こんにちは、ソロキャンプが大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
これからソロキャンプを始めたいと思っている女性なら「ひとりでキャンプなんてできるの?」と、不安に思いますよね。
- 女子ひとりで外で過ごすって危なくないの?
- 変な人につきまとわれたり…
- 最悪、性被害とかにあったりしないの?
こんな心配が絶えません。
残念ながら「女子ひとりのキャンプが絶対に安全」とは言い切れません。
じゃあ、女性はソロキャンプしない方がいい?
絶対に安全ではないからと言って、ソロキャンプを諦めないでください。ちゃんと防犯対策をして危険からあなた自身を守ることで、女性でもソロキャンプを楽しめますよ!
3年前からソロキャンプばかりを100泊以上楽しんでいる、そんな私の防犯対策を7つご紹介します。
防犯対策をしっかり行えば安全で楽しいソロキャンプができるよ!
女子ソロキャンプの防犯対策は予約時から始まっている!
安全なソロキャンプができるかは、予約の段階でほぼ決まります。
女性がひとりでキャンプをしても安全なキャンプ場を予約しましょう。
- 有料で高規格なキャンプ場
- 管理人が24時間、常駐しているキャンプ場
防犯対策① 無料のキャンプ場に行かない
キャンプ場を選ぶとき、「少しでも安いキャンプ場にしたい…」
と思うかもしれませんが「無料のキャンプ場」は絶対に選ばないでください。
無料ということは「どんな人でも入って来られる」ということ。
誰彼構わず、自分のテントのそばまで来られると考えるとすごく怖いですよね。
利用料が無料だと、どうしても客質は落ちます…。
「静かに過ごしたい」
「のんびり過ごしたい」
こんな目的すらも叶えられないかもしれません。
不特定多数の人が出入りする場は犯罪率が高くなります。申込者=素性をさらしている人の中であれば安心度はますでしょう。
高規格キャンプ場を利用しよう!
無料・格安キャンプ場は避け、高規格なキャンプ場を利用しましょう。
高規格なキャンプ場って?
高規格キャンプ場とは、
- トイレや炊事場など設備が充実している
- 定期的に清掃がされ清潔に保たれている
- 夜間照明・管理人の常駐・売店がある
このような過ごしやすいキャンプ場のことを言います。
高規格を維持するために人件費・設備費がかかるため、キャンプ場の利用料は一人あたり数千円以上と高め。
「利用料が高い」ということは、それだけの費用を払ってでもそのキャンプ場を利用したいと考えてる方ばかり。
「本当に心からキャンプを楽しみたい方」が集まっている傾向が強いです。
防犯対策② 管理人常駐のキャンプ場を選ぶ
何かトラブルにあったとき、助けを求められる相手がほしいですよね。
特に夜中なんかは助けを求める窓口がほしいよね
キャンプ場の管理人さんが24時間、在中していると安心。
でも、24時間常駐のキャンプ場はまだまだ少数。
その代わりに、夜間の連絡先を開示しているキャンプ場は結構多いです。
予約するときに、管理人さんが常駐するか?
緊急連絡先の開示はあるか?確認するようにしましょう、
また、予約前に口コミなどで事前に調べておくのも大切。
犯罪者は事前に調査をして犯行をおこなうことが多いです。管理人在住のマンションと同様でキャンプ場も管理人在住であれば犯罪者のターゲットから外れる可能性が高いです。
キャンプ場の探し方はこちらで詳しく紹介しています▼
ソロキャンプ中も防犯を考えて楽しむ!
キャンプ中の過ごし方でも防犯対策を意識するように心がけるとより安心。
防犯対策③ SNSで実況中継をしない
一人でキャンプをしているとついついTwitterやインスタグラムなどSNSを見ちゃいます。
素敵な写真が撮れるとSNS上にUPしたくなりますよね。
でも、SNSで「ソロキャンプ」をしていることをリアルで伝えるのはとても危険。
防犯の基本は犯罪者のターゲットから外れることです。あえてターゲットとなる行動は絶対にNG。
実際にあった怖~いソロキャンプ
「今日は〇〇市のキャンプ場でソロキャンプをしています!」とキャンプ場の風景をSNS上にUPした女性。
その日の夕方「▢▢さんですよね?」と男性に声をかけられました。
ツイートを見た男性が〇〇市にあるキャンプ場を片っ端から周り、その女性を探し出したのだそうです。
ひぇっ!執着心が怖すぎる…
ソロキャンプ中にSNSをやるときは自分の居場所がわかることをUPするのはNG。
こんなツイートは駄目
- 今日は〇〇キャンプ場に来ています!
- 一人で〇〇県でキャンプをしています!
- キャンプ場の風景やキャンプ場名がわかる物が映った写真のUP
どうしてもリアルタイムでUPしたい場合は、居場所がわからないように注意しましょう!
