こんにちは、ソロキャンプ大好きなぐみコ(@gumicamp)です。
はじめてのソロキャンプで一番したいことは何ですか?
こんな問いに
焚火です!
と答える初心者キャンパーさんは多いんじゃないでしょうか?
満天の星空の中、自分で起こした焚火にあたりながら、コーヒーを飲む。
よだれが出そうなくらい、楽しそうですよね。
キャンプ歴3年の今でも、冬はもちろん、温かい季節でもキャンプに行ったら、焚火は欠かせません。
でも、キャンプをしたことがない方にとって、焚火をするのに必要なものって何だろう?と思いますよね。
焚火台って何を選べばいいの?ほかに何が必要なの?
こんな疑問が生まれるんじゃないでしょうか?
今回は、「これさえあれば、はじめてのソロキャンプで安全に焚火が楽しめる!」
そんな焚火に必要な道具をご紹介します。
焚き火をするのに必要な道具5選!
ソロキャンプで、初めて焚火をする方に絶対に用意してもらいたい道具は次の5つです。
ひとつひとつ解説していきます!
必需品① 焚き火台
最近では、地面に薪を置いて火をおこす「直火」を禁止しているキャンプ場がほとんど。
そんなキャンプ場では、焚き火台を利用するのがルールになります。
今や、焚火をするのに絶対に必要なアイテムです。
必需品な焚火台だからこそ、各メーカーから様々な商品が販売されています。
種類が多すぎて、何を選べばいいか悩んでる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
次の章から、初めての焚火台を選ぶときのポイントを次でご紹介します。
焚き火台の選ぶ時の3つの基準
初めてのソロ用焚き火台を買う方は、次の3つに分けて、自分に合った焚き火台を探しましょう。
- 交通手段に合わせて重量を選択
- 火床のサイズをチェック
- 耐荷重も要チェック
交通手段に合わせてサイズ、重量を選択
あなたがキャンプ場にどの交通手段を使っていくのかによって、持っていける焚火台の重さ、サイズが決まります。
- 車で向かう方…女性なら重さ~3㎏まで
- バイクで向かう方…重さ1㎏以下が理想
- 徒歩で向かう方…軽ければ軽いほど良い。500g以下を候補に。
一人で運んで、組み立てて…と考えるとなるべく軽いものがよいです。
たとえ車で行くのだとしても、女性一人の場合、重いものは避けましょう。
火床のサイズと形をチェック
火床とは、薪を置く場所のこと。
市販の薪、キャンプ場で販売している薪の長さは30~40㎝程度がほとんど。
火床のサイズがあまりに小さいと、薪が入らなくて、初心者の方にとっては薪を燃やすのが難しいです。
なるべく火床が30㎝以上ある焚火台を選ぶのをおすすめします。
耐荷重も要チェック
焚火のもう一つの楽しみ方に「焚火料理」があります。
焚火の火力を使って、ぐつぐつとシチューを煮込んだり、ステーキを焼いたり、楽しみ方はいろいろです
焚火料理の一つに「ダッチオーブン」という分厚い鉄製の鍋を使うことがあります。
ソロ用でも、ダッチオーブンは3㎏以上あるものが多いです。
薪の重さ+ダッチオーブンの重さに耐えられる頑丈な焚火台が必要。
本格的なビーフシチューやブイヤベースなどに挑戦したい方は、耐荷重も要チェックです。
初心者の方におすすめの焚き火台はこちら
とっても軽い「ユニフレーム ファイアスタンドⅡ」
- 組み立てサイズ:40×40×30cm
- 収納サイズ:6×6×57cm
- 重量:490g
重量が490gと超軽量な焚火台。
火床が40㎝あるので、ほとんどの薪は問題なく置けます。
また、メッシュ状になっているので、空気が入りやすく薪も非常に燃えやすいのが特徴。
焚火料理におすすめ「ピコグリル498」
- 組み立てサイズ:38.5×26×24.5cm
- 収納サイズ:33.5×23.5×1cm
- 重量:約 448g(本体)
- 耐荷重:15kg
ソロキャンパーなら一度は聞いたことがある「ピコグリル」の超人気焚火台。
軽量で持ち運びやすく、組み立ても慣れれば10秒の手軽さ。
耐荷重も15㎏とダッチオーブンもなんのその。
ピコグリル498はこちらの記事で詳しく触れています。
設営10秒「UCO フラットパックグリル&ファイヤーピット」
- 組み立てサイズ:横34×縦25.4×高さ28.5cm
- 収納サイズ:横37.5×縦27×厚さ3.5cm
- 重量:1.75kg(収納ケース含む)
とにかく設営が楽な焚火台。
袋から出して「パッ」と開くだけで簡単。
非常に薪が燃えやすく、初心者向け。
私の焚火デビューもこのUCOでした
必需品② 着火剤
「着火剤」とは、文字通り、薪に火を着火させる燃料のことです。
火起こしを簡単にする便利な道具です。
火打ち石をカチカチして、火花を散らして…そんなロマンチックなやり方じゃなだめなの?
