【ソロキャンプ初心者必見】朝まで起きないシュラフ(寝袋)の選び方!3つのポイント!

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こんにちは、ソロキャンプ大好きなぐみコ(@gumicamp)です。

これからソロキャンプを始めてみようとAmazonや楽天市場でシュラフを検索してみたら、大量に表示されてしまった。
どれを選べばいいのかさっぱりわからない。

そんな困っている方がこちらの記事にたどり着いたと思います。

シュラフ(寝袋)を選ぶ際に気にするポイントは次の3つです。

  • キャンプに行く日の最低気温に適してる?
  • シュラフの形は季節に合ったもの選べている?
  • 移動手段に合わせてシュラフの中綿を選択できている?

今回はシュラフを選ぶときに気にすべき、この3つのポイントを解説していきます。

シュラフ選びを間違えるとキャンプでしっかりとした睡眠がとれません。

ぐっすり朝まで寝られるシュラフを一緒に探していきましょう!

ぐみコ

シュラフ選びは難しいから、これを読んで不安を解消しよう!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 手っ取り早くシュラフの選び方を知りたい!という方
  • 各種シュラフのメリットデメリットを教えてほしい!という方
  • おすすめのシュラフを紹介してほしいという方
このブログの管理人
  • 女子のソロキャンプ歴4年目
  • 通算100泊以上
  • 移動手段はバイク多し
  • キャンプ道具に給料のほとんどを捧げる30代OL
ぐみコ
目次

シュラフはすべてのキャンプ道具の中で最重要

「シュラフ」とは「寝袋」のこと。寝室で例えれば、布団の役割を担当します。

シュラフは、キャンプ道具の中で最重要アイテム。

「布団なんてなんでもいいんじゃないの?」

なんて声が聞こえてきそうですが、シュラフの選び方を間違えると次のようなことが起きます。

  • シュラフの温かさが足りなくて、テントの中で膝を丸めて凍えながら朝を迎えた
  • 普段は足をまげて寝てるけど、シュラフが窮屈でそれが出来ず、なかなか寝付けなかった
  • 思ったよりシュラフの中が暑くて、寝苦しかった。

ソロキャンプは設営~片付け~撤収~帰宅まですべてがひとり。
睡眠不足によって、帰りに事故にあう可能性だってあるわけです。
自分を危険にさらすことにもなりかねません。

あなたに合った、そして環境に合ったシュラフを選びましょう。

シュラフを選ぶときの3つのポイント

シュラフを選ぶには次の3つのポイントを総合的に見て、判断する必要があります。

シュラフ選びの3つのポイント
  • シュラフの形で選ぼう!
  • 中綿の種類に気を付けよう!
  • 耐久温度(快適温度)はよく確認!

シュラフの形は季節に合わせて選ぶ

シュラフの形は、封筒型とマミー型の2種類があります。

写真保温性収納性値段圧迫感向いてる
封筒型低いかさばる安いない温かい季節
マミー型高いコンパクト高い窮屈寒い季節

封筒型の特徴

長方形なので寝袋の中にスペースがあり、足を曲げて寝られるなど、ゆったりした寝ごこちを求めている方におすすめ。

しかし、マミー型に比べると、隙間が多いため、保温性は低いです。
春から秋など寒くない季節に使用するのがおすすめ。

マミー型の特徴

足元に向けて細くなっている、ミノ虫のような形です。身体にフィットするので、高い保温性を持っています。
冬キャンプをしたい方、気温の寒い所に行いきたい方におすすめ。

ぐみコ

マミーは体にピタッとするタイトな商品が多いので、ストレッチの利く生地のシュラフが良いね!

中綿は移動手段で選ぶ

シュラフに使われている綿は2種類に分かれます。

ダウンは非常に保温性が高く、化学繊維は2倍の重量を充填しなければ高品質ダウンの保温性を達成できないといわれています。
ダウンのシュラフと化学繊維のシュラフでは、重さが格段に異なるため、移動手段によって使い分けましょう。

綿の種類 収納性 保温性 洗濯値段移動手段
化学繊維かさばる 低い 可能安い車向き
ダウンコンパクト 高い 不可高い徒歩・バイク

化学繊維

洗濯可能で濡れに強く、価格もダウンに比べてリーズナブル。

しかし、大きくてかさ張るのがネック。
移動手段が車の方には、コスパが良くおすすめ。

ダウン

化繊の約半分という軽さで、コンパクトにたためるのがメリット。
移動手段が徒歩、バイクという方におすすめ。


保温力が高く、適応できる温度の幅も広いので、寒い季節、気温が下がりやすい場所に向いています。
しかし、機能性が高い分、値段も高いのがネックです。

耐久温度は要チェック!

