
ソロキャンプやってみたいけど、どのくらいお金必要かな?



OK!!今回は一般的にかかりそうな初期費用を教えるよ!
ソロキャンプやってみたいな~。でも、どのくらい費用ってかかるんだろう?
って思ってる方いませんか?
キャンプは用意する道具の種類が沢山あるので、急に思い立って始めようとしても、なかなかハードルが高いのが事実。
実際どのくらいかかるものなの?というソロキャンパーたまごさんの疑問を解消すべく、書きだしていこうと思います!
- ソロキャンプの最初にかかる費用が知りたい方
- どんな道具が最低限必要なのか知りたい方



口コミなどを参考に、独断と経験に基づいて、ひとつずつ道具をピックアップして、金額を計算するよ!
人物設定
道具を選定するにあたって、下記のような方を対象に考えてみました。
- 対象:女子(初めてのソロキャンプ)
- 移動手段:車
- 季節:春、秋
- 料理:初めてなので凝った料理はしない。お湯を沸かす、パスタをゆでる程度。
- 「ソロキャンプを続けられるか、まだわからないけど、とにかくやってみたい」ので、あまり高いものに手を出すのはやめておきたいと思っている。
【結論】初期費用の合計はいくら?
最初に結論を書きますと、合計金額は、78,637円という結果になりました!



意外とそんなにかからないものなんだね
テント | ¥22,330 |
グランドシート | ¥2,970 |
シュラフ | ¥10,240 |
マット | ¥3,680 |
チェア | ¥2,899 |
テーブル | ¥3,280 |
メインランタン | ¥3,580 |
サブランタン | ¥1,580 |
クッカー | ¥3,936 |
ガスバーナー | ¥6,930 |
ガスボンベ | ¥638 |
焚き火台 | ¥4,980 |
クーラーボックス | ¥8,594 |
予備費 | ¥3,000 |
合計 | ¥78,637 |
必要な道具が多いの趣味の中では、10万円以下でスタートを切れますので、思ったよりも金額的にハードルが高くはないんじゃないか…という印象ですが、どうでしょうか?
①テント
テントを選ぶポイント
ソロキャンプでは、設営から撤収までずっと1人で最後までこなさなければいけません。
ちょっと見栄を張って、大きなテントで挑戦してみよう!なんて思ってしまうと、テントをたてるだけでへとへとになってしまいます。
とにかく、簡単に設営、撤収できるということを一番に考えましょう!
テントにかかる費用
「テンマクデザイン」パンダ
価格:22,330 円(税込)
とにかく簡単。しかも軽いので、女性でも問題なく設営ができます。
テントの四隅をペグで固定して、真ん中に付属のポールを立ち上げるだけ。
全くキャンプをしたことない人でも15分程度あればテントを立ち上げられます。本当におすすめです。


②グランドシート
グランドシートって何?必要なの?
グランドシートの役目は簡単に言うと下記の3点!
- テントの地面に接する部分の汚れや破損(砂利などから)を防ぐ
- 地面からの冷気を防ぐ
- 湿気と浸水を防ぐ
あるとないとでは大違い。
テントのフロアサイズより5センチ〜10センチほど小さいものを使用するようにします。
なお、上でおすすめしているパンダテントには、専用のグランドシートがあります。
グランドシートにかかる費用
テンマクデザイン パンダ用 フットプリント
価格:2,970円(税込)
③シュラフ(寝袋)
シュラフを選ぶポイント
ぐみコのソロキャンプのモットーは「睡眠を大切に!」です。
慣れない環境で、外気温に影響を受けて、一睡もできなかった…なんて状態は避けたいです。
できればシュラフ国内3大メーカー(ナンガ、モンベル、イスカ)の中で選びたい…しかし、そうすると3万円以上はかかってしまいます。
「ソロキャンプを続けられるかまだわからない」という段階で、いきなり、3万円以上のシュラフというのもハードルが高いと思いますので、今回はその1/3のお値段のものを選択しました。
シュラフにかかる費用
「Nature Hike」ダウンシュラフ
価格:¥10,240(税込)


