こんにちは、ぐみコ(@gumicamp)です。
ソロキャンプの魅力と言えば、自然の中で、静かに、思い思いの時間を過ごせることですよね。
でも、キャンプ場選びを間違えると、
- 隣の人と近くて気まずかった
- 車の通りが近くて静かに過ごせなかった
こんなこともあります。
初心者の方からするとキャンプ場探しって、難しいですよね。
静かに過ごせる、居心地の良いキャンプ場を探したい!
そんな風に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、通算100泊以上ソロキャンプをしている私が、実際にやっているキャンプ場の探し方をお伝えいたします。
- ソロキャンプに適したキャンプ場の基準
- 初心者さんのキャンプ場選びの基準
こんなこともご案内するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
- ソロキャンプに適したキャンプ場の特徴が知りたい方
- 静かに過ごせるキャンプ場の探し方が知りたい方
- 初めてのキャンプ場選び、どんなことに気を付けたらいいのか知りたい方
①自分が泊りたい環境を決める
キャンプ場を探し始める前に、
あなたがどんなキャンプ場で過ごしたいのか?を考えてみましょう。
具体的には、次の5つのポイントで、キャンプ場の条件を決めます。
- サイトの種類はどうするか
- 車やバイクが入れる場所にするか
- ソロ専用サイトを利用したいのか
- 利用料は無料?有料?
- 自宅からどの程度の距離の場所にするのか
詳しく見ていきましょう!
1.サイトの種類を決めよう
『サイト』とは、テントやテーブル、椅子などを設置できるフィールドのことを言います。
キャンプ場には「区画サイト」「フリーサイト」の2種類があります。
区画サイトは、「ここからここまでがあなたの利用できる範囲です」と最初から指定されているサイト。
フリーサイトは、空いてる場所なら、あなたの好きにテントなどを立てられるサイト。
サイトの種類 | 特徴 | メリット | デメリット | どんな人向け? |
---|---|---|---|---|
区画サイト | テント等を立てられる範囲が定められている | プライベート感を保てる | テントやタープの大きさに制限がかかってしまう | 初心者さん |
フリーサイト | サイト内なら好きなところにテント等を立てられる | 広く使うことができる | 場所選びを間違えると不便な思いをすることも… | キャンプ慣れている方 |
初心者のころは「区画サイト」がおすすめ。
慣れないうちは、どんなことに気を付けて場所選びをすれば良いのか悩んでしまいます。
- テントの立てられるスペースを読み間違えて隣の人と近くなってしまった…
- 斜めった場所に立ててしまい、過ごしにくい…
場所選びを間違えて、こんな不便な思いはしたくないよね
キャンプ場側が用意した場所なので、「区画サイト」なら、極端にハズレということはありません。
2.車が入れるか否か
車の乗り入れができるサイトを「オートサイト」と言います。
サイトの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
オートサイト | サイト内もしくはすぐそばに車を停めることができる | 荷物の積み下ろしが楽 | 人気なので人がたくさん | 料金が高いところが多い
すぐそばに、車を停めることができるので、荷物の積み下ろしがすごく楽です。
便利ということで「オートサイト」は人気なため、人が集まりやすいです。
静かに過ごしたいから、人がたくさんいるのは…
という気持ちもわかります。
でも、キャンプに慣れていない方、女性の方は、オートサイトがおすすめ。
駐車場とサイトを何往復もして荷物の搬入・搬出が必要に。
それだけで、結構な体力を使ってしまいます。
最初のうちは「便利に、楽に」をモットーに楽しみましょう!
3.ソロ専用サイトにするか否か
ソロキャンブームのおかげで「ソロキャンパー専用サイト」が増えてます。
ソロキャンパーしかいないの?利用したい!