ほとんどのシュラフには、EUROPEAN NORM(ヨーロピアン・ノーム)という耐久温度表記が設定されており、どれくらいの気温下で使用できるかが示されています。

一般的に、女性は代謝が低く、男性に比べて寒さを感じやすいとされています。
そのため、女性は、快適温度を目安にシュラフを選ぶといいと思います。

春~秋は快適温度5℃がベスト 

寒暖の差が激しい春や秋口、関東周辺のキャンプ場では、快適温度が5℃あれば、グッスリ眠ることができます。
夏は、シュラフのジッパーを開けて掛布団とすれば問題なく利用できます。

あなたが寒がりな場合

あなたが本当に寒がりな場合、快適温度に+5余裕のあるものにしましょう。

例:天気予報の最低気温が8℃なら、快適温度3℃以下のシュラフを選ぶ。

結局、シュラフは何を選べばいいのか?

「3つの条件を総合的に見るなんて難しすぎる!」という方は、移動手段と季節の条件に合わせて、下記の種類のものを選ぶのが一番良いです。

移動手段季節かたち綿快適温度
春~秋封筒型化繊
ダウン
5℃
マミー型 化繊
ダウン
– 5℃
徒歩春~秋 封筒型
マミー型
ダウン 5℃
徒歩 マミー型 ダウン – 5℃

春、夏、秋用のおすすめシュラフ

モンベル シームレス ダウンハガー800 #3

出典:モンベル
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
33,000円∅13×26cm531gダウン4℃ / -1℃

「最初の1本は、全員これにしてください!」と断言できるくらいおすすめ。

  • 非常にコンパクト。徒歩、ツーリングキャンパーでも持ち運びOK
  • カバー温度が広く、真夏と冬以外だったらこれ1枚あればOK
  • 最大の特徴は、生地が良く伸びるストレッチ性

スーパースパイラルストレッチシステムという生地が伸びる特殊な縫い方をしています。
形がマミー型なので、本来なら窮屈なはずですが、足を曲げて寝ることが可能。

シュラフで寝るのに慣れていない方こそ、手に取ってほしいアイテムです。

イメージ画像
出典:モンベル
ぐみコ

気温10℃ までなら、スウェット1枚で暖かく眠れます。

モンベル アルパイン バロウバッグ #3

出典:モンベル
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
14,300円∅17×34cm980g化学繊維7℃ / 2℃

もう少し価格を押さえたい方向けに、同じモンベルのシュラフで中綿が化学繊維のものもあります。
収納サイズが大きくなってしまうなど、価格とトレードオフになりますが、バランスに優れたコスパバツグンのシュラフです。

Naturehike 封筒型シュラフ(ダウン)

出典:naturehike
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
12,800円 ∅12×26cm 570 gダウン5℃ / 不明

1万円という値段ながら、非常に軽くコンパクトで、コスパ抜群の代物

特に対策せずに、上下スウェットでぐっすり眠れる気温が10℃以上(私の体感)
過ごしやすい春、初秋にはもってこいのシュラフです。

夏の暑い日なら、ファスナーを全開にして、薄手の羽毛布団としても利用できます。

コールマン(Coleman) 寝袋 パフォーマーIII C5 

出典:コールマン
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
4,981円 ∅24×41cm1.4kg化学繊維5℃ / 0℃

表地も裏地もウインドブレーカーのようなさらさらした肌触りです。
横幅が約80㎝あり、成人男性でも問題ないサイズなので、女性ならゆったりと使えて、家の布団のような感覚で寝られます。

リーズナブルなお値段で「とりあえずシュラフを買ってみる」というお試しの選択肢にもなります。
綿が化学繊維のため、収納時、結構かさばりますので、移動手段が車の方はひとつの選択肢としてお考え下さい。

冬用のおすすめシュラフ

モンベル シームレス ダウンハガー800 #1

出典:モンベル
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
49,500円∅16×32cm866gダウン-3℃ / -10℃

安心のアウトドアメーカー「モンベル」から出ている冬用シュラフ。
私も冬用として使っているので、自信をもっておすすめします。

  • 非常にコンパクト。徒歩キャンパー、ツーリングキャンパーでも持ち運びOK
  • 関東周辺のキャンプ場(標高1000m程度まで)であれば厳冬期もOKな保温性
  • 生地が良く伸びるストレッチ性のおかげで寝返りもスムーズに

ストーブなど暖房器具を使わなくても、-5℃の環境で目が覚めることなく朝まで眠ることが出来ました。(冬に適した服装、テントや湯たんぽ、ほっかいろ併用)

軽井沢 気温 グラフ
軽井沢の年間平均気温

標高1,000mの軽井沢の1月の平均最低気温が-9℃なので、しっかりと防寒対策を取れば冬キャンプが楽しめます。
真冬のソロキャンプに挑戦したいという方には、ぜひ選択肢の一つとして考えてほしい1本です。