そういうやり方もあるけど、それってすごい難しいんだよ!
ロマンチックな火のつけ方もありますが、最初からそんな難しいことはできません。
火がつかなくて、途方にくれてしまい、焚火を楽しめなかった…なんて悲しいことになってしまいます。
初めての焚火なら絶対に着火剤を持って行きましょう。
「着火剤は邪道!」といった考えをお持ちの玄人さんも中には、いらっしゃいますが、
火を起こせないと結構焦るので、初心者さんは、絶対持っていきましょう。
着火剤の種類
着火剤は、以下の2タイプのものに大きく分かれます。
- 固形タイプ…切り込みで区切られていて、使いたい分だけ「ぱきっ」と折って使用する
- ジェルタイプ…ジェル状の着火剤。薪の上にかけて、火を付けられます。
おすすめは固形タイプ。
値段も安く、安全に扱えます。
逆にジェル状は、知らずに腕や服についてしまった場合、燃え広がる可能性があるので、初心者キャンパーさんにはおすすめしません。
着火剤は、簡単に火が付くので、薪が燃えている焚火台に継ぎ足し使用は危険。
とくにジェルタイプの着火剤は、非常に火が燃え移りやすいです。
燃焼中の焚火台に追加しようとすると、やけどの恐れがあるので注意!
おすすめの着火剤
マッチみたいに使える「FIRE LIGHTERS」
マッチをつかうときみたいに、シュッと箱にこするだけで火がつく固形タイプの着火剤。
もちろん、薪の側に置いて、ライターで直接、火をつけるのもOK
燃焼時間が8分と長めなのもうれしい。
必需品③ ターボ式ガスライター
焚き火では、着火剤などに火をつけるための道具も必要です。
「マッチとか100円ライターでつければいいんじゃないの?」
より安全で、火をつけやすい道具があるんだよ!
マッチやライターでは、強風の中で付けようとすると、すぐに火が消えてしまいます。
また、火元が近すぎて、火傷の原因にもなりかねません。
そんなときに役立つのが「ターボ式ガスライター」です。
一般的なコンビニで売っているガスライターと違い、風や寒さに強く、強力な炎がまっすぐに立ちあがります。
確実に着火できることから、焚き火ではとても重宝しますよ。
また、ターボ式ライターの中でも火口がぐいーんと伸びるタイプがおすすめ!
伸びることで火元が遠ざかるので、やけどの心配もなくなるよ!
おすすめのターボ式ライター
ガストーチと言えばこれ!「SOTO スライドガストーチ ST-480C 」
火口が最大7.5㎝まで伸縮するので、焚火にうってつけ!
1300℃と高火力で着火もしやすく、耐風性にも優れています。
別売りのSOTOのガス缶でガスを補充できるので、何度でも繰り返し利用可能なのもうれしいところ。
誤作動ロック機能、火口にフタがついてるので、バッグの中に入れていても安心だよ!
必需品④ 焚火グローブ
焚火をするときは、やけど防止のためグローブは必須。
ここで軍手で済ませようとすると、熱すぎて、モノを掴めなかったり、火傷を負う可能性が高いです。
安全に、楽しくキャンプをするためにも「焚火グローブ」を用意しましょう!
