こんにちは、ソロキャンプ歴3年、100泊以上ソロで楽しんでいるぐみコ(@gumicamp)です。
最近はキャンプブームで週末のキャンプ場の予約が取りにくい程の人気です。
中でもソロキャンプは2019年頃からメディアで注目を浴び、爆発的な人気が出ています。
そんなブームが来ているソロキャンプに挑戦したいけど…
- キャンプ道具の種類が多すぎて、何を選べば良いのかわからない…
- ソロキャンプってどんな場所でキャンプしたらいいの?
- 女子ひとりでソロキャンプって危なくないの?
こんな悩みがあって、なかなかソロキャンプデビューができない方もいらっしゃいますよね?
ソロキャンプはやってみたいけど、何から始めれば良いのかわからないの!
そんな悩めるソロキャンプデビュー前のあなたに向けて、ソロキャンプ歴3年100泊以上楽しんでいる私が、ソロキャンプを始めるまでの準備を手取り足取りお伝えします。
難しい言葉は使わないように、初めての方でもわかりやすく解説しています!
初めてのソロキャンプまでの流れはざっくりと下の図の通り。
ざっくりと5つのSTEPを経てソロキャンプに挑戦してみます。
- ソロキャンプの魅力を知る
- 手ぶらでキャンプを楽しんでみる
- 必要なキャンプ道具が何かを知る
- キャンプ道具の選び方を学ぶ
- キャンプ場を探す
この順番でソロキャンプに必要な知識と道具を用意して、ソロキャンプデビューを果たしましょう!
この記事は内容が盛りだくさん!
目次をタップして読みたいところに飛んでくださいね!
ソロキャンプの始め方 STEP1 ソロキャンプの魅力を知ろう!
ソロキャンプを始めようとしている方にとっては、「ソロキャンプってどんなもの?」と思われている方もいらっしゃいますね。
- ソロカラオケが一人でカラオケをしに行くこと
- ソロ焼肉が一人で焼肉を食べに行くこと
そうですね、ソロキャンプは一人でキャンプをすることを指します。
ソロキャンプは何が楽しいの?
一人でキャンプなんて寂しくないの?
こんな風に思われる方がとても多いですが、私はソロキャンプの魅力に見事にはまり、もう100泊以上は楽しんでいます。
ソロキャンプにはこんな魅力があります。
ソロキャンプの魅力
- 自由であること
- 日常からの離脱
- 自然の元で食べるご飯の美味しさ
- 焚き火と自分を見つめなおす時間
- 自分だけのテリトリーを作れること
①自由であること
今、この記事を読んでいるあなたも理不尽な上司やウマの合わない同僚に気を遣い、自分を取り繕って疲れていませんか?
ソロキャンプなら自分のためだけに、自分のしたいように過ごすことができます。
- 緑が美しい木陰でゴロンと横になるのも良し
- 好きな食材で赴くままに料理をするのも良し
- 焚火を見ながらぼーっとするのも良し
②日常からの離脱
キャンプの魅力と言えば、非日常感。
普段の生活では1日中外で過ごすということは中々できません。
普段できないことをすることで、日常から離れられてリフレッシュできます。
川の流れる音を聞きながら
ハンモックを使ってお昼寝するなんてのも最高です。
現実を忘れられる環境っていうのが魅力のひとつ!
③自然の元で食べるご飯の美味しさ
食べる場所が自然あふれる森の中ってだけで、すごく美味しく感じるものです。
普段はお腹を満たすだけに食べているような
カップラーメンだって別物級のおいしさに変わります。
ひとりだからこそ人に気を遣わず、カップラーメンとか出来合いのお寿司とか食べられるのもソロキャンプの魅力だね!
④焚火と自分を見つめなおす時間
「1/fゆらぎ」という言葉をご存じですか?
打ち寄せる波、枝葉が風にそよぐ音、小鳥のさえずりといった自然界の音に含まれる「リズムの揺らぎ方」を指します。
「1/fゆらぎ」はヒトに心地よさをもたらします。
出典:1/fゆらぎ – Wikipedia
人間の生体は五感を通して外界から1/fゆらぎを感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられている
キャンプ中に聞こえる音のほとんどが心地の良い音なんだね!
