ソロキャンプをやってみよう!と思い立った方が、最初にぶち当たる壁がキャンプ道具は何を買えばいいのか?だと思います。
キャンプ道具は、メーカーも種類も豊富で、何に注意して選べばいいのか、最初はわからないですよね。
特に、テントはキャンプ道具の中でも1,2を争う重要な道具。
テントの良し悪しで、ソロキャンプ時間を快適に過ごせるかが変わってきます。
重要な位置づけだからこそ、テント選びも慎重になってしまい、どうしたらいいのか分からなくなってきますよね。
テントの形とか生地の種類とか多すぎて選べないよね
本記事では、ソロキャンプ3年生である私が、初心者目線・女子目線で、初めてのテントの選び方をご紹介します!
私も最初は初心者。わかりやすくテントの選び方を解説するよ!
- ソロキャンプって何から準備するの?キャンプ用語もよくわからない!初心者さん
- 手っ取り早くテントの選び方を理解したい!という方
- 初心者におすすめのソロキャンプ用のテントを教えてほしいという方
ソロキャンプを始めるまでの全体の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
各種テントの特徴の比較をしてみた
テントには、ドームテント、ワンポールテント、ワンタッチテント、ツールームテント、パップテントなど…様々な種類があります。
カタカナばかりで聞きなれないテントばっかりだね
聞きなれない言葉ですし、何が違うのか、どれを選べばいいのかさっぱりだよ!という方に向けて、各テントの特徴をまとめた表が下記です。
この5種類のテントの中で、初めてのソロキャンプの方におすすめできるのは、次の2つ。
- ワンポールテント
- ワンタッチテント
なぜ、この2つがおすすめなのか?その理由は次の章で解説します
ソロキャンプテントの選び方!ポイントは1つ!
ソロキャンプ初心者の方がテントを選ぶときのポイントはただひとつだけです
設営が簡単であること!!
ソロキャンプは、テントの設営から撤収まですべて一人でやらなければなりません。
テントの設営が複雑すぎると、時間も体力も精神的にも浪費します。
やっとの思いで、テントの組み立てが完了したときには、すでにヘトヘトに。
その後の楽しいキャンプ時間に影響が出てしまいますよね。
心細いし、焦るし、周りの視線が気になるもんね…
テントが立ったら、初心者さんのソロキャンプはほぼ成功したようなもの。
私は、ソロキャンプ歴3年目になりますが、今でも設営時間が短いほど行動範囲が広がります。
「ちょっと凝った料理を作ろう!」
「近くの川まで散歩に行ってみよう!」
こんな感じで、過ごし方が変わります。
設営時間を短くできれば、充実した時間が過ごせるんだね
初心者さんにおすすめのソロテントはこれ!
いくつか種類があるテントの中で、初心者ソロキャンパーさんにおすすめなのがつぎの2つ!
- ワンタッチテント
- ワンポールテント
おススメの理由は、設営がとにかく簡単 だからです!
ワンタッチテントとは
傘を開くように、パッと引っ張ると完成するテント。
- テントを立てるだけなら30秒で完成。
- 普通のテントの立て方を知らなくてもOK。
私も一番最初に買ったのはワンタッチテントでした。
骨組みが複雑なので、かさばるのが欠点ですが、移動手段が車、バイクならぜひ手に取っていただきたいテントです。
ワンポールテントとは
四隅を固定して、真ん中にポールを立てるだけで立ち上がるテント。
- ポールが1本なのでコンパクト&軽量
- かわいいテントが多いので女性に人気
ペグを4箇所以上打ち込む必要があるので、テントを立てている感も味わえます。
おすすめのワンポールテントは【おすすめ】ソロキャンプ向けのTC素材のワンポールテント7選!これひとつで1年中楽しめる!で、詳しくご紹介しています。
より簡単さを求めるならワンタッチテント
ワンタッチテントは、画像のように、グイっと引っ張るだけでテント設営がほぼ終わります。
風が強くなければ、テントを固定するための”ペグ”を打ち込む必要もありません。
女性の力でも問題なく広げることが可能です。
でも、初心者の間しか使えないんでしょ?
ビギナーさんでもベテランさんでも使えるテントだよ!
設営が楽なだけでなく、居住性が良く、使い勝手も良いので、私は今でもワンタッチテントを使っています。
初心者のうちから、難しいテントに手を出して、「キャンプってつらいな…」なんて思ってほしくありません。
とにかく簡単に素早く立てられる、そういうテントを最初は選ぼう!
ワンタッチテントのおすすめはこちら
DOD 「ライダーズバイクインテント」
私が初めて買ったテントで、今も使ってるよ!
ウサギのマークで有名な「DOD」から出ているワンタッチテントです。
女性の力でも、弓矢のように骨組みを引っ張って、立てることができます。
前室スペースが広いのが特徴。
※テント入り口の前にある、屋根付きスペース
この通り、バイクと一緒に過ごすのをコンセプトとしたテントなので前室が広々。
タープも不要で、荷物の軽量化が図れます。
また、女性は服を着替えるスペースが欲しいと思います。
前室は閉めきることがができ、高さも140㎝と高め。
広いスペースで着替えられて、窮屈な思いもしないですし、覗かれるという心配もありません。
ワンポールテントでおすすめなのがこちら
テンマクデザイン 「キャンパンダ」
女子ソロキャンプの火付け役、こいしゆうかさんがテンマクデザインとコラボしたテント。
女性向けに作られていて、真っ赤な色が可愛い、というだけではありません。
テントの重さは2.26kgと非常に軽く、徒歩キャンパーさんでも持ち運びが楽です。
組立時の一番高い部分でも130㎝台とあまり大きくないので女性一人でも扱いやすく、簡単に設営ができます。
お値段も2万円とテントにしてはお求めやすい価格なのも魅力。
また、前室も広くとられていて、荷物もたくさん置くことができる、使いやすい造りです。
女性のソロキャンパーさんで、キャンパンダを使ってる方をよく見かけるよ!