”焚き火グローブ”と呼んでいますが、焚き火以外にも汎用性が高いのがこの商品。
斧やナイフ、また薪を持つ手が滑りにくく、安全に薪割りすることができます。
焚火グローブを選ぶ時の見るべき3つのポイント
焚火グローブならなんでも良い!というわけではありません。
以下の3点をチェックして、あなたに合ったグローブを用意しましょう。
- 耐熱・耐火性
- 腕部分の長さ
- 自分の手の大きさに合っているか
ポイント①耐熱性
焚き火グローブは、レザーなど耐熱性がある素材が使われています。
素材は、①アラミド繊維 ②牛革 の大きく2種類に分かれます。
アラミド繊維は、消防士などの服に使われている素材のため、耐熱性は抜群。
耐熱400℃を超えるものもあります。
牛革は、見た目良し、経年変化が楽しめる、おしゃれキャンプ向け。
ただし、耐熱温度150℃程度と若干低め。
焚火の火はMAX600℃くらいまで高くなるよ!
- 焚火の薪を手で持って、焚火台に入れる場合はアラミド繊維。
- 逆に、トングなどを使って薪を焚火台に入れる場合は、牛側でOK。
ポイント②長さ
焚き火グローブは、腕の長さが次の2種類に分かれます。
- 普通の手袋のような手首までのショートタイプ
- ひじ近くまで長さのあるロングタイプ
焚き火だけに使うなら、ロングタイプのが良いです。
腕まで守ってくれるので、火が服に燃え移るということがありません。
ただし、ペグを打つ、薪を削るなど細かい作業をするなら、ショートタイプの方が向いています。
ただ、初心者さんの場合、火の扱いに慣れていないので、機能性が落ちてもロングタイプをおすすめします。
ポイント③大きさ
メーカーによっては手を入れる部分の大きさもかなり違います。
グローブは大きめに作られているものが多いので、手の小さい女性は、レディースサイズなどのサイズ展開があるグローブがおすすめです。
おすすめの焚火グローブ
うさぎのマークがかわいい「DOD アツイノイケルシランケド 」
アラミド繊維が使われていて、500℃の熱さを15秒耐えられるグローブ。
焚火中に、燃えてる薪をもって”ササっ”と動かす程度であれば、熱くありません。
また、腕まで覆われる長さなので安心感が違います。
ただし、結構大きさがあるので、指先の細やかな作業には向いてません。
短時間で熱いものをさっと動かしたり、大きな動きをするだけなら、断然おすすめ!
色は、カーキーとタンの2色展開。デザインもカラーもかわいい!!
必需品⑤ モーラナイフ
焚火の火を安定させるのには、細い薪→中くらい→最後に太い薪と順番に、投入する必要があります。
そのため、市販の薪であっても、キャンプ場で購入する薪であっても、薪を割る必要があります。
薪の割り方は大きく2つあります。
- 斧を使って叩き割る
- ナイフや鉈を使って叩き割る オススメ!
斧は大きく、重く、取扱いが難しいので、まずは、後者のナイフや鉈から始めてみましょう!
初心者の方は、鉈よりもサイズの小さい”ナイフ”が扱いやすいのでおすすめ。
え?でも、ナイフを使ってどうやって薪を割るの?
バトニングって方法があるんだよ!
ナイフを薪の上において、別の薪でナイフの背の部分をカンカンと上から叩いて、薪を割る事を「バトニング」と言います。
バトニングに使うナイフにおすすめなのがモーラナイフです。
バトニングでは、薪でナイフの刃の背を叩くので、刃に強度が必要です。
最低でも背の部分は3mm以上の厚さが欲しいところ。
おすすめのモーラナイフ
ステンレスがおすすめ「Mora knife Companion Heavy Duty MG 」
3.2mmと十分な刃厚があり、刃渡りも小さすぎず大きすぎず、丁度いいサイズ。
価格が安く、女性の手でもちょうどよい大きさで、入門編のナイフとしてぴったりです!
お手入れ楽チンのステンレスと、鋭い切れ味のカーボンの2種類があります。
カーボンは非常に錆びやすいので、ステンレスがおすすめ。
私も初めてのバトニングはこのナイフでデビューしました!
【まとめ】ソロキャンプで焚き火をするのに必要な道具5選!
今回は、焚き火をするのに必要な道具について解説してみました!
焚き火をする上で今回ご紹介した5つのアイテムは、必需品です。
火を扱うので、ちょっと怖いなぁと思う方もいるかもしれません。
でも、今回ご紹介した、アイテムがあれば、危険な思いをせず、楽しく焚火が楽しめます。
ぜひ、ソロキャンプデビュー前の人もそうでない人も、この記事が参考になると嬉しいです!
安全で、楽しい焚き火ライフを楽しもうね!
私も焚火デビューのために道具をそろえるぞ~!!
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