今、流行ってる「手ぶらキャンプ」って知ってる?
手ぶらキャンプ?なにそれ?!
「手ぶらキャンプ」とは、その名の通り、持ち物ほぼゼロで大自然の中、アウトドアが楽しめる、ビギナー向けの新しいキャンプの形です。
めんどうなテントなどの設営は不要!
重ーい、持ち物も不要!
でも、自分で薪を割って、焚火もできる!
焚火を使って、キャンプ飯も楽しめる!
シュラフに身を包み、夜を迎える。。。
お手軽だけど、本格キャンプが楽しめるんです。
今回は、手ぶらキャンプシリーズを幅広く展開している、PICAグループの『PICA秩父』に行ってきました!
がっつり緑に囲まれた環境で、おしゃれだけど本格的なキャンプを楽しんできたので、レポートします!
- キャンプをやってみたいけど、道具を買うほどじゃない…という方
- 小さなお子さんがいて、設営とか撤収とか気を使ってられない!という方
- 普段からキャンプはするけど、たまには楽ちんキャンプもいいな!という方
PICA秩父ってどんなところ?
「PICAリゾート」は埼玉県、神奈川県、山梨県、静岡県の4県に、合計10か所のキャンプ場・グランピング場といった、アウトドア宿泊施設を運営しています。
今回は、埼玉県秩父市にある「PICA秩父」にお邪魔してきました。
画像の通り、ものすごく緑に囲まれた、いいロケーションです。
PICA秩父は、ログハウスを使ったグランピングがメイン。
2021年に新た手ぶらキャンププランがスタート。
休みの日は、予約が取りにくいほど人気のプランです。
ログハウスの方も以前、利用したことがありますが、林の中でハンモックを吊るせたり、焚火を楽しむことが出来ておすすめですよ。
PICA秩父の評価グラフ!
ぐみコ コメント | 自然の中、手軽に本格キャンプに挑戦したい方にはうってつけ! |
価格(普通車) | 9,000円~17,500円 |
チェックイン | 15:00~ |
チェックアウト | ~10:00 |
アーリーチェックイン | なし |
レイトチェックアウト | なし |
トイレのウォシュレット | 〇 |
炊事場(温水が出るか?) | × |
温泉 | 〇 |
ゴミ回収 | 〇 |
売店 | 〇 |
自動販売機 | 〇 |
24時間常駐 | 〇 |
薪 | コースに入っている |
アクセス | 関越自動車道・高崎ICより車で約50分、安中榛名駅からはタクシーで5分 |
住所 | 〒368-0053 埼玉県秩父市久那637-2 秩父ミューズパーク 内 |
電話 | 0494-22-8111 |
ホームページ | https://www.pica-resort.jp/chichibu/index.html |
手ぶらキャンプは大きく4種類に別れる
手ぶらキャンプというと、大きく次の4つに別れます。
快適度や楽チン度は、上に行くほど高いです。
- グランピング…ホテル並みの豪華な設備、食事、サービスが用意された、おしゃれなお手軽キャンプ。
- コテージキャンプ…家具家電備え付けの宿泊小屋。トイレやシャワールーム付きの場合が多い。
- 手ぶらプラン(常設型)…スタッフさんの手でテントなどは設営済み。設営無しで体験できるプラン
- 手ぶらプラン(自営型)…テントや道具をすべてレンタルして、自分で設営する。
今回、レポートするのは3番目の手ぶらプラン(常設型)です。
テントやタープ、焚火台やチェア、テーブルなどが最初から設営されているので、楽にキャンプが楽しめます。
PICA秩父のセットアップテントプランはこんな感じ!
今回、私が選んだ「PICA秩父」の手ぶらキャンププラン(正式名:セットアップテントプラン)をご紹介します。
1泊2日でいたれりつくせりプラン
PICA秩父の「手ぶらキャンプ」プランは「2名用」「4名用」の2種類があります。
テント、焚火台、テーブル、チェアなどキャンプに必要なものはすべて用意ずみ。
さらに、常設型なので、自分でテントなどを設営する必要もなし!
