- ソロキャンプ用のクッカーを探している方
- 山クッカー角型3って何が良いの?という方
- 山クッカー角型3の悪いところも知りたい!という方
でも、あらゆるアウトドアブランドから発売されていて、「どれ買えば良いのか、わからない」って方も多いのではないでしょうか。
私自身、壊れたわけではないのに、なんだかしっくりこなくて、クッカージプシーとなりました。
自宅には5種類のクッカーがあります。
そんな私が「おぉ!これは使い続けたい!」と思ったのが、ユニフレームの山クッカー角型3でした。
山クッカー角型3は、フライパン1つ、鍋2つがセットになったクッカー。
ソロキャンパーにとって、この3つさえあれば、ほとんどの料理が作れます。
- ソロキャンなら山クッカー角型3があればOK!
- 初心者さんが迷ってるなら、ぜひ手に取ってもらいたい!
なぜそこまでおすすめするのか?
私が最終的に行き着いた、ソロキャンプ向けのクッカーを徹底レビューしていきます!
山クッカー 角型3とは?
「山クッカー 角型3」とは、「ユニフレーム」という国内アウトドアブランドから出ているクッカー。
日本が誇るモノづくりの聖地、新潟県燕三条市の職人がつくる、高品質な製品でロングヒット商品を出し続けているのがユニフレームの特徴。
山クッカー角型3もMADE IN JAPANだからこそのクオリティです。
クッカーの内訳は、蓋がついた鍋が2つ、フライパンが1つ。
この3つを1つにスタッキングできるのでコンパクトさも売りです。
鍋の容量
- 大きい方の鍋の容量は、1リットル。ごはんは2合まで炊けます
- 小さい方の鍋は、0.6リットル。ごはんは1合まで炊けます
スペック
山クッカーのスペックは下記のとおりです。
価格(税込) | 7,900円 |
収納サイズ | 約14×14.7×8.8(高さ)cm |
鍋・フライパンの大きさ | 鍋13:約12.7×12.7×7.45(深さ)cm 鍋11:約10.8×10.8×6.4(深さ)cm フライパン:約13×13×3.4(深さ)cm |
重さ | 約449g |
材質 | 鍋本体・フタ:アルミニウム・アルマイト加工 フライパン:アルミニウム・フッ素樹脂加工 ハンドル:ステンレス鋼 ツマミ:フェノール樹脂 |
写真で見る!山クッカー角型3の特徴
素材は主にアルミが使われています。
他のクッカーと触り比べると、分厚いことがわかります。
ちょっとやそっとじゃ壊れない頑丈なクッカーです。
鍋、フライパンの持ち手は頑丈なステンレス。
熱を通すので、火傷が心配な方はカバーがあってもいいですね。
フライパンの持ち手は、金具をぐいーんと移動させるとカッチリ固定されます。
蓋の持ち手は、大小で形が異なります。
持ち手はプラ素材なので、料理中も熱くなりません。
ちなみに、フライパンには大きい方の蓋がぴったりハマります。
蒸し料理なんかもできますね。
専用の収納袋もついているのも、MADE IN JAPANだからこその心遣い。
また、山クッカー角型3専用のおすすめのオプションがあります。
まな板にも、簡易ふたにも、焼きそばの湯切りにもなる、マルチなボードです。
高いものではないので是非一緒に購入をおすすめします。
ユニフレーム マルチボード角型3
山クッカー角型3の良いところ4点
山クッカーにたどり着いて、このクッカー最高だなぁ!と思わされたことをご紹介します!
- 正方形だからこそ、スタッキングに無駄が出ない
- 料理のレパートリーが増える
- フライパンがフッ素加工済み
- お湯が注ぎやすい
①スタッキングに無駄がない
山クッカーの鍋2つとフライパンはひとつにまとめてスタッキングができます。
スタッキングの流れをショート動画にしてみました。
気持ちよくスポンスポンとハマっていきますね。
片付けも楽、収納もコンパクトです。
小物も一緒に入る
小さなフライパンには、小物も一緒にしまうことができます。
ポケットストーブ+ガストーチ+燃料×2
オピネルのナイフも余裕
参考:SOTOのST-310は大きい方には入ります
四角いから積み込み時に無駄が出ない
もう一つ、バッグなどに積み込むときに無駄がありません。
丸いクッカーだと荷物と荷物の間に無駄なスペースができますが、四角いとその無駄が出ません。
積載に限りのある、ツーリングキャンパーにはぴったりなんです。
②料理のレパートリーが増える
レパートリーが増えるってどういうこと!?