と、飛びつく前に、一つだけ注意点があります。
「ソロ専用サイト」は以下の2種類に分かれます。
あなたの理想の「ソロ専用」はどちらなのか考えておきましょう。
- 本当にソロキャンパーしか周りにいない「ソロ専用サイト」
- ”面積が小さめ”という理由で定員一人までとして出されている「ソロ用サイト」
※本記事では利便性上、①を「ソロ専用サイト」②を「ソロ用サイト」と呼ばせていただきます。
サイトの種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ソロ専用サイト | 周りがソロキャンパーだけなので、 とても静か。 | とにかく静かで落ち着く。 | 男性が多いので、女性はちょっと不安!? |
ソロ用サイト | 周りがソロキャンパーとは限らない。 | ファミリーが近くで、女性は安心。 | 静かとは言い切れない… |
とにかく静かに過ごしたいんだ!という方なら前者の「ソロ専用サイト」がおすすめ。
ただ、ソロキャンパーは男性が多いです。
男性に囲まれると緊張しちゃう!
そんな方は、複数人向けサイト近くの「ソロ用サイト」がおすすめ。
4.利用料は有料or無料
キャンプ場には、有料のところ、無料のところがあります。
でも、初心者さん、女性の方は、有料のキャンプ場をおすすめします。
無料が良いに越したことはないんじゃないの?
無料だから絶対に良いというわけではありません。
- 無料なので誰でも入れる
- マナーが悪い人がいることも…
- コスト縮小のため設備が整ってない
- 掃除や整備が行き届いてない可能性も
- 管理人さんがほぼいないので不安…
無料ということは、どんな人でも入ってくることが可能ということ。
特に女性の方は、自身の安全と快適な時間を過ごすためにも、有料の高規格なキャンプ場をおすすめします。
5.自宅からの距離
どこにあるキャンプ場を利用するのか?も決めておきたいですね。
あなたの移動手段が、車なのか自転車なのか徒歩なのかによりますが、
初心者のころは、1~2時間程度で行けるキャンプ場がおすすめ。
それ以上かかるキャンプ場だと、移動するだけで体力が奪われ、キャンプ場に着いた頃にはヘトヘトに。
テントやタープを立てる体力があまり残っていないなんてことも考えられます。
ソロキャンプに慣れてきたら遠出をしてみよう!
②Googleマップでキャンプ場を探す
自分が行きたいと思っているキャンプ場の条件が決まったら、次はGoogleマップで、目星のキャンプ場を探してみます。
Googleマップを使ったキャンプ場の探し方
私が新しいキャンプ場を開拓するときは、次の様にGoogleマップを利用しています。
検索BOXに「群馬県、キャンプ場、ソロ」と入れて検索開始
左側に候補がズラッと表示されるので、上から手当たり次第にクリックして開きます。
「口コミ」をタップすると「タグ」一覧が表示されます。
「ソロ」のタグがあるということは、ソロ利用者が多いということ。
「ソロ」のタグをタップしてみましょう。
口コミを読んで、良さそうだなというキャンプ場をいくつかピックアップしておきましょう。
口コミの「タグ」で見分ける!
Googleマップでキャンプ場を探すときに見ておきたいのが、口コミのタグ。
以下のタグがあれば、良いキャンプ場の可能性大。
- 「管理人」…わざわざ触れるということは、管理人さんが素晴らしい可能性大。
- 「自然」…緑や川など自然に囲まれたキャンプ場の可能性大
- 「トイレ」…トイレがキレイ系の口コミが多し。女性は安心。
逆に、以下のタグがあるときは、要注意。
- 「マナー」…マナーが悪い系の口コミが多い
- 「音」…何かしらの音が響く、うるさい系の口コミが多い
- 「ペグ」…ペグが刺さらない系が多い。頑丈な「鍛造ペグ」「チタンペグ」必須。
タグに気を付けてキャンプ場を探してみよう!