ナンガ オーロラライト600DX

出典:NANGA
値段収納
サイズ
重さ綿快適/
下限
55,000円 ∅17×31cm 1,100gダウン-4℃ / -11℃

モンベルの冬用シュラフとよく比較されるのが「ナンガ オーロラライト600DX」です。

  • 永久修理保証がついている(自己都合は有償)
  • ダウンの産地、加工にこだわりあり
  • 頭・首元・ファスナー周りなど寒くなりやすいところに工夫あり

ナンガのダウンシュラフには、永久保証が付いてきます。
自社製品への自信があるからこそできるサービスです。

また、冷えやすい首回りと肩周りには、絞るための紐がついていたり、ダウンが多めに使われているのも特徴です。

高すぎ!」と思ったあなたに伝えたい

らびコ

シュラフに50,000円…た、たかい…

あなたのその気持ちよくわかります。冬用シュラフは高いのですよね。

ただ、暑い場合は、脱げばいいのですが、寒さは、持ってる道具で対処しないといけません。

冬の寒さの中では、意識や判断力の低下、循環機能の低下をきたす「低体温症」という症状に陥ることがあります。
最悪、命を落とす症状です。

冬キャンプ用のシュラフの質には、なんとしても、こだわっていきたいところですが、高すぎて手が出ない、というかたは
「3シーズン用シュラフ+インナーシュラフ」という手段があります。

以下の記事で詳しく紹介しておりますので、参考にしてください。

あわせて買っておきたい”まくら”

「キャンプに枕っているの?」とないがしろになりがちなところです。
ただでさえ慣れない外での睡眠ですので、少しでも寝心地の良い寝室を用意しましょう。

キャンプ用の枕は「エアータイプ」「インフレータブルタイプ」「スポンジタイプ」の大きく3つに分かれます。

画像収納性寝心地総評
エアータイプ 画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: eapiro.jpgとても良い悪いコンパクト
徒歩キャンパー向け
インフレータブルタイプ 画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 7540b2f14b10a181ac6228284a6d9df6.jpg普通良いエアとスポンジの
いいとこどり
スポンジタイプ 画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG20210516004344-1024x768.jpg悪いほぼ枕 寝心地重視派の方
ぐみコ

荷物を減らしたい人は、着替えやタオルを寝袋の収納袋に入れて代用するのもいいよ!

おすすめしたいアウトドアまくら

THERMAREST(サーマレスト)  エアヘッドピロー 

値段サイズ収納サイズ重さタイプ総評
5,280円32 x 46 x 10 cm手のひらサイズ158gエアタイプコンパクトな収納
寝心地も抜群

「THERMAREST」は、質の高いアウトドア用寝具を多く開発しているメーカーです。

この枕も、肌触りのよい起毛素材のカバーのおかげで、エアタイプ独特のツルツル感が抑えられ、頭が滑るということもなく、寝心地も抜群です!

収納サイズも男性のこぶし大というコンパクトさ。

ネイチャーハイク インフレーターピロー 

値段サイズ収納サイズ重さタイプ総評
1,580円27×46×9.5cm250gインフレータブルコスパ抜群!

バルブを開ければ勝手に膨らむ、インフレータブルタイプ。
枕中央部が少しくぼんでいて、寝やすいです。
空気の量を調節して、高さを変えられるので、あなたに合った寝心地のよさを実現可能。

横幅が46㎝もあるのでゴロンと寝返りを打っても頭が落ちる様なことはありません。

Mozambique(モザンピーク)  エアヘッドピロー 

値段サイズ収納サイズ重さタイプ総評
1,980円34×44×14cm440gスポンジ寝心地最高!

家で使う枕に一番近いのが、このスポンジタイプ。
我が家でも普通の枕としても使ってるくらい、寝心地いいです。

収納する時も丸めるだけというお手軽さ!

他のタイプに比べるとかさばるのですが、それでも寝心地はゆずれないという方は、これを選べば間違いなしです。

ソロキャンプ用シュラフ(寝袋)の選び方まとめ

シュラフは次の3つのポイントを総合的に判断して、選ぶ必要があります。

  • シュラフの形
  • シュラフの中身の種類
  • シュラフの耐久温度

初心者の方は「総合的に」というのがわかりにくいかと思います。
次の表を参考にして、形、綿、耐久温度の適したシュラフを選びましょう。

移動手段季節かたち綿快適温度
春~秋封筒型化繊
ダウン
5℃
マミー型 ダウン – 5℃
徒歩春~秋 封筒型 マミー型 ダウン 5℃
徒歩 マミー型 ダウン – 5℃

もし、迷ってしまったらモンベル シームレス ダウンハガー800 #3 を買っておけば間違いなし!

キャンプの睡眠を制すれば、ソロキャンプを制します。

この記事を読んでくださった方の、『キャンプでの快適な睡眠』のお役に立てればと願っております。

ぐみコ

ぐっすり眠って、快適なキャンプにしてね!またね!

ソロキャンプを始めるまでの全体の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。

はじめてのソロキャンプに挑戦する方に向けて、キャンプに必要な道具解説をしています。
ぜひ他のキャンプ道具についてもわかりやすくポイントを解説しているのでご覧ください。

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この記事を書いた人

ソロキャンプの魅力にどっぷりハマり、年間100万以上、沼に注ぎ込んでしまう、週末キャンパー兼アラサーOL。社会の理不尽さを自然で癒す企業戦士。

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