初心者のころから私も使っている、ダウンシュラフです。
「NatureHike」は中華メーカーですが、侮るなかれ。
リーズナブルなプライスながら必要十二分なスペックを備えております。


このシュラフも、このお値段ながら中身はダウン(羽毛)でとても軽く、畳むと非常にコンパクトになる、コスパ抜群の代物。
快適にぐっすり眠られる気温が自分の体感だと13℃以上なので、過ごしやすい季節の春、秋にはもってこいの商品です。
③マット
マットを選ぶポイント
マットには軽くてコンパクトなエアマット、軽さと寝心地のいいとこどりインフレータブル、寝心地がいいウレタンマットと大きく3つにわけられます。
最初は、値段が安い、エアマットで挑戦してみるというのをおすすめします。メーカーごとに大きな違いは見受けられないので、メーカーは何でもいいです。
お値段も3,000円前後とリーズナブル、畳めば以下の写真のように、500mlのペットボトルとほぼ同じくらい、非常にコンパクトになります。


マットにかかる費用
「ノーブランド」エアマット
価格:¥3,680(税込)


④チェア
チェアを選ぶポイント
チェアが必要かどうかは、やりたいキャンプスタイルによります。
地べたに座る、お座敷スタイルというのもありますが、初めての場合は、「あ!水汲みに行かなきゃ」「あ!あれってどこに置いたっけ?車の中だ!」なんて、ちょこまかと動くことが多いと思いますので、椅子に座って過ごすスタイルの方が、立ち座りが楽だと思います。
チェアにかかる費用
「Moom Lence」アウトドアチェア
価格:¥2,899(税込)


おすすめチェアはこのタイプ。座るとすっぽり包まれる感じが病みつきになります。
このタイプのチェアは多くのメーカーから出ていますが、とりあえず手始めに3,000円程度のもので必要十分です。
「MoomLence」は上で紹介した「NatureHike」と同じ中華アウトドアメーカー。
こちらのメーカーもなかなか質の良い道具を作成していて、コスパの高いメーカーです。
なお、「Helinox」というメーカーが出している1万円を超える同じタイプのチェアがあります。
とても丈夫で、座りやすくて、すっぽり包まれる感が格段に違うため、非常におすすめですが、これはソロキャンプにハマった!!という人にとっての「次にほしいギア」という位置づけになるかと思います。
⑤テーブル
シュラフを選ぶポイント
チェアの高さに合わせて、テーブルを選ぶと快適なキャンプへ一歩前進です。
上記で選んだチェアの場合、高さは40cm程度のテーブルだと、腰を曲げたり、逆に背伸びしたりせず、ちょうどよい位置になるのでおすすめします。
女子のソロキャンプなら、コンパクトに折り畳めて、持ち運びやすい軽さがあることも重要ですね。
テーブルにかかる費用
「rabbit-foot outdoors」アウトドアチェア
価格:¥3,280(税込)


ぐみコのおすすめはこちら!
あのキャンパーのあこがれブランド「Helinox」のコピー版と書いても良いのでしょうか…?というくらいそっくりなテーブルです。


メッシュで出来てるので、軽いですし、テーブル真ん中の2つの穴が、ペットボトルを入れるのはもちろん、細々した小物をポイっといれることもできるので、これまた便利。



以下が本家「Helinox」のテーブルワン。瓜二つだよね…


⑥ランタン
ランタンを選ぶポイント
ランタンは、ガスランタン、アルコールランタン、などいくつか種類があります。
かっこいいので、炎が出るランタンに手を出したいところですが、最初は、とても明るくて、扱いが簡単で、倒れたとしても危なくない、LEDランタンから始めましょう!
また、自分のテント回りを全体的に照らすメインランタンと手元などを照らすサブランタンの2つを持っていくと良いですね。
ランタンにかかる費用
メイン:GENTOS 「エクスプローラーEX136S」
価格:¥3,580(税込)


Hi、Mid、Eco、キャンドルの4つのモードに分かれていて、使い勝手良し。
最大光量370ルーメン(点灯:9時間連続)とこれ一つで、ソロキャンプなら必要十分な明るさになります。


