こんにちは、ソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
キャンプと言ったら料理も楽しみのひとつ。普段は作らないちょっと手の込んだ料理に挑戦したり、ステーキにかぶりつくのって最高ですよね!
そんなキャンプ料理を楽しむために、肉や野菜を新鮮な状態に保つクーラーバッグは必須アイテムです。
バイクで行くのにクーラーバッグはどうやって持って行こう?
ツーリングキャンプを始めようとしている方の中には、こんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
大きいクーラーバッグは持って行けない。でも、食材はたくさん持って行きたい!そんなツーリングキャンパーの願いをかなえたクーラーバッグが「DOD」の「ソフトくらこ(10)」です。
ソフトくらこには次のような特徴があります。
- ソロキャンプには十分な収納量
- バイクに乗せやすい工夫
- 夏でもギリ1泊まで耐えられる保冷力
- 防水生地のおかげで丸洗い可能
- 持ち運びやすい形とハンドル
バイクで行くソロキャンプを100泊以上している私が3年以上愛用しているおすすめのクーラーバッグです。
今回はこの「ソフトくらこ(10)」のレビューをしつつ、保冷力も検証していきます!
- ソフトくらこ(10)のおすすめポイント
- ソフトくらこ(10)の保冷力はどの程度か
- おすすめ保冷剤と保冷力アップのコツ
ソフトくらこ(10)はこんなクーラーバッグ
ソフトくらこ(10)のスペック
サイズ | W41×D29×H13cm |
---|---|
インナーサイズ | W36×D25×H11cm |
重量 | 700g |
カラー | ブラック・タン |
材質 | アウター:ポリエステル(ラミネートPVC) 断熱材:発泡ポリエチレン インナー:PEVA |
最大積載重量 | 8kg |
容量 | 10L |
商品名の「10」というのは、年齢ではなく内容量10リットルのこと。
メーカーの「DOD」は拠点がお笑いの町”大阪”ということもあり、商品名がクスッと笑えて覚えやすいものばかり。
DODのクーラーバッグは、ソロ向けの「ソフトくらこ」だけでなく、2人キャンプ向け・ファミリー向けなどサイズ違いで5種類あります。
サイズの違うバッグについてはココをクリック▶
ソフトくらこ(10)の断熱性能は?
クーラーバッグの保冷力は使用される断熱材で決まります。
使用される主な断熱材は次の3つ。
- アルミニウム…熱を反射し温度上昇を防ぐ。軽くコンパクト。ただ保冷力は低め。
- ポリウレタン…保冷力を重視するならポリウレタン。ただし重くなる。
- ポリエチレン…軽量で安価で丈夫。軽さを重視するならポリエチレン。
「ソフトくらこ」に使用されているのはポリエチレン。
ポリウレタンに比べると保冷力は落ちますが、厚さが30㎜あり、一般的なクーラーバッグの中では分厚い方です。
保冷力はどのくらいなんだろう?
ソフトくらこの保冷力を検証してみたので、すぐ読みたい方はココをクリック▶
持ち運びに便利なハンドル・ショルダー付き
バッグには、持ち運びやすいハンドルがついています。
さらに両脇にも持ち手があるので、両手で持ち運ぶのも便利。
ショルダー付きなので背負うことも可能。
個人的にはバイクに乗るときは背負うと邪魔なので、リアキャリアなど後ろに乗せる方が良いかな。
ショックコードには薄いものを
ソフトくらこのフタの上にショックコードがついています。
使用頻度は低めですが、タオルとかゴミ袋など薄いものを挟んでおくこともできます。
バッグの中と外は防水素材
バッグの外側は「ポリエステル」で、中の素材は「PEVA」を使用。
どちらの素材も防水に特化されたもの。
ツーリング中に雨に降られてもバッグに水が染み込みにくく、中身が汚れた場合は水で丸洗いもOK。
ソフトくらこ(10)の保冷力を検証!
「ソフトくらこ」はどれくらいの保冷力があるのか?検証してみました。
ソフトくらこの保冷レベル 検証環境
検証日:8月末
天気:晴れ 最高気温:33.0℃
使用した保冷剤:ロゴス 氷点下パック×2 100均のミニ保冷剤(凍結温度0℃)×5
タープ下を想定し、我が家のウッドデッキの日陰で検証。
アイス1つとその他キャンプに持っていきそうな食材も一緒に入れ、時間の経過ごとにアイス等の状態を見ていきます。
スタート時の外の気温は約30℃
スタートから3時間経過。キャンプ場に到着して、テントを立て始めるころの時間です。
スプーンで叩いても傷がつく程度で、まだまだカチカチ。
アイスは-15℃を超えると溶け始めるので、この時点のバッグ内は-15℃以下ということ。
1日の中で一番気温が高い時間帯。
スプーンでアイスを叩くとサクッと刺さりました。さすがにちょっと溶け始めています。
でも、保冷剤はまだまだカチカチのまま。
スタートから7時間経過。まだまだ暑いです。
アイスもだいぶ溶けてきて、カップを押すと中身がニュッと出てくるように。
氷点下パックの方も若干溶け始めたのか、一部色が変わっています。
ただ、氷点下パックの凍結温度は-20℃。ちょっと溶けたくらいでは心配無用です。
小さい方の保冷剤はカチカチのまま。まだ0℃以下を保てている証拠です。
更に4時間経過。アイスは流石に液状化してます。
しかし、小さな保冷剤の方はまだカチカチ。バッグ内は0度を下回っています。
更に4時間経過。小さな保冷剤は凍ってはいますが、隅のほうが柔らかくなっています。
氷点下パックの方は、半分くらい液状化していました。朝まで保つでしょうか?