テント設営に必要なアイテムをご紹介
テントを買ったら、一緒に持って行った方がよいアイテムはつぎの3つです。
こちらも一緒にご紹介します。
- チタンペグ
- ペグハンマー
- グランドシート
あった方が良いよ① チタンペグ
「ペグ」とは、テントを立てる際に、テントを地面に固定するために打ち込む杭のこと。
大抵のテントには、最初からペグが付属しています。
ただし、付属しているペグは、短かかったり、弱いものが多く、使い物になりません。
そこでおススメしたいのが、20㎝以上の長さのチタン製のペグ
チタンとは、①軽い②強い③錆びないの3つが揃った優秀な金属です。
チタン製ペグとにかく軽いです。
私が持っている、鍛造ペグとチタンペグの重さを計ったのがこちら。
※鍛造ペグ:強くて頑丈なペグ。チタンも同じくらいの頑丈さがあります
- チタンペグ:67g/1本
- 鍛造ペグ:173g/1本
1本あたり100g以上の差があるので、10本で1kgも差が出てしまいます。
1kgの差は、徒歩キャンパーやツーリングキャンパーにとっては非常に大きい差です。
わたしのおすすめのチタンペグはこちら!
あった方が良いよ② ペグハンマー
ペグを打ち込むのに石を使うという手もありますが、ペグハンマーがあった方が楽ちんです。
なお、ペグハンマーは、ヘッドの反対側がペグ抜き用のカギ状があるものを選びましょう!
カギ状のものがあれば、少し力を入れるだけで簡単に地面からペグを抜くことが出来ます。
ハンマーが手からすぽーん!と抜けないように、ストラップがついてるものを選んだほうが良いです。
あった方が良いよ③ グランドシート
「グランドシート」とはテントを立てるのに、テントと地面の間に敷くシートのこと。
小さな石などで、テントに傷や穴ができないようにするために必要なもの。
また、雨が降った時にテントの底からの浸水を防ぐ役目もあります。
グランドシートが付属しているテントもありますが、付属してなかったら購入しておきましょう!
グランドシートは、テントの接地面より小さいサイズのものを選びます。
接地面より大きいサイズを選ぶと、雨が降ったとき、はみ出した部分に水が溜まって、テント内に水が入っちゃうよ!
先ほど紹介した、ワンポールテントの「キャンパンダ」はグラウンドシートが別売りです。
端っこが12㎝立ち上がっているバスタブタイプのものもあります。
少しお高めですが、虫や雨、砂が入りにくいという利点があり、ラグなどを敷いてお座敷スタイルを楽しむことも可能です。
女子ソロキャンプ テントの選び方まとめ
キャンプ道具の中でもテントは種類が多く、初心者ソロキャンパーさんにとっては選ぶのがとても難しいですね。
初心者の方が初めてのテントを買う場合、次の3つを押さえましょう。
- 設営がとにかく簡単なものを選択する!
- ワンタッチテント、ワンポールテントがおすすめ!
- チタンペグ、ペグハンマー、グランドシートも忘れずに!
ソロキャンプを楽しめるかどうかは、テントの立てやすさによって大きく左右されるといっても過言ではないです。
テントを立てるのに手間取って、時間がすごい経ってしまった、へとへとになるくらい疲れてしまった、という経験をしている先輩キャンパーさんはたくさんいます。
「テントを立てるのが大変だから、もうソロキャンプをしたくない」なんて感じてしまったら、もったいないですよね。
テントを立てるのが楽であればあるほど、次のような利点があります。
- テント設営時に体力を使い切らずに済みます
- 時間がたくさん出来るので、有意義に過ごせます
- 他のキャンパーさんが一生懸命立ててる間もなぞの優越感に浸れます
- 立てられなくて焦る→ますます立てられない!なんて悪循環もありません
いろいろと書きましたが、自分で選んだテントは、どんなものでも愛着が沸くものです。
設営が難しそうでも、見た目に惚れた!かっこいい!そう思ったテントを買うのは、有りだと思っています。
その場合、いきなりキャンプに行くのではなく、近くの公園で練習するのが良いですね。
今回おすすめしたテントの他にも、ワンタッチ、ワンポールそれぞれたくさんの種類のテントが販売されています。お気に入りのテントを見つけて、そのテント=相棒と一緒にソロキャンプデビューに挑戦してみてくださいねー!
とっておきのテントで楽しいソロキャンプデビューを!
今回オススメしたテントはこちら!
はじめてのソロキャンプに挑戦する方に向けて、キャンプに必要な道具解説をしています。
他のキャンプ道具についても、わかりやすくポイントを解説しているので、ぜひご覧ください。
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