サブ:「BRISIE」LEDランタン
価格:¥1,580(税込)


手のひらサイズの小ささなのに、光量も3段階と調整ができ、キャンプの雰囲気を壊しにくい暖色系の明りというのもおすすめポイント。
サブランタンとしてだけでなく、ソロキャンプならメインとしても使える優れものです。
⑦クッカー
クッカーを選ぶポイント
初めてのキャンプで凝った料理はしないかもしれませんが、最低限、お湯を沸かせるくらいの調理道具は持っていったほうがいいので、クッカーを用意します。
クッカーにはチタン、アルミ、ステンレスと素材がいくつかありますが、軽くて、熱伝導率が高い、調理がしやすいアルミが良いと思います。
また、形は深型、さらに、蓋がわりの浅型(フライパンにもなる)がセットになっているのが、おすすめ。
クッカーにかかる費用
「コールマン」パックアウェイソロクッカー
価格:¥3,936(税込)


ソロキャンプの人気に火をつけた、アニメ「ゆるキャン△」の主人公「リンちゃん」が使っているものと同じモデルのクッカーです。
食材がこびり付きにくい加工がされていて、赤いシリコン製の取っ手がついてるので、熱しても取っ手が熱くなりにくくい商品。お値段も手ごろで、ソロキャンプデビューのクッカーに最適です。
見つけたら買ってほしいクッカー
実は、「ユニフレーム」山クッカー角形をソロキャンプデビューではおすすめしたいのが、正直なところです。
四角型のクッカーはうどんやラーメンなど四角形の食材を入れやすく、クッカーが3つになっていることで、ごはん、目玉焼きとウインナー、みそ汁といった3点セットが作れるのが魅力。
ただ、とても人気な商品で、手に入りにくいのが難点。
なおかつ、転売屋さんが買い占めてしまうので、価格も高騰しています。
まれにアウトドアショップに定価(7,500円)で売っているので、見つけた方は入手してみてね!


⑧ガスバーナー
ガスバーナーを選ぶポイント
キャンプでの料理や登山での湯沸かしが手軽にできるシングルバーナーには、一体型、分離型の2種類がありますが、一体型の方が、軽くて、積載性にすぐれるため、ソロキャンプ向けです。


ガスバーナーにかかる費用
(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ SOD-300S
価格:¥6,930(税込)


本体重量73gの軽量な一体型シングルバーナーです。コンパクトに収納して持ち運びやすく、ソロキャンプや登山におすすめのモデル。
燃焼効率に優れた「全炎口型火口」というものによって、調理器具に熱をムラなく伝えることができるのが特徴。
連続使用時や低温下でも火力が落ちにくいマイクロレギュレーターを搭載しているので、外気温に影響を受けにくく、安定した火力をキープすることができますよ。
ガスボンベも必要
バーナーを使うためには、ガスボンベも必要。
上で上げた、シングルバーナーには、同じくSOTOのガス缶を利用しましょう。


⑨焚き火台
焚き火台を選ぶポイント
キャンプに来たら、やっぱり焚き火はしたいですよね?
ソロキャンプ用の焚火台というと、コンパクト!なのも大切ですが、ぐみコの意見としては、市販の薪(長さ約35~40㎝)をカットしないでそのまま乗せられる、というのが必須条件。
薪が焚火台に乗らないとなると、ノコギリでギコギコ短く切っていかないといけないので、これが女子にとっては、なかなか大変なのですよ。
焚き火台にかかる費用
Tokyo Camp 焚火台
価格:¥4,980(税込)
「TOKYO CAMP」は、2020年に誕生した国内アウトドアブランドです。
まだ焚火台くらいしかギアは発表されてないのですが、この焚火台が累計販売台数3万台を突破するほどの大ヒット!
焚き火台一式が収納ケースに入っており、付属の収納袋に入れればA4サイズというコンパクトさ。
ザックの隙間にも入れられるほど薄いです。
なのに、薪を置く火床部分も広く、市販の薪をそのまま置けるサイズ。
さらに、①下部の鉄板の穴があること②少し湾曲しているため、空気の通り道ができており、燃焼効率が良いです。初心者さんでも簡単に焚火の火を維持することが出来ますね!
日本メーカーで、保証が90日つくのも、いいポイント。