必要なのは自分の体のみです。
手ぶらプランのキャンプサイトはこんな感じ
テントがあり、その前にリビング空間が広がります。
ウッドデッキの上にテントが設営されているので、雨もよごれも怖くありません。
写真で見ると隣との間隔が近く感じますが、タープ(テントの前にある屋根)が上手いこと隠してくれてるので、視線は気になりませんでした。
テント内はこんなにおしゃれ!
テントは、『テンマクデザイン』の『ペポ』でした。
見た目が、”ネオレトロ”な感じで、すごくかわいいですよね。
このテントは、男性(175cm程度)でも屈まずに済む高さなので、腰も痛くなりません。
ちなみに、テントの入り口は2つ鍵がついています。
キャンプ中は何度か自分のテントを離れるタイミングがあるので、これは安心です。
テントの中も非常におしゃれなレイアウト。
でも、ぐっすり眠れるように、十分なキャンプ道具が準備されています。
ベッド周りは、ハイコット+インフレータブルマットが敷いてありました。
コットとマットのダブル効果で、ふかふかでした。
外で寝るのが初めての方でも、よく寝られる環境だったよ!
テントの中にある、小物類はこの通り。
キャンプ、料理などに必要なものが一通り用意されています。
予想外だったのが、コンセントが用意されていること。
USBがCタイプの充電器も置いてありましたので、スマホの充電にも困りませんでした。
リビング空間は本格焚き火と薪ストーブが!
テントの前のリビング空間には、キャンプに必要なものがすべて用意されています。
本当に何も持っていかなくても、本格的な焚き火キャンプが楽しめます。
自分の道具をいくつか持ち込んだけど、ほぼ使わずにすんだよ!
ちょっとびっくりしたのがミニ薪ストーブ。
ピザを焼いたり、アヒージョを温めたり、夕飯作りに使いました。
また、手ぶらプランでは、かごの中いっぱいに、薪が入っていました。
薪は誰でも細く割れるように、キンドリングクラッカー(薪割り機)が置いてあります。
一緒に行った夫もコツを掴めばパカン!パカン!と簡単に割っていました。
隣りに居た女性二人も楽しそうに薪割りをされていましたね。
キャンプ飯はこんなに豪華!
手ぶらキャンププランには、おいしい夕食&朝食がセットになっています。
私たちが行った日の食事はこちら。
- Lボーンステーキ(約 600g ※骨含む)
- スパイスチキンレッグ 2本
- サーモンと秩父しゃくし菜のアヒージョ
- 炙りベーコンのシーザーサラダ
- ピザ 埼玉彩たまごと生ハムのビスマルク
設置されている焚火台とミニ薪ストーブを使って作る、本格キャンプ料理です。
焚火台に薪を並べ、付属の着火剤で火をつけます。
着火剤がたくさん用意されているので、力づくで火がつけられるよ
食材は、管理棟で、保冷バッグやビニール袋に入ったものをまとめて受け取ります。
野菜やお肉、ピザ生地やパンなど一つ一つ丁寧に、袋に入っています。
受付で渡される、冊子の中にレシピが載っていますので、まな板や包丁を使い、料理スタートです。
難しい料理はなく、お肉に塩コショウ・スパイスをまぶしたり、
ピザ生地に、チーズや卵を乗せて、薪ストーブの中に入れたり、
簡単だけど、豪華でおいしい料理が作れますよ。
手ぶらテントサイトの設備はどんな感じ?
トイレは、きれい?シンクとかはどうなってるの?
そのあたりは、女性は特に、気になるところですよね。
PICA秩父の共有施設(売店や温泉)、手ぶらテントサイトにあるトイレや水回りはどのようになっているのかをご紹介いたします。
水回りはどんな感じ?スポンジとかはある?
手ぶらテントサイトには、6個の水道が用意されています。
屋根付きなので、雨の日でも安心。
スポンジと洗剤も用意されているので、持って行かなくてもOK。
ただ、真冬は手ぶらテントプランが無いというのもありますが、温水は出ません。
ちょっと寒い11月の夜とかは、冷たそうですね。
トイレはきれい?ウォシュレットは?