焚き火も1/fゆらぎのひとつ。
炎をぼーっと見てるだけで人体に癒し効果があります。
そんな癒し効果のある焚火を見ているだけで
日常の忙しさや喧騒から離れて、自分との対話・自分自身を見つめなおせる時間へと変わります。
⑤自分だけのテリトリーが作れること
キャンプの道具は種類が多いので「どれにしよう?」と買うのにとても悩みます。
そのため、選びぬいた道具ひとつひとつに囲まれるだけでも幸せ。
それが自分一人のためだけなので幸せ度上乗せです。
お気に入りの道具に囲まれた自分だけのテリトリーを作れる幸せは、ソロキャンプだからこそ味わえます。
初心者向け!ソロキャンプの一日をご紹介!
「ひとりで1日何をしているのか?」
こんな疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
そこで、私のソロキャンプの1日の流れをざっくりとご紹介します。
チェックインを済ませたら、テントやタープの設営を行います。
設営時間は平均1時間~2時間という方が多いようです。
設営の疲れでお腹ペコペコ。
お昼ごはんはささっと作れるものにします。
この日はささっと海鮮丼!
お昼寝なんてするの!?
どう過ごすかはその日の気分。
お昼寝しちゃうときもあれば、温泉に行く日もあります。
ゲームや漫画や映画も最高!
その時の気分で好きなことをして満喫しましょう。
火をつける2時間前から焚火の準備を始めます。
薪を受け付けに買いに行ったり、薪をナイフでバシバシ叩いて割ったり…
一番キャンプらしい時間です。
焚火の準備が済んだら、次は夕飯の準備。
コトコトとビーフシチューを煮込んだり、逆にスーパーで出来合いのもので済ませることも。
夜はお酒に合うおつまみなんていかがでしょうか?
焚火と夕飯、おつまみの準備が出来たら、お酒とともにいただきます。
焚火を眺めながら、ビールやハイボールをいただくのって最高!
キャンプ場の夜は早く、22:00には消灯をルールにしているキャンプ場が多いです。
朝も早く、テントの設営などで身体が疲れているのでゆっくり休みましょう。
お湯を入れるだけのコーンスープとパンをホットサンドで焼いたり、ちゃっちゃっと作れるもので朝ごはんにします
そして、しばし、太陽に包まれてぼーっとします。
片づけは、テントを乾かしたり、ごみを捨てに行ったりと設営よりも時間がかかります。
チェックアウト時間に余裕をもって片付けし始めます。
初心者さんは、大体2時間は見ておくと安心!
管理棟の受付で、チェックアウトの手続きを済ませ、キャンプ場を後にします。
ソロキャンプって充実した1日なんだね!
より詳しいスケジュールはこちらの記事をご覧くださいね!
ソロキャンプの始め方 STEP2 お試しキャンプを体験しよう!
「ソロキャンプがしてみたい!」と思っても、いきなりソロキャンプをするのはおすすめしません。
- 丸一日、外にいるので体力がちょっとずつ削られて疲れちゃうかも…
- 慣れない寝袋に包まれると寝苦しくて寝れないかも…
- 実は虫が耐えがたいほどにダメかもしれない…
まずは、手ぶらでキャンプサービスを利用し、アウトドアを楽しめるか体験してみましょう。
キャンプ経験がない方は、下記の順番でステップアップしていくのがおすすめ!
- 高級グランピングに挑戦してみる
- 手ぶらで複数人キャンプをしてみる
- 手ぶらでソロキャンプをしてみる
キャンプの雰囲気を感じるのに、手ぶらサービスはとってもいいよ!
①グランピングに挑戦してみよう
グランピングってなに?
グランピングとは、快適な環境でお手軽にアウトドアを楽しめる高級キャンプのこと
- テントなど必要なものが常設されてるので難しい設営は不要。
- ベッドやソファ冷蔵庫や冷暖房まで置いてあることが多いです。
- プランによっては豪華な食事がついてくるので、ほぼ手ぶらで快適なキャンプが楽しめます。
至れり尽くせりな環境が用意されていて、キャンプとホテルの間に位置するサービス。
これまで1度もキャンプがしたことがない方でも存分にアウトドアの楽しさを体験できます。
豪華な食事がつくプランがあるキャンプ場もあります。
家から高級ステーキを持って行って、設置されているBBQグリル焼いたりキャンプ料理を思いっ切り楽しめます。
グランピングは1泊1万円以上とホテル並みの価格だけど、キャンプを全くしたことがない方には本当におすすめ!