⑩クーラーボックス
食材を持ち歩くには、春でも秋でもクーラーボックスが必要ですよね。夏だけじゃなくて、春や秋、もちろん冬だってあった方がいいです!
クーラーボックスを選ぶポイント
クーラーボックスには、折り畳み可能で軽量な「ソフトタイプ」と保冷力が抜群の「ハードタイプ」の2種類があります。
どちらを選ぶのかは、キャンプ場までの移動手段によります。
車なら、多少大きくてもOKなので、「ハードタイプ」、それ以外の移動手段なら「ソフトタイプ」がいいですね。
また、クーラーボックスの必要な容量は、ソロキャンプなら10〜15L程度でOKです。
クーラーボックスにかかる費用
キャプテンスタッグ ハンディクーラー
価格:¥8,594(税込)


容量は13リットルとなり、350ml缶を7本入れて、その上にさらに食材を入れることもできるので、収容力もソロキャンプなら十分。
なにより、見た目がいい!
クーラーボックスというとゴツっとした武骨なデザインが多いのですが、この可愛いカラーリングにコロンとした真四角のフォルムが女子のお洒落キャンプで目を引きますね。


⑪★予備費
上記に挙げたもの以外で、細々した必要なものをまとめて記載いたします。
基本的に100円ショップで揃えられるものは、そこで揃えてよいと思います。
- カトラリー…100均
- マグカップ…100均
- アルコールティッシュ…100均
- 包丁…100均
- まな板…100均
- 軍手…100均
- 着火ライター…とりあえず100均
- スポンジ、食器用洗剤…100均
- ウォータータンク…736円 「EVERNEW」ウォーターキャリー1.5L EBY207
- 着火剤…660円 ライター不要の着火剤 着火剤 FIRE LIGHTERS 20本入り×1箱
- 虫よけ…600円(フマキラー スキンベープミスト)




キャンプ道具集めはハマったら抜け出せない”沼”
じゃあ、この初期費用さえ用意できれば、今後のキャンプにはお金はかからない!
本当でしょうか・・・?



答えはNOですよ!!
アウトドアメーカーは、こぞって、毎月のように新しい新作ギアを発表してきます。
「設営3秒!超絶軽量!ソロキャンプ向けの焚き火台デビュー!!」
「焚き火に強いTC素材!でも、バイクに乗せても大丈夫なコンパクトなテント新発売!」
次から次に発表される新作ギアを購入し続け、はまってしまう現象を「キャンプ沼にはまる」なんて言いますね。
また、「買ってみたけど、なんだか思ってたのと違う。」「自分のスタイルに合わない。」
と、買ってみたけど、違う道具に買い替えるなんてこともざらにあります。
自分を制御できるタイプの方、本当に気に入ったものをよく吟味して購入し、キャンプ沼にハマらないように注意してくださいね。



ぐみコは思いっきり”キャンプ沼”にはまってます!
ソロキャンプの初期費用についてのまとめ
最低限ソロキャンプをするのに必要な道具をすべて用意すると約8万円弱ということがわかりました。
キャンプ道具は、”ブランド料”という概念があるため、有名ブランドばかりで揃えるとどうしても高くなってしまいます。
なので、最初はそこまでお金をかけず、質の良いもの、評判のいいものを選んで、ソロキャンプを満喫しましょう!
やっぱり、いきなりこれだけの金額を支払って、挑戦するのはまだ怖いという方は、手ぶらソロキャンププランを用意している、キャンプ場も増えてきました。


ソロキャンプに必要な道具をすべてレンタルしてくれるので、「自信がない」「でもやってみたい」という方の見方になってくれるプランです。
是非、そちらも参考にしてみてくださいね。



これを読んでくれたあなたがソロキャンプ仲間になってくれることを祈ってるよ!

