- 薪ストーブの煙突穴が付いているおすすめソロ用テント
- 各テントの良い点、あともうちょっとな点
- 煙突穴がなくても薪ストーブをテントの中で使う方法
こんにちは、ソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
冬キャンプで大活躍する薪ストーブ。薪を燃やし、本体から放たれる熱で周りをぽかぽかにする最強の暖房器具です。
テント内に薪ストーブを入れると、途端にテントの中だけ南国に早変わり。
冬キャンプをするなら、1つは持っておきたい憧れのキャンプギアですよね。
ちょっと前までは使うにはハードルが高いと言われていましたが、最近では多くのキャンパーさんが薪ストーブを堪能しています。
ソロキャンプも例外ではなく、小さなテント内に薪ストーブを入れてヌクヌクした冬キャンプを楽しんでいる方が増えています。
▶バイクでも持っていける薪ストーブ6選!にてソロキャンプ向けの小さな薪ストーブをご紹介しましたが、
せっかくなら薪ストーブをテントの中で使いたいですよね。
ソロだけど、薪ストーブをテントに入れてキャンプしたい!
本記事では、そんな薪ストーブの導入を考えているソロキャンパーさんにぴったりな、薪ストーブ対応のソロキャンプ用テントをご紹介したいと思います。
薪ストーブ対応ソロテントの選択基準
薪ストーブ対応かつソロキャンプ向けテントとして、下記2点に当てはまったものをピックアップしました。
- 薪ストーブの煙突を通す穴が標準で装備されていること
- 居住人数が~2人までの小さなテント
薪ストーブには、温度が200~300℃になる長い煙突がついています。
テントの中に薪ストーブを入れるとなると、この煙突を通す穴が必要です。
面倒な加工が不要で、すぐに使えるように、煙突穴が最初から装備されているテントだけを対象としました。
また、ファミリーなど複数人向けテントは大きく重いものばかりです。
女性ひとりでも設営ができるコンパクトな1~2人用のテントを対象としています。
テント内で薪ストーブが使えるソロテント5選
今回ご紹介する薪ストーブ対応のソロ用テントは次の5つです。
サイズなどのスペックを一覧にしてみました。
画像をクリックすると解説に飛べます
①「POMOLY」STOVEHUT 70 薪ストーブ専用の部屋があるテント!
「POMOLY」は薪ストーブをメインに扱っているメーカーです。
そんな薪ストーブのパイオニアから2021年に新しく発売されたテントが「 STOVEHUT 70 (ストーブハット70)」です。
- 生地:70Dリップストップポリエステル
- 本体サイズ:375×150×H130㎝
- 収納サイズ:50x16x16cm
- 耐水圧:2,500㎜
- 重さ:2.6㎏
- 価格:17,299円
見た目は流行りのパップ風テントです。
キャノピー部分をガバッと上にあげると屋根になりますので、タープは不要。
屋根の下にいすとテーブルを置いてリビング空間として過ごせますね。
特徴的なのが、左側にある小さな小部屋。
前室かと思いきや、ここが薪ストーブを置くスペース。
ソロ用の小さなテントながら、引きこもって薪をくべるなんてロマンがありますね。
なお、価格が1万円台とお求めやすい価格。
その分、ファスナーなど細かいところが若干チープです。
そのあたりを含めても、この価格なら買いのテントだと思いますよ!
ちなみに私が買ったのもこのテントです!
②「POMOLY」CHALET 70 見た目可愛いハウス型テント!
同じくPOMOLYから出ている薪ストーブ対応のテント「CHALET 70」です。かわいらしいお家型のテントです。
生地:70Dリップストップポリエステル
本体サイズ:210×150×H125㎝
収納サイズ:50x16x16cm
耐水圧:2,500㎜
重さ:2.6㎏
価格:16,799円
ハウス型のテントに引きこもって過ごすタイプ。
先に紹介した「STOVEHUT 70」と違って、フロアの取り外しが可能です。
フロアを取り付けて、ペタッと座って過ごすのもOK。
フロアレスにして、ハイコットに座って過ごすのもOK。
煙突穴はDIYタイプで、持っていく薪ストーブに合わせて、布に穴を開けて使います。
テントの高さが125㎝とかなり低めなので、常に腰を屈める必要があるかもしれません。
小柄な女性におすすめだね!
③「OneTigris」SOLO HOMESTEAD TC 中が広い!快適テント
OneTigrisから出ている大人気テント。
前と後ろ両方に大きな入り口が開いているのが特徴のテントです。
- 生地:ポリコットン
- 本体サイズ:400×240×H160㎝
- 収納サイズ:59×23×23cm
- 耐水圧:350~400㎜
- 重さ:8.5㎏
- 価格(税込):42,000円
特筆すべきはその居住性の高さです。
高さが女性の平均身長の160㎝あり、コットが横にも縦にも置けるという快適な広さ。
天井の煙突穴は最初から穴が空いているタイプ。
使わない時も雨漏りしないように、防雨性のカバーがついています。
フロアは取り外し可能なので、冬などはフロアレスにして靴を履いたままキャンプを楽しめます。
ソロキャンプが対象のようですが、あまりに広いので2人キャンプでも余裕で過ごせるテントです
車で行くならこのテントは良いね!!