残念ながら氷点下パックも小さい方の保冷剤も溶けてしまっていました。
ただ、入ってる缶チューハイやお茶を飲んでみたところ冷たいまま。ベーコンもひんやりしてました。
保冷剤は溶けてしまったけど、ギリギリクーラーバッグとしては保ったというところです。
夏でも強力な保冷剤を使えばギリ1泊まで耐えられます。
しかし、生肉など腐りやすい物を朝まで保管するのは不安。
もう少し大きな保冷剤も追加して、保冷力アップすると安心。
夏でもギリ1泊保つなら他の季節は心配ないね!
ソフトくらこのおすすめポイント3点
ソフトくらこを使って3年、私がおすすめしたいなぁと思うポイントが以下の3つです。
- ソロには十分な収納量
- バイクに乗せやすいDリングの数
- 効果的に冷やせるインナーネット
おすすめポイント①ソロには十分な収納量
ソフトくらこの収納量は缶ビール10缶分。
保冷剤を入れてもちゃんと蓋は閉まります。
私がキャンプに行く際のバッグの中身はこんな感じ。
- 缶チューハイ:4本
- 500mlペットボトル:1本
- 豚肉
- ベーコン
- トマト
- キャベツ
- チーズ
- 缶詰
- イングリッシュマフィン
- お米:1合
- ミニ保冷剤:8個
一般的なひとりキャンプ1泊分なら余裕で収納可能です。
お肉をラップで包んだり、野菜をカットしたり工夫すればもっと持っていけそうだね!
DODのクーラーバッグはサイズ違いで5種類あり
DODから発売されているソフトクーラーバッグは以下の表のとおり5種類あります。
サイズが少しずつ違い、おすすめのキャンパー、おすすめの使用シーンが異なります。
ソフトくらら(4) | ソフトくらこ(10) | ソフトくらひこ(15) | ソフトくらお(23) | ソフトくらぞう(46) | |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
容量 | 4ℓ | 10ℓ | 15ℓ | 23ℓ | 46ℓ |
サイズ | W24×D17×H20cm | W41×D29×H13cm | W41×D29×H21cm | W40×D29×H29cm | W58×D31×H36cm |
おすすめ | ちょっとした お出かけに | バイクキャンプに | ソロキャンプに | ふたりキャンプに | ファミリーキャンプに |
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画像の出典:DOD
車移動のソロキャンパーさんは、ワンサイズ大きい「ソフトくらひこ(15)」もおすすめですよ!
おすすめポイント②バイクへの固定がしやすいDリングの数
「ソフトくらこ」は横長の長方形でバイクの上に乗せやすい形をしています。
それだけでなく全部で16個のDリングがついているのでバイクへの固定がしやすいです。
カラビナでバイクの後ろに固定することも可能。
私が愛用しているバイク用のキャンプバッグ「キャンピングシートバッグ2」に、カラビナで繋いで持って行っています。
もしくは、タナックスの「ツーリングネットモトフィズ」を使ってバッグの上に固定しています。
ネットの使い方
- バッグの上に荷物を乗せて、網をかぶせる。
- 付属のフックをバイクやバッグに引っかけて固定するだけ。
シートバッグの上で使う場合は、一番大きい3Lサイズがおすすめだよ!
おすすめポイント③効果的に冷やせるインナーネット
ソフトくらこのフタの裏には、保冷剤が入れられるネットがついています。
冷気は上から下に流れるので、保冷剤は食材の上に置くのが効果的。
このネットがあるから食材を長時間冷やせるってことね!
保冷剤と保冷剤で食材をサンドイッチするのが一番効果的な置き方。
ソフトくらこなら、フタ裏のネットに大きな保冷剤、食材の間に小さな保冷剤を忍ばせると長時間冷やせます。
一緒に買うべきおすすめの保冷剤
食材を長時間保冷するのにクーラーバッグだけでなく、保冷剤も大切。
キャンプで使う保冷剤では定番中の定番、「ロゴス」の「氷点下パック」がおすすめ。
表面温度-16℃まで下がり、一般的な保冷剤の約8倍の保冷力があります。
真夏でも肉や魚などを傷ませず、冷えた状態の維持が可能。
ソフトくらこは、氷点下パックのLサイズ2枚がぴったり入ります。
夏なら2枚、それ以外の季節なら1枚でも翌朝まで冷たさをキープできます。
【まとめ】DOD ソフトくらこならバイクでも食材を沢山持ち込める!
今回は、ツーリングキャンプにおすすめのクーラーバッグ「DOD ソフトくらこ(10)」のご紹介でした。
ソフトくらこ(10) 振り返りポイント
- ソロには十分な収納量
- バイクに乗せやすいDリングの数
- 効果的に冷やせるインナーネット付き
- 防水生地で丸洗いが可能!
- 持ち運びに便利なハンドル・ショルダー付き
- 夏でもギリ1泊までなら耐えられる保冷力
バイクで行くキャンプでも美味しい凝ったごはんが作りたい!
キンキンに冷えたビールも楽しみたい!
そんなツーリングキャンパーのために作られた「ソフトくらこ(10)」なら暑い夏でも食材を傷ませずに、おいしいキャンプご飯を存分に楽しめます!
真夏でも1泊までなら耐えられる保冷力が自慢の「ソフトくらこ(10)」で、あなたもおつまみにキンキンに冷えたビールを堪能しませんか?
バイクのキャンプでもたくさん食材を持ち込んで、おいしいキャンプご飯をたのしもう!