山クッカーに変えてから、キャンプで作る料理がさらに楽しくなりました。
まず、四角いから袋麺がすっぽり入ります。
従来の丸いクッカーでは、麺を折るしかなかったので、袋麺派には嬉しい形です!
また、鍋が2つ、フライパンが1つあることで、同時調理が可能に。
鍋でごはんを炊きます。
ポケットストーブを使って、自動炊飯にしましょう。
ご飯を炊いている間に、フライパンで目玉焼きとウインナーを焼き、さらに、鍋でお味噌汁を作る!
そうこうしているうちに、ご飯が炊きあがり、日本の朝食セットの完成です!
ちなみにさとうのご飯は入りませんでした。
小さいサイズ(ごはん一杯分)なら温めることは可能です。
③フライパンがフッ素加工済み
家庭用のフライパンなどでもよく加工されている「フッ素」加工。
フッ素加工がされていると、焦げ付きにくいメリットがあります。
この加工が、山クッカーのフライパンにはされています。
目玉焼きを焼いてもこの通り、ツルンとしています。
対して、普通のアルミのフライパンですと、このようにこびり付いてしまうのです。
できれば、残りの鍋2つにもこのフッ素加工がされていたら最高でしたね。
キャンプ中の焦げ付きフライパンの洗い物は面倒だから、フッ素加工はいいよね!
④お湯がとっても注ぎやすい
スープを飲もうとして、カップにお湯を入れるとき、丸いクッカーだと入れにくいなぁ、と感じることありませんか?
こぼれちゃってテーブルがびちょびちょになることも…
山クッカーは、四隅が角になっているので、液体が注ぎやすいんです。
丸いクッカーだった時にこぼしまくっていた、湯たんぽだって、この通り簡単です。
残念ポイント
山クッカーですが、2つ、買う前にチェックしたいポイントがありますのでご紹介します!
- 他のクッカーに比べて重量がある
- お値段 約8,000円!値段が高い
ほかのクッカーに比べて重量がある
山クッカーは、軽量素材のアルミが使われていますが、ほかのクッカーに比べて頑丈に、厚めに作られているのもあり、少し重め。
もちろん、鍋2、フライパン1という数が1つ多いのも重さの原因。
人気な他メーカーのクッカーと比べてみても、少し重量があるのがわかりますね。
「ユニフレーム」 山クッカー 角型3 | 「コールマン」 パックアウェイ ソロクッカーセット | 「SOTO」 アルミクッカー セットM | 「PRIMUS」 イージークック ミニキット | |
画像 | キャプション | キャプション | キャプション | キャプション |
重さ | 449g | 250g | 小/78g 大/120g | 272g |
値段 | 7,900円 | 3,880円 | 2,900円 | 3,300円 |
容量 | 大ポット:1000mL 小ポット:600mL | ポット:900ml カップ:400ml | 大ポット:1000mL 小ポット:500mL | ポット:840mL ミニポット:485mL |
徒歩キャンパーの場合は重さに注意。
でも、バイクや車移動の方はこの点、とくに心配は不要ですね。
お値段が高い…!!
山クッカーの価格は7,900円(税込)。
ソロキャンパーに人気な他のクッカーが3,000円代と考えると、すこし高い印象ですね。
でも、以下のことを考えると、この値段も納得できるのではないでしょうか。
- 焦げ付き防止のフッ素加工済みフライパン
- 鍋は大、小が2つ
- 鍋は大、小どちらも蓋つき
- 国内メーカー、しかもモノづくりの街、燕三条の職人が作っている
質が高くて、壊れにくい。
使い勝手もいいし、ソロキャンプの料理ならこのクッカーがあれば、あとはもういらない。
ちょっと高いけど、そんなクッカーを探してる方におすすめです。
【まとめ】ソロキャンパーが最終的に行き着く”山クッカー角型3”
今回は、クッカージプシーだった私が最終的に行き着いた「ユニフレーム」の「山クッカー 角型3」のご紹介でした。
- 正方形だからこそ、スタッキングに無駄が出ない
- 料理のレパートリーが増える
- フライパンがフッ素加工済み
- お湯が注ぎやすい
日本の職人が作る、質の高いクッカー。
鍋が2つに、焦げ付き防止加工済みフライパンが1つ。
ソロキャンプのご飯を作るならこのセットがあればOK!
正方形という形だからこそ受ける恩恵もたくさんあり、本当におすすめです。
ちょっと高いかもしれないけど、その理由に納得できるのであれば、ぜひ手に取ってほしいクッカーです。
めちゃめちゃ山クッカー角型3が欲しくなってきた!
山クッカーでおいしい日本の朝ごはんをつくっちゃおう!