手ぶらテントサイトの女子トイレと男子トイレはちゃんと分かれているので安心してください。
各サイトから、10メートルくらいのところにあるので、すぐに行けます。
女子トイレは、2つ。どちらもをウォシュレットタイプなのが嬉しいところ。
キレイに清掃されていますが、やはり林が近いので、たまに虫が壁に止まっていることも(笑)
管理棟のところにもキレイなトイレがあります。
虫が嫌だ!!という方は、管理棟のトイレの方が安心ですね。
ただ、管理棟は急な坂を含む道を5分ほど歩くよ
売店の品ぞろえも充実!
お泊りに必要なちょっとした小物やおつまみ、カップラーメン、お酒やアイスなど、商品の品ぞろえはばっちりです。
手ぶらキャンプなので、あらかじめ用意する必要はないですが、「あ!これ持ってくればよかった!」というときに売店で揃えられそうですね。
温泉は入り放題!
PICA秩父には、「樹音の湯」という温泉施設が、キャンプ場内にあります。
営業時間:15:00~22:00(最終入場21:30)
大浴場が一つとサウナ付き
PICA秩父に宿泊している方なら、無料で何度でも入ることが可能。
人数分のバスタオルとフェイスタオルは、テントの中に置いてあります。
キャンプすると、顔や髪の毛が汚れたり、汗をかくから、すぐに温泉に入れるのはいいね!
私が行った夜9:00頃は、脱衣所が混んでいて、ドライヤ待ちの列ができてました。
混みそうな時間はさけて、温泉に入った方がいいかもしれませんね。
手ぶらと言えど持って行ったほうがいい物
ご紹介した通り、至れり尽くせりの手ぶらキャンプですが、これを持って行った方がより楽しく、快適に過ごせるアイテムを3つご紹介します。
- 強力な保冷剤
- 虫除けグッズ
- レジャーシート
①強力な保冷剤
テントの外のリビング空間には、アイスボックスが用意されています。
ただし、保冷材の用意はありません。
売店で売っている氷を使うという手もありますが、溶けやすいので、保冷剤を持って行った方がよいです。
とくに夏の暑い季節だと、強力な保冷剤があってもよいでしょう。
私がおすすめなのは、ロゴスの「氷点下パック」シリーズ。
-10℃程度の温度を長時間維持することができる、強力な保冷剤です。
私が行った日は最高気温25℃でしたが、翌朝まで、凍ったままでした。
他の100均の保冷剤などと併用することで、冷たさを長~く維持できるよ
②レジャーシート
荷物を置く場所があまり、ありませんでした。
椅子の上か、焚火台の周りをかこっている焚火テーブルの上くらいです。
食事中は焚火をしているので、テーブルの上にむやみに物を置くと、燃えてしまいそうでちょっと怖いです。
そのため、ウッドデッキの上においてましたが、ちょっと汚いな…と感じてしまいました。
物を置く場所を増やすために、レジャーシートは一緒に持って行った方がいいですね。
③虫除けグッズ
手ぶらといえども、環境は、ばっちり林の中。
暖かい季節になれば、蚊はもちろん、刺されるとかゆ~いアブなども出現します。
下記のような、虫よけグッズは、用意した方が、痛い、かゆい思いをしないで済みますよ。
- 虫よけスプレー
- 虫刺され薬
- 蚊取り線香
虫よけスプレーは「ディート」という成分が入ったものが強力でおすすめ!
ディートは以下のような、キャンプ中に出現する虫によく効果がある成分です。
アース製薬が出ている、『サラテクトpremium』ならアルコールゼロで肌に優しく、ディートが入っているので、キャンプの強い味方になります。
【まとめ】PICA秩父で手ぶらお洒落デュオキャンプを堪能してきた!
今回は、埼玉県秩父市にある、手ぶらキャンプが楽しめる「PICA秩父」のご紹介でした。
持ち物ほぼ不要で、本格的なキャンプが楽しめる手ぶらプラン。
気軽に自然の中で疲れを癒したい、そんなときにぜひ試してみてくださいね。
慣れてない友達とかと気軽に楽しめるから、本当におすすめ!
しっかり準備がされてるから、初心者さん、女の子同士でも楽しめそうだね!
1人で手ぶらキャンプが楽しめる「手ぶらソロキャンプ」というものが、他のキャンプ場にはあります。
気になる方はこちらからチェックしてみてくださいね。