グランピングについてもっと知りたい方はこちらへ
②手ぶらでキャンプに挑戦してみよう
グランピングでキャンプが楽しめたら、次は本格的なキャンプを体験してみましょう。
ところで、キャンプはテントやシュラフやチェアやテーブル、ランタンに焚火台など…用意する道具がとても多め。
いきなり道具を集めて始めるにはハードルが高いよね
そこでもっと手軽にキャンプを体験できる『手ぶらキャンプ』という、キャンプ場のサービスを利用してみましょう。
- 手ぶらキャンプとは?
- キャンプに必要な道具をまるっとまとめてレンタルしてキャンプができるサービス。
お手軽だけど、本格キャンプが楽しめる新しいアウトドアの形。
キャンプ道具を買い集めなくてOK!
重ーい持ち物も不要!
電車でも行けちゃうね!
①のグランピングよりもさらに実際のキャンプに近い環境下で楽しめます。
上の画像の様に、キャンプに必要なものはすべて置いてあります。
食材を予約することもできるキャンプ場もありますので、本当に手ぶらでOK。
友達や家族など複数人で本当のキャンプを体験してみよう!
手ぶらキャンプをさらに詳しく知りたい方はこちらをチェック!▼
③手ぶらでひとりキャンプに挑戦してみよう
複数人の手ぶらキャンプの体験ができたら、次はいよいよ “ひとりで” キャンプです!
道具を買い集める前に、”ひとり用の手ぶらキャンプ” を利用してソロキャンプをしてみましょう!
こんなテントやタープをひとりで立てることになります!
私もこの手ぶらソロキャンプをやってみて
私にもひとりで出来るんだ!もっとやってみたい!
そこからはすっかりソロキャンプの虜です。
手ぶらソロキャンプのほとんどは、設営から撤収まですべて自分でやるところが多いです。
そのため次のようなメリットがあります。
手ぶらソロキャンプのメリット
- ソロキャンプの楽しさ&大変なところも体感できる
- ソロキャンプの一連の流れがわかるので次回から自信が持てる
- キャンプ場スタッフさんも手伝ってくれるので初めてでも安心
いきなり一人でこんなに設営できるか不安なんだけど…
手ぶらソロキャンプを利用する場合、利用者が初心者であることをキャンプ場スタッフさんもわかってます。
『大丈夫ですか?』『設営お手伝いしましょうか?』など声掛けをしてくれます。
キャンプ場によっては有料で「設営・撤収補助サービス」を用意しているところも。
不安な方は手伝ってもらいましょう!
手ぶらソロキャンプについてもっと知りたい!という方はこちらへ▼
ソロキャンプの始め方 STEP3 ソロキャンプに必要な道具を知ろう!
「ソロキャンプをもっとやってみたい!」と思ったら、次は道具選びを始めましょう。
まずはどんなものが必要か?いくらかかるのか?を見ていきましょう!
ソロキャンプに必要な道具一覧
私が初めてソロキャンプに行った時の道具一覧をご紹介します。
ソロキャンプデビューには、この道具を持って行きました
- テント…キャンプで寝泊まりするためのお家
- ペグ…テントを地面に固定するための杭
- シュラフ(寝袋)…キャンプ用の布団
- マット…キャンプ用のベッド
- チェア…起きてる間はほぼ座っている
- テーブル…何をするにおいても必要
- ランタン…照明。キャンプは想像する以上に真っ暗
- クッカー…キャンプ用のフライパンや鍋
- バーナー…キャンプ用のガスコンロ
- クーラーバッグ…キャンプ用の冷蔵庫
- 焚火台…薪を乗せて焚火をするための台
- 着火剤…薪に簡単に火をつけるための道具
- ターボライター…一般的なライターより火力の強いライター
- モーラナイフ…薪を叩き割るためのナイフ
- 焚火グローブ…焚火の火傷防止のための手袋
これだけ持って行けば特に困ることはありません。
▼初ソロキャンプの道具一覧について詳しく知りたい方はこちらから
初期費用は全部でいくらかかるの?