④「OneTigris」ROC SHIELD テントの張り方が選べる
同じくOneTigrisから出ている「ROC SHIELD」です。
流行りのパップ風テントに位置づけられる形をしています。
- 生地:ポリコットン
- 本体サイズ:200x420xH160cm
- 収納サイズ:58x20×20cm
- 耐水圧:400㎜
- 重さ:7.4㎏
- 価格(税込):31,000円
高さが160㎝と一般的なパップテントが110~130㎝なので、それと比べると高く設定されています。スムーズに移動ができるのでストレスがなくていいですね。
また、テントの張り方が多種多様で、その時の状況と気分に合わせて変えられます。
- 高さを低くして有効面積を広げる
- サイドウォールありのパップテント
- サイドウォールも跳ね上げてタープ型
- ポールをさらに追加して変則ティピー型
テントの張り方が自由で8種類ほどの張り方があります。いろんなアレンジをしながら楽しみたい人に向いていますね。
こちらのテントも煙突穴は最初から開いているタイプ。
ポリコットン生地なので、薪ストーブでテント内を暖めると熱が逃げにくくポカポカになります。
先に紹介した「 OneTigris SOLO HOMESTEAD TC」はフロアありですが、こちらはフロアなし。
薪ストーブで暖まりながら、外の景色も楽しみたい方に向いていますね。
⑤YOKA TIPI 要予約!人気すぎる背の高い三角テント!
発売されると即完売してしまう超大人気テントです。私もほしいテントです。
- 生地:40Dリップストップナイロン
- 本体サイズ:W270cm x D270cm x H175cm
- 収納サイズ:Φ14cm×54cm
- 耐水圧:2000㎜
- 重さ:1.8㎏
- 価格(税込):31,900円
耐熱温度1000℃の生地でできた煙突穴がついている、薪ストーブ対応のワンポールテントです。
煙突穴の生地はマジックテープの固定式なので交換も可能。
薪ストーブの煙突は200℃以上になるけど、1000℃なら安心だね
特筆すべきはその重さ。たったの1.8㎏(ポール込み)とかなり軽量。
大き目の バックパックで持っていけるサイズです。
こんなに軽量なのに、W270cm x D270cm x H175cmとソロキャンプなら十分すぎる高さと広さがあります。
コットを置いてテーブルを置いてもまだまだ余裕がありそうです。
薪ストーブを使わなくても一つ持っておきたいテントですね。
なお、専用のインナーテントがないので、別のメーカーで用意する必要があります。
テンマクデザインのパンダTCが270㎝×270㎝×H170㎝とほぼ同じ大きさです。
パンダTCのインナーテントなら合いそうですね!
普通のテント内で薪ストーブを使うならこの方法!
- 持っているテントで薪ストーブが使いたい!
- 煙突穴がついてないけど、今、狙ってるこっちのテントがいい!
そう思う方も多いでしょう。
そんな方向けに次の2つの方法をご紹介します。
- テントに穴を空ける
- ダブルジッパータイプのテントを使う
テントに穴を空けて使う「フラッシングキット」
「フラッシングキット」は、テントにキットの穴と同じ大きさの穴を切り抜き、ボルトでキットをテントに固定するものです。
薪ストーブの熱からテントを守るためのカバー(上の画像だと黒いゴム製のもの)がついてるので安心。
穴を空けるなんて、なかなか勇気のいる作業ですが、快適性と安全性が格段に違います。
ちなみに使わないときは、フタをすることもできるので、雨でも大丈夫です。
ボルト固定だから生地がしっかりしているポリコットンテントがおすすめだよ!
テントに穴はあけない「煙突ガード」
テントに穴なんてあけたくないよ!
そう思われる方もいらっしゃると思います。
もし、ご自身のテントが2つファスナーがついているダブルファスナータイプなら、穴を空けずに済みます。
薪ストーブの煙突にガードを取り付け、ダブルファスナーの間から煙突を出します。
ソロキャンパーに非常に人気な、「バンドック」のソロベースEXもダブルファスナータイプです。同じように、薪ストーブを入れて使うことができます。
このダブルファスナーから煙突を出す方法は、フラッシングキットよりかなりお手軽です。
ただし、焦がしたり、最悪テントが一部溶けてしまったという声もあります。
薪ストーブの使い方によっては、煙突ガード自体が高温になるので、工夫と事前知識が必要な方法です。
【まとめ】ソロ用テントでも薪ストーブでぽかぽかキャンプができる
冬キャンプのテント内を南国に変える魔法のような薪ストーブ。
薪ストーブはハードルが高い印象でしたが、最近はブログ、YouTubeなど情報が増え、ハードルが下がってきています。
薪ストーブを中で使えるソロキャンプ用テントも増えてきました。
今回はそんな薪ストーブをINできるソロキャンプ向けテントのご紹介でした。
外が氷点下でも、テント内は20℃まで上がります。
薪ストーブがあれば、ポカポカ快適な冬キャンプが楽しめるので、本当にオススメです。
薪ストーブで楽しい冬キャンプを送りたいあなたにとって、この記事が参考になったら嬉しいです。
快適な冬キャンプを楽しもう!
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