- 冬キャンプで寝ているときに、寒さで目が覚めないようにする方法
- 冬キャンプ4年目の私がやっている底冷え対策
- 冬用シュラフの効果をより引き出す方法
こんにちは、冬のソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
キャンプと言ったら夏がオンシーズンと言われがちですが、ソロキャンプは冬がオンシーズンと言う方が多いです。
- 空気が澄んでいる
- 満点の星空がきれい
- 虫も人も少ないから静かに過ごせる
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そんな魅力的な冬キャンプですが、厳しい寒さは容赦なくあなたを襲います。
寒さで目が覚めて、シュラフの中で膝を抱えて震えながら朝を迎えたことがある方もいらっしゃいますよね。
でも、寝るときの寒さをしっかり対策すれば、春のキャンプと同じように朝までぐっすり8時間熟睡できます!
今回は、冬のソロキャンプを40泊以上楽しんでいる私が、冬でもぐっすり眠れる寝床づくりを解説していきます!
- 冬キャンプで寝るときの寒さ対策が知りたい方
- 冬キャンプに挑戦したいけど、寒さが怖くて挑戦するか迷ってる方
- 冬キャンプが好きだけど、朝までぐっすり眠れない方
冬キャンプで寝るときは底冷え対策が必須!
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冬の寒さというと気温に意識が行きがちですが、地面から上ってくる冷気 = 底冷えが強烈です。
寝袋だけでは底冷えは防御できず、足元や背中から冷気を感じて目が覚めてしまいます。
冬キャンプで眠れない原因の多くはこの底冷え。
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冬キャンプの寝床づくりは、この底冷えをブロックするのが肝だよ!
底冷えには、シートやマットなどを何層にも重ねる、レイヤリングで対策します。
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次の章で寝床のレイヤリングを詳しく見ていきましょう。
冬キャンプで寝るときの寒さ対策10か条
冬キャンプでも朝までぐっすり眠りたい私が、何度も冬の寒さに挑戦してたどり着いた10個のコツをご紹介します。
私は、バイクでキャンプ場に向かうため、ストーブなど電化製品を使うことはできません。
それでも、この10個の対策を取ることで、朝まで8時間起きることなく熟睡できていますよ!
- グランドシートは底冷え対策の必需品
- テント内にもマットやブランケットを敷く
- コットを使って地面から少しでも離れる
- マットのR値を要チェック
- 冬用シュラフは高くても質にこだわる
- 寝袋にインナーシュラフを入れる
- シュラフの中ではなるべく薄着になる
- 湯たんぽでぽかぽかに
- ネックウォーマーで顔や首を覆う
- キャンプでも枕にこだわってみる
①冬の寒さにグランドシートは必需品
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グランドシートとは、テントの下に敷くレジャーシートのようなもの。
テントの底面を守る役割のグランドシートですが、同時に地面からの冷気を少しだけ抑える役割もあります。
ただの薄いシートですが、あるとないとでは大違い。
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テントに穴が空かないようにするためにも、グランドシートは忘れずに!
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②テント内に銀マットやブランケットを敷く
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地面からの冷気をシャットアウトするために、さらにテント内にマットやブランケットを敷きましょう。
車で移動できるキャンパーさんなら、銀マットとブランケットの両方を敷くのがおすすめ。
荷物が増えてしまいますが、2枚重ねることでさらに冷気が伝わりにくくなりますよ。
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③コットを使って地面から少しでも離れる
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地面から上がってくる冷えに役立つのが「コット」です。
「コット」とは、キャンプ用の超簡易ベッドのこと。
マットを直接テント内に敷くと、体が地面に近くて底冷えを感じやすいですが、コットなら地面から体が離れるので暖かく寝られます。
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コットの上にマットを敷くことでさらに底冷え対策になるよ!
④マットのR値を要チェック
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「コットはかさばって持っていけない!」という方は、冬用のキャンプマットを持っていきましょう!
冬用マットの暖かさは「R値」を要チェック。
「R値」ってなに?
R値とは「熱抵抗値」を表す数値。
数値が高いほど冷気が伝わりにくく断熱性が高いです。
R値が高いと底冷えに強く、体温もマットの上にとどまるので体が温まります。
- R値の目安
- 秋~初冬:2.5~4(地面に霜が降るくらいまで)
冬キャンプ(朝晩が氷点下):4~(余裕が欲しいなら5以上)
R値は足し算OK!
R値は足し算することができます。
私が持っているこの二つのマット。それぞれR値2.0と3.9で単体だと真冬はちょっと辛いです。
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でも、重ねることで5.9になるので、真冬のキャンプでも底冷えが怖くありません。
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車移動の方なら、R値低めの2枚のマットを持って行き、冬用マットとして使うこともできますよ!
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R値は高ければ高いほどお値段も吊り上がっていくので、2枚重ねた方がお得だよ!
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⑤冬用シュラフは高くても質にこだわる
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冬キャンプの寝床づくりの重要アイテムは、何といってもシュラフ(寝袋)です。
でも、冬の気温に適したシュラフは値段がとにかく高いので、躊躇してしまいますよね。
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質の高いものだと5万円以上もするからね…
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そんな高いの買えないよ…
でも、冬の寒さを甘く見ると意識の低下などをきたす「低体温症」に陥り、最悪、命を落とすことも…
一度買ってしまえば、長ーく何年も使えるのがシュラフ。
冬キャンプをするなら、ぜひ冬の気温に適したシュラフを用意しましょう!