こんなツイートはOK
- テント内のかわいいレイアウト
- おいしいキャンプご飯
防犯対策④ テントを立てる場所に注意する
テントを立てる場所にも気を付けたいですね。
特にどこでもテントを立ててOKな「フリーサイト」を利用する場合、
せっかくのソロキャンプなんだから、隅っこの静かなところで過ごしたい
と思ってしまいますよね。
でも、隅っこ = 人気がない = 何かあっても気づかれない ということです。
人が少ないところで静かに過ごしたい…という気持ちはぐっと我慢。
おすすめのテントを立てる場所
- ファミリーキャンパーさん、ご夫婦キャンパーさんなどの近くに立てる
- 明るく開けているところを選ぶ(林の中など死角がある場所NG)
- 何かあったときのために、なるべく管理棟にすぐ行ける場所を選ぶ
不審者は「人の目」を嫌います。
住宅窃盗犯罪と同様で犯罪者は逃げ道も考えてターゲットを決める傾向にあります。人目に付きやすく、犯行後に逃げにくいと感じるところを選びましょう。
自分の身を守る防犯アイテムを準備する!
防犯対策⑤ 防犯ブザーを常備する
人は本当に恐怖を感じると「助けを求める」「叫ぶ」ということができません。
恐怖に支配され、声が出なくなるということがほとんど。
それでも、周りの人に自身の危険を知らせなければいけません。
そんなときのために、防犯ブザーは常に手元に持っておきましょう。
私が使っているのは、こちらのシバイヌの防犯ブザー。
かわいい見た目ですが、いざというときは大きな音を出して危険をアピール。
ピンが完全に抜けないので、誤って鳴らしてもすぐに止められます。
テントの入り口(ファスナーなど)が不正に開けられると鳴るように工夫して設置するのも効果的です。
防犯対策⑥ 寝るときは鍵をかける
「夜、知らない男性にテントのファスナーを開けられた」という怖いニュースを見たことがあります。
なにそれ!怖すぎる!
極端な例ではありますが、実際にあった事件ですので看過はできません。
寝るときは、テントの出入り口のファスナーに南京錠をかけましょう。
もし、不審者が来てもファスナーを開けるのに手こずり、あきらめる可能性がアップします。
余裕があれば、テントの出入り口前にテーブルや荷物なども置いておくとさらに時間が稼げますよ。
犯罪者は怪しまれるのを嫌がります。施錠されていれば侵入に時間がかかる、または怪しまれる行動をとる必要があるのであえてターゲットとはしないでしょう。物色している犯罪者に対して防犯意識の高さのアピールにもなります。
防犯対策⑦ 護身アイテムを用意する
テントの中に入られた、車に連れ込まれそうになった、こんな最悪な状態に陥ったときは撃退するしかありません。
女性におすすめの護身アイテムは「催涙スプレー」です。
催涙スプレーの特徴
- 相手の顔に吹きかけて使う護身アイテム
- 目に入ると激痛が走り、涙が止まらない
- ガスを吸い込むと咳も止まらない
- 即効性があり、効果が強い
ナイフとかスタンガンじゃなくて、なんで催涙スプレーがいいの?
催涙スプレーは、距離をとりながら使用できます。この距離をとれる点が女性におすすめする理由です。
3メートルほど離れていても効果はバツグン。
普段はポケットに。寝るときは枕元に置いておきましょう。
護身用として、焚火用ナイフや料理用ナイフを使うのはやめましょう。
何の心の準備もできていない状態で、目の前の男性にナイフを突きつけられる女性はほぼいないでしょう。
反対にナイフを奪われる危険性が高いです。
【まとめ】女子のソロキャンプ防犯対策7選
今回は、女性がソロキャンプをする上でやっておきたい防犯対策をご紹介しました。
今回紹介した防犯対策
- 無料のキャンプ場ではなく高規格キャンプ場を選ぶ
- 管理人常駐のキャンプ場を探す
- SNSで自分の居場所がわかることを公開しない
- テントを立てる場所にも注意
- 防犯ブザーは常備しておく
- 寝るときはテントに鍵をかける
- 催涙スプレーを用意する!
物騒な話が多くて身構えてしまうかもしれませんが、どうしても一人なので自分の身は自分で守るしかありません。
これらの対策をちゃんと行って、安全で楽しいソロキャンプをしましょう!
犯罪者の侵入を防ぐ物理的な防犯対策はもちろん、その対策をすることで防犯意識の高さをアピールして犯罪者のターゲットから外れることが重要です。テント入り口に靴を2足以上置いておいて一人ではないと思わせる、などとにかく犯罪者のターゲットから外れるために考えられる対策や行動はしておきましょう。
また、住宅の場合、近所付き合いは犯罪発生率に大きく影響すると言われています。キャンプの場合は一時的なご近所ですが挨拶ができる関係になっておくのも対策となります。