ここで気になるのが、これらのキャンプ道具を買うといくらになるのか?
次の女性をモデルに、私の経験と独断でデビューに必要な道具を見繕いました。
- 対象:女子(初めてのソロキャンプ)
- 移動手段:車
- 季節:春、秋
- 料理:初めてなので凝った料理はしない。お肉を焼いたり、パスタをゆでる程度。
ソロキャンプを続けられるかまだ分からないけど、とにかくやってみたいから一通りの道具を揃えたい!
結論:合計金額は78,637円となりました。
道具名 | 金額 |
---|---|
テント(ペグ・グランドシート含む) | ¥25,300 |
シュラフ | ¥10,240 |
マット | ¥3,680 |
チェア | ¥2,899 |
テーブル | ¥3,280 |
ランタン(メイン・サブ) | ¥3,580、¥1,580 |
クッカー | ¥3,936 |
ガスバーナー | ¥6,930 |
ガスボンベ | ¥638 |
焚火台 | ¥4,980 |
クーラーボックス | ¥8,594 |
予備費 | ¥3,000 |
合計金額 | 78,637円 |
どんなキャンプ道具を選んだのか?気になる方はこちらからどうぞ▼
いきなり買うのが怖い方はレンタルもおすすめ!
ひゃ~!約8万円でしょ、結構かかるね!
いきなり8万円も出せないよ!という方がほとんどだと思います。
私もいきなりこんな金額は出せませんでした。
そんな方には、キャンプ道具のレンタルサービスもおすすめ。
「hinataレンタル」ならソロキャンプ用の道具セットはもちろん、テントや寝袋だけなど単品レンタルOK。
- キャンプ場で受取って、そのまま返却できるから面倒な荷物の積み下ろしが無くなる!
- 直送できるキャンプ場は3,000施設以上!あなたの利用したいキャンプ場にもきっと直送できる!
- レンタルできるキャンプ道具は150種類以上!ソロキャンプセット多数あり!
hinataレンタルで借りられるソロキャンプ用の道具の一例がこちら。
テント・シュラフ・マット・チェア・テーブル・ランタンのセットなら1万円以下でレンタル可能。
キャンプ道具はあなたが行くキャンプ場に直送、返却もできるのでラクチンです!
hinataレンタルで道具を借りてソロキャンプをしてきたときのレポートはこちらから▼
ソロキャンプの始め方 STEP4 ソロキャンプ道具の選び方を学ぼう!
キャンプ道具はとにかく種類が豊富で、何に注意して選べば良いのか分かりにくいです。
次のメイン道具7つについて選び方の基準を学んでいきましょう!
- テント
- シュラフ
- マットorコット
- チェア
- テーブル
- タープ
- 焚火台
ソロキャンプ用テントの選び方
数あるキャンプ道具の中でもテントは1、2を争う程に重要な存在。
だからこそ選ぶのに慎重になってしまうテント選びですが、
初めてのソロキャンプに適したテントはずばり!
設営が簡単なもの!
これに限ります。
テント設営が難しいと…
- 時間も体力も浪費してしまう
- 精神的焦りからソロキャンプが嫌いに…
- 最悪テントが立てられなくて帰宅するはめに
ただでさえ初めての連続です。
かんたんに!早く!楽しく!を優先しましょう。
設営が楽なテントとは?
設営が簡単なテントってどんなのがいいの?
設営が簡単なのは、ずばり次の2つです。
- ワンタッチテント
- ワンポールテント
ワンタッチテントとは?
傘を開くように、パッと引っ張ると完成するテント。
立てるだけなら30秒。キレイに張っても5分。
正直、めちゃくちゃ楽です。
- テントを立てるだけなら30秒で完成。
- 普通のテントの立て方を知らなくてもOK。
ワンポールテントとは?