▶「初心者向け!ぐっすり眠れるシュラフの選び方」でシュラフについて詳しく解説しています
私がおすすめするシュラフは「モンベルのダウンハガー800#1」。
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レンタルサービスを利用するのもあり!
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冬キャンプはしたいけど、冬用シュラフとかマットを買うのは高いからなぁ…
こんな方にはキャンプ用品のレンタルサービスをおすすめします!
私が利用しているhinataレンタルなら冬用グッズをお得にレンタルできます!
冬用寝具のレンタルセット
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使用温度 | ~-6℃ | ~-15℃ |
レンタル価格(1泊) | 5,500円~ | 6,800円~ |
自分で買った 場合の価格 | 36,850円 | 54,850円 |
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⑥寝袋にインナーシュラフを入れる
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インナーシュラフとは、シュラフの中に入れて使ううすーい生地のシュラフ。
シュラフと重ねて使うことで保温性能をさらにパワーアップさせるアイテムです。
私が使っているのは「Nature hike」のインナーシュラフ。
びよ~んと伸びる生地なので窮屈さは全く感じません。
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体感的には3~5℃シュラフの中の温度が上がっています。
-3℃まで適用のシュラフにインナーシュラフを入れてみたところ、気温-6℃でも朝まで寝ることができました。
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本当におすすめしたい1枚だよ!
⑦シュラフの中では薄着になる
ダウンジャケットを羽織ってモコモコの状態でシュラフに入った方が良いと思われがちですが、実は逆効果。
シュラフは、体の熱をシュラフ内にとどめることで温かさを保ちます。
ダウンなどを羽織っていると、ジャケット内に熱がとどまってしまいます。
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シュラフ内が温まらないので下半身が寒いというアンバランスな状態になり、寝られません。
寝るときのおすすめの服装
タイトル | タイトル |
上下インナー | メリノウールが使われた肌着 |
トップス | フリース素材 |
ボトムス | スウェット |
靴下 | メリノウールが使われた靴下 |
トップスはフリース素材だと熱を発してシュラフ内が暖かくなるのでおすすめ。
インナーはヒートテックもOKですが、保温性能が高いメリノウール素材だと更に暖かいですよ。
⑧湯たんぽでシュラフの中をぽかぽかに
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シュラフは体の熱を中にとどめることで、温かさを維持します。
でも、外からテントに戻ったばかりだと体は冷え切っていてシュラフが温まりません。
それを解決するのが先人の知恵「湯たんぽ」。
寝る30分前に湯たんぽをシュラフの中に入れておけば、寝るころにはシュラフはぽかぽか。
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湯たんぽにはプラスチック製・金属製・ゴム製などいろいろあります。
全部使ってみましたが、結局、昔ながらの金属製湯たんぽの暖かさが一番長持ちするのでおすすめ。
「マルカ」の湯たんぽなら氷点下でも翌朝まで暖かいですよ!
バイクや徒歩の方は、こちらの小さめ湯たんぽがおすすめ!
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⑨寝るときにネックウォーマーで顔や首を覆う
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ここまでの対策で顔から下はぽかぽかになりますが、シュラフから出ている顔や首は寒いままです。
そこで使いたいのが首回り、口元まで覆えるネックウォーマー。
首には太い血管があるので、首元を温めることで血液が循環し、効率よく体が温まります。
ネックウォーマーはマフラーと違い、首元にフィットするので寝ているときも邪魔になりません。
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起きてるときも首を温めることで体がポカポカするから、冬キャンプには1枚持っていきたいね!
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⑩キャンプでも枕にこだわってみる
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マット・コットそしてシュラフで、ベッドとかけ布団はここまでの準備で完ぺき。
最後にまくらを用意してみましょう。
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キャンプに枕なんているの?
「荷物を少しでも軽くしたいから」と枕は持って行かないという方が多いと思いますが、枕にはメリットたくさん。
- 1個当たりの価格は低いのに、眠りへの効果バツグン
- コンパクトなので大して荷物も増えない
- 一度買ってしまえばその後も長~く使える
- とにもかくにもよく眠れる
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ぐっすり眠れる寝床づくりに枕は必須だよ!
おすすめのキャンプ用枕が気になる方はこちらからどうぞ▼
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【まとめ】冬キャンプでも快眠できる寝床づくり!寝るときの寒さ対策10か条
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今回は、冬のキャンプの寝床づくりをご紹介しました。
冬は静か・虫がいない・星がきれいとソロキャンパーにとっては好条件ですが、夜の寒さでちゃんと寝られなかった…なんてことはよくあります。
でも、ご紹介した10個の対策をすれば、快適な眠りが得られます。
冬のポカポカ寝床づくりの振り返り
- グランドシートは底冷え対策の必需品
- テント内にもマットやブランケットを敷く
- コットを使って地面から少しでも離れる
- マットのR値を要チェック
- 冬用シュラフは高くても質にこだわる
- 寝袋にインナーシュラフを入れる
- シュラフの中ではなるべく薄着になる
- 湯たんぽでぽかぽかに
- キャンプでも枕にこだわってみる
- ネックウォーマーで顔や首を覆う
寒さでなかなか寝付けない方に、この記事が役立つと嬉しいです。
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これで冬キャンプでもぐっすり眠れるね!
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私もポカポカ対策して冬キャンプに挑戦するぞ!
私は普段、バイクでキャンプに行きますので、ストーブなど大掛かりな電化製品は持っていけません。
電化製品なしで、冬キャンプを暖かく暖かく過ごす方法をこちらの記事で紹介しております。
気になる方は合わせてご覧ください▼
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