるべになれば嬉しいです。
ぜひ、ソロキャンプで日ごろのストレスを癒してくださいね。



バイクのソロキャンプを楽しもう!またね!
今回紹介したアイテムはこちら