四隅を固定して、真ん中にポールを立てるだけで立ち上がるテント。
簡単だけど、ペグを使うので、テントを立ててる満足感も味わえる。
- ポールが1本なのでコンパクト&軽量
- かわいいテントが多いので女性に人気
ソロキャンプが楽しめるかは、テントの立てやすさによって大きく左右されます。
テントを立てるの大変。ソロキャンプしたくない…
こんな風に思わない様、テント選びは慎重に!
▼より詳しいテントの選び方はこちらをチェックしてくださいね。
シュラフ(寝袋)の選び方
シュラフ=寝袋のことを言い、キャンプ中の布団の役割を担います。
シュラフはキャンプ道具の中で最重要アイテムです。
え?テントじゃなくてシュラフが重要なの?
シュラフの選択を間違えると次のようなことが起きます。
- シュラフの性能が低くて、テントの中で膝を丸めて凍えながら朝を迎えた…
- シュラフが思ったより窮屈で足が曲げられず寝付けなかった…
- シュラフの中が暑くて、寝苦しかった。
キャンプはあなたが想像するよりも体力が必要。
外で紫外線を浴びてるだけでも、ちょっとずつ体力が削られていくもの。
夜、ぐっすり眠ることが出来なければ翌日の撤収や帰りの運転に響いてしまいます。
適したシュラフを選んで、ばっちり体力を回復したいね
適したシュラフってどうやって選ぶの?
シュラフを買うときは、以下3つを気にして選んでみてください。
- シュラフの形で選ぶ
- 中綿の種類に気を付ける
- 耐久温度(快適温度)をよく確認!
①シュラフの形は要チェック
- 封筒型…ゆったりした造りなので足を曲げて寝たい方におすすめ。
- マミー型…体にぴたっとした造りなので保温性が抜群。冬キャンプ向き。
②中綿の種類に気を付ける
- 化学繊維…価格がリーズナブル。しかし、重くてかさばる。
- ダウン…収納時に軽くてコンパクト。しかし、値段が高い。
③耐久温度は利用する気温に適してるかチェック
シュラフの保温性能は「快適温度」「下限温度」「限界温度」という指標が使われることが多いです。
女性は一般的に代謝が男性に比べ低いため、「快適温度」を目安に選びましょう。
例:天気予報の最低気温が5℃なら、快適温度5℃以下のシュラフを選ぶ。
3つも条件があると難しい…結局、私はどうしたら…
「わからないよ~!」という方は移動手段と季節に合わせて、下記の種類のシュラフを選びましょう。
移動手段 | 季節 | かたち | 綿 | 快適温度 |
車 | 春~秋 | 封筒型 | 化繊 ダウン | 5℃ |
車 | 冬 | マミー型 | 化繊 ダウン | – 5℃ |
徒歩 | 春~秋 | 封筒型 マミー型 | ダウン | 5℃ |
徒歩 | 冬 | マミー型 | ダウン | – 5℃ |
▼オススメのシュラフについてはこちらの記事で紹介しています!
マット・コットの選び方
睡眠にはシュラフ(寝袋)がもちろん大切なのですが、ベッド替わりのマットやコットも非常に大切。
マットはなんとなく分かるけど、コットってなに?
マットとコットとは?
マット…敷布団のようなもの
厚さは2cm~10cmと様々。厚いほど収納サイズはビッグに。
「ウレタンマット」「エアマット」「インフレータブルマット」の3種類に大きく分かれます。
コット…ベッドのようなもの
一枚の布とフレームで成り立つ簡易ベッドです。
地面から数cm~数十cm空間が空いているので、地面からの熱・冷気を感じにくい。
マット3種類とコットをカンタンに比較した表が下記です。
特徴 | 積載 | 設営 | 値段 | 寝心地 | 総評 | |
ウレタン マット | 価格が安いが 薄いものが多い | かさばる | 楽ちん | 3,000円~ | 悪い | 他のと重ねて使う 補助的ポジション |
エアマット | 空気を送り込んで膨らませるマット | コンパクト | 手間 | 2,500円~ | まぁまぁ | 移動が徒歩で 積載に限りがある方向け |
インフレー タブルマット | バルブを開けると自動で空気が入るマット | 若干 かさばる | すこし楽 | 7,000~ | とても良い | ウレタンとエアの いいとこどり |
コット | 簡易ベッドなので 寝心地良し | かさばる | 手間 | 9,000~ | とても良い | 寝心地重視派 |
いっぱいあるから、どれにしたら良いのか…
結論を言ってしまうと初心者さんのうちは体力温存のため寝心地を最重視したいです。
インフレータブルマットorコットのどちらかがおすすめです。
マット、コット選びについて、より詳しいことはこちらの記事で紹介しています▼
チェアの選び方
まず、チェアを選ぶ前にあなたがやりたいキャンプスタイルから決めます。
キャンプスタイルって?
キャンプスタイルとは、テーブルやチェアの高さをどれくらいにするのか?の事。
キャンプスタイルは大きく次の3つに別れます。
- ロースタイル…高さ30㎝程度のチェアを使う。キャンプスタイルの主流。
- ハイスタイル…家にあるダイニングテーブルのような高さ。身動きがとりやすい。
- お座敷スタイル…テント内にラグを敷いて、クッションなどの上に座る。
ソロキャンプにおすすめは【ロースタイル】です。
ロースタイルには次のようなメリットがあります。
- 視線が低いのでとても開放感がある
- 高さが低いので、チェアやテーブルがコンパクト
- 足を伸ばしてゆったりと座れる
ロースタイルなら足を伸ばして、焚き火もより近くで堪能できるのでソロキャンプにおすすめ。
また、キャンプを始めた頃は立ったり座ったりの回数が多くなります。
ロースタイルなら、ある程度の高さがあるので足腰も痛くなりにくいですよ。
ロースタイル用のチェアって?
ロースタイル用のチェアは次の2つに別れます。
- 地面すれすれ「超ローチェア」…のんびりゆったり過ごしたい人におすすめ。
- 座面が高めの「ミドルハイチェア」…動きやすさを残したい人におすすめ。
やはり最初のうちは、立ったり座ったりが楽にできる「ミドルハイチェア」がおすすめ。
超ロースタイルは何度かソロキャンプをやってからでも遅くないよ。
▼チェアの選び方について、もっと詳しく読みたい方はこちらから
テーブルの選び方
テーブルは、使うチェアの高さに合わせるのがベスト!
一つ前の項目「キャンプチェアの選び方」でおすすめした「ロースタイル」は座面の高さが30㎝前後
「ロースタイル用チェア」と組み合わせて使うなら、高さ40cm程度のテーブルがちょうど良いです。
他にもテーブル選びには次のポイントも要チェック
- テーブルの横幅の長さは50㎝以上だと使い勝手が格段にUP
- 収納時のサイズ感は移動手段で判断
- 天板の材質は迷ったらアルミがおすすめ
▼テーブルの選び方、おすすめのテーブルについて詳しく読みたい方はこちらから
ソロキャンプ用タープの選び方
タープとは、日差しや雨から道具などを防ぐ屋根のこと。
テント前にいすやチェアを置くリビングスペースも作れます。
でも、タープって絶対に必要なの?
なくても困らないけど、より快適に過ごしたいならタープはあった方がいいね!
- 太陽の陽ざし、熱から身を守る
- 雨の日に荷物が濡れないで済む
- 落下物から身を守る(木の下にいると虫や葉っぱが落ちてくる)
- 荷物の置き場所ができる
- 他キャンパーからの視線を遮ることができる
快適な時間のために必要なタープ選びでは次の3つのポイントを注意したいです。
- 設営が簡単であること
- 軽量&コンパクトであること
- 自分の求めるスタイルに必要な性能が満たされていること
テント同様にタープも組み立てが複雑であればあるほど体力が必要です。
設営が簡単でコンパクトなタープにしましょう。
おすすめは「ヘキサタープ」という種類のタープ。
ヘキサタープは五・六角形 のタープのこと。
- 設営が比較的簡単でひとりで立てられる
- ポールが2本しかないので荷物が少なく済む
- 使える面積(日陰になる面積)が広め
ヘキサタープは見た目もかっこいいね!
▼タープの選び方・おすすめのタープ商品について詳しく読みたい方はこちらから
焚火台の選び方
「初めてのソロキャンプでやりたいこと」と言ったら「焚火」と回答する方が多いのではないでしょうか。
初めてのソロキャンプでは、焚火しながらお酒を飲むの!
そんな魅力的な焚火をするのに焚火台は必須アイテム。
ソロ用の焚き火台を買うときは、次の3つのポイントに着目しましょう。
- 交通手段に合わせて重量を選択
- 火床のサイズをチェック
- 耐荷重も要チェック
交通手段に合わせる
焚火台は、徒歩キャンパー向けの軽くて薄いコンパクトなものから車キャンパー向けの重量級まで様々。
あなたの交通手段に合わせて選びましょう。
- 車で向かう方…女性なら重さ~3㎏まで
- バイクで向かう方…重さ1㎏以下が理想
- 徒歩で向かう方…軽ければ軽いほど良い。500g以下を候補に。
火床のサイズは要チェック
ホームセンターやキャンプ場で売られている薪の長さは30~40㎝が多いです。
買った薪をノコギリで切らずに済むように、火床サイズは長さ30㎝以上あると安心。
火床=薪を置く場所のことだよ。
料理好きな方は耐荷重も要チェック
焚火は燃え上がる炎を楽しむだけではなく、火力を使って料理を楽しむこともできます。
焚火料理をする場合、焚火台に「薪の重さ」+「料理道具」の重さが加わります。
焚火台の耐荷重がどのくらいなのか?チェックしておきましょう。
焚火台さえあれば焚火ってできちゃうの?
焚火をするのに、焚火台だけではなく他にもいくつかアイテムが必要です。
- 薪を割るための道具
- 火をつけるための道具
- 熱を防御するための道具 など…
▼焚火の必須道具について詳しく読みたい方はこちらから
ソロキャンプの始め方 STEP5 ソロキャンプに適したキャンプ場を探そう!
次のステップではキャンプ場探しをします!
道具をばっちり準備しても、キャンプ場選びを間違えると楽しむことができません。
- 道路が近く、車が頻繁に通ってうるさかった
- 民家が周りにたくさん建っていて、非日常感がなかった
- トイレがすごく汚くてつらかった…
こんな思いをしないためにも、ばっちりと事前に調査して素敵なキャンプ場を見つけましょう!
宿泊したいキャンプ場の条件を決めよう
まずは、次の5つのポイントに沿って、あなたが宿泊したいキャンプ場の条件を決めましょう。
- サイトの種類はどうするか
- 車やバイクが入れる場所にするか
- ソロ専用サイトを利用したいか
- 利用料は無料?有料?
- 自宅からどの程度の距離の場所にするか
サイトの種類はどうするか
テントなどを設置できるフィールドのことを「サイト」と呼びます。
サイトには、区画サイト・フリーサイトの2種類があります。
サイトの種類 | 特徴 | メリット | デメリット | どんな人向け? |
---|---|---|---|---|
区画サイト | テント等を立てられる範囲が決められている | プライベート感を保てる | テントやタープの大きさに制限がかかってしまう | 初心者さん |
フリーサイト | 広大な敷地内の好きなところにテント等を立てられる | 広く使うことができる | 場所選びを間違えると不便な思いをすることも… | キャンプ慣れしてる方 |
はじめは難しいことを考えずに済むので、立てる場所が決まってる区画サイトを使うようにしましょう!
車が入れる場所にするか
サイトのすぐそばに車やバイクが止められる「オートサイト」というものがあります。
値段が少し高いことが多いですが、初心者・女性の方はオートサイトがおすすめです!
荷物を運ぶのに、駐車場とサイトを何度も往復するのは疲れるからね…
ソロ用サイトを利用するか
ソロキャンプブームのおかげで「ソロキャンパーだけが使える専用サイト」があるキャンプ場が増えています。
- 人が少ないのでとても静か
- 一人の時間に集中できる
- 利用料が安い場合が多い
- ソロは男性が多いので、女性はちょっと不安かも
- トイレや管理棟が離れてる可能性がある
- ソロ用サイトだからと言っても隣がソロではない場合がある
「ソロ用サイト」と言うと、周りにいるキャンパーさんもソロだとイメージしがちですが、
単に小さいサイトというだけで、周りはファミリー・グループだったなんてこともあります。
事前調査が大切なんだね!
▼ソロ用サイトがあるキャンプ場はこちらの記事でご紹介してます。
利用料は無料?有料?
お財布にありがたいことに無料のキャンプ場もたくさんあります。
でも、初心者・女性の方には”有料”のキャンプ場をおすすめします。
無料だとこんなことがあるかもしれません
- 無料なので誰でも入れてしまう
- マナーが悪い人がいることも…
- コスト縮小のため設備が整ってない
- トイレなど掃除が行き届いてない可能性も
- 管理人さんがほぼいないので無法地帯…
有料のキャンプ場で、安心・安全に楽しいキャンプ時間にしたいですね。
自宅からの距離は?
あなたの移動手段が、車なのか自転車なのか徒歩なのかによりますが、
初心者のころは、1~2時間程度で行けるキャンプ場がおすすめ。
なるべく近いところで体力温存だね!
ソロキャンプに適したキャンプ場の探し方
宿泊したいキャンプ場の条件を決めたら、いよいよキャンプ場探しです。
キャンプ場探しには「Googleマップ」を使うのがおすすめ。
「Googleマップ」でのキャンプ場の探し方
▼もっと詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
初心者の方が知っておきたいソロキャンプノウハウ集
最後に、ソロキャンプをする上で覚えておきたいキャンプノウハウ集をお伝えします。
初めての焚火でも確実に薪に火をつける方法
初めてのソロキャンプでは焚火をやりたい!という方も多いですよね?
でも、普通の生活を送るうえで焚火をしたことがあるという方は少数派。
そんな生まれて初めて焚火に挑戦する方に向けて、こちらの記事で焚火のやり方を解説しています▼
もやい結びの結び方
キャンプをする上でテントやタープを立てるのに「ロープワーク」を使う場合があります。
ロープワークってなに?
テントをピンッと張るのにロープを使うことがあります。
このとき、テントに頑丈にロープを結びつけるために使うのがロープワークです。
ロープワークの定番中の定番「もやい結び」だけでも覚えておくと怖いものなしです!
「もやい結び」のやり方はこちらでご紹介しています▼
夏キャンプを少しでも快適にする方法
夏はキャンプのオンシーズン!なんて言われます。
でも、ここ最近は連日35℃以上という猛暑の夏が多いです。
そんな厳しい暑さの中でも涼しく過ごせるように、暑さ対策7つをこちらの記事でご紹介しています▼
冬キャンプの寒さ対策
冬キャンプが好きなソロキャンパーさんは非常に多いです。
なぜなら…
- 人が少ないので静かに過ごせる
- 虫がほぼいない
- 夜の星空がすごくキレイ
こんなメリットがあります。
私も冬のキャンプが一番好きです
でも、場所によっては気温が氷点下になってしまうことも…
そんな厳しい寒さの中で暖かくソロキャンプをする方法をこちらでご紹介しています▼
ソロキャンプが疲れる?そんなときに取りたい対策
ソロキャンプの場合、最初から最後まで一人なので疲れちゃう、という方もいらっしゃいます。
でもちょっとした工夫の積み重ねで、キャンプの疲れはたまりにくくなります。
- キャンプ前の準備
- 持って行く道具
- キャンプ場での過ごし方
これらをちょっと工夫するだけで、格段に楽にキャンプができます。
詳しくはこちらでご紹介しているの気になる方はチェックしてください▼
【まとめ】失敗しないソロキャンプの始め方!
今回ご紹介した5つのSTEPをたとれば、心配症なあなたもソロキャンプが出来るようになります。
ソロキャンプデビュー前は色々と不安もあるかもしれません。
でも、ソロキャンプをすることで
- 日ごろのストレスが洗われます
- 休みがとても待ち遠しくなります
- 熱中できる新しい趣味にもなります
日々の生活にとても張りが出ますよ。
- 社会に疲れている
- 仕事に悩殺されている
- ストレスが溜まっている
- なんだかぼーっとしたい
こんな風に心が疲れている方こそ、日常の煩わしさなんてぜんぶ忘れて、大自然の中で自分のためだけの時間を過ごす楽しさを味わってほしいです。
この記事をきっかけに、あなたの素敵なソロキャンプデビューが来ることを祈っています。
素敵なソロキャンプライフを送ってね!