③「なっぷ」で利用者の生の声を聞く
Googleマップで候補を見つけたら、次はより詳しい情報を集めてみよう
キャンプ場の情報を集めるのに便利な「なっぷ」というサイトがあります。
キャンプ場の検索・情報収集・口コミの閲覧などが可能。
「じゃらん」「楽天トラベル」のキャンプ版のようなものです。
「なっぷ」には口コミや利用者が撮影した写真がたくさん載っています。
良いところはもちろん、悪いところも赤裸々に描かれているので、とても参考になります。
なっぷを使って、実際の利用者の生の声を確認しましょう。
特に見ていきたいのは次の4点です。
- 口コミ者の利用タイプ
- トイレや水回りの設備
- 管理人は常駐しているか
- キャンプサイトの状況
見るべきポイント① 口コミ者の利用タイプ
口コミには、利用タイプの区分け(ファミリー・ソロ・女子・ツーリング)がされています。
ここで、「ソロ」の口コミが多い場合は、ソロキャンパーから指示を受けているキャンプ場と判断しています。
逆に「ソロ」の口コミが少ない場合は、ファミリー・複数人向けのキャンプ場の可能性が高いです。
口コミが少なくても、素晴らしいキャンプ場は沢山あるから、穴場のキャンプ場探しも楽しみの一つだよ!
見るべきポイント② トイレや水回りの設備
キャンプをする上で、トイレ・シャワー・食器洗いは切っても切れない存在です。
女性でも男性でも、トイレが汚いのだけは無理!という方も多いのでは?
この辺りをチェックしましょう
- トイレ…ウォシュレット機能がついてるのか、温便座か、虫などが入りにくい構造か
- 炊事場…お湯は出るのか、スポンジや洗剤の常備はされているか
- お風呂系…コインシャワーはあるか、近くに温泉施設はあるのか
利用者さんの口コミ、UPされている写真からチェックしてみましょう。
見るべきポイント③ 管理人は常駐しているのか
キャンプ場には管理人さん、スタッフさんが勤務されています。
キャンプ場によっては、朝~夕方まで、夜は不在というところもあります。
夜中に騒音や隣人トラブルなどが起きたときに、管理人さんがいないと不安ですよね。
特に女性は、管理人さん常駐の方がもしものときは安心!
見るべきポイント④ サイトの状況
泊ろうとしているサイトがどういう環境なのか、特に、次の2つのポイントをチェックしておきましょう!
- 周囲との距離・視線の遮り
- サイトの地面の様子
1.周囲との距離・視線の遮りがあるか
ソロキャンパーなら、静かに一人で過ごしたいという方多いと思います。
隣が近い、視線が気になって落ち着かない!
こういう状況は避けたいという方は「林間サイト」がおすすめ!
木に囲まれているので、比較的周りの視線が気になりません。
芝生サイトなど更地の場合でも、周りと距離が取れるのか、目隠しになるようなものがあるのかチェックしたいですね。
2.サイトの地面の様子
テントを立てる地面は、土・砂利・芝生の3つに分かれる場合が多いです。
サイトの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
土 | 寝心地は悪くはない | テントなどの道具が汚れやすい |
砂利 | 水はけがいい、道具が汚れにくい | テント内で座った時など痛い |
芝生 | 道具が汚れにくい、寝心地が良い | 水はけが悪い |
おすすめは、雨の日でも安心の砂利サイト。
ただ、ごつごつしているので、寝るときの分厚いマットやコットは必須。
【まとめ】ソロキャンパーのための穴場キャンプ場の探し方!
今回はソロキャンパーの方に向けて、キャンプ場探しの方法をご紹介しました。
ただ、この方法を取っても100%あなたに合ったキャンプ場が見つかるとは限りません。
私も30か所ほどキャンプ場を利用していますが、キャンプ場選びには何度か失敗しています。
私が失敗したキャンプ場
- ソロ専用サイトだけど、隣が非常に近くて、ご飯を食べる音まで聞こえる場所
- 管理がずさんで、トイレが汚すぎたキャンプ場
- 道路のそばで、騒音で目が覚めるキャンプ場
完璧で素晴らしいキャンプ場を見つけるのは、中々難しいのが本当のところ。
その分、穴場のキャンプ場を見つけたときの喜びは大きいです。
いろんなキャンプ場に行ってみて、あなたのお気に入りを見つけてね!
自分のホームキャンプ場を